収入の何割を投資する?
収入のうち何割を投資に回すべきかの答えは、簡単です。
収入から最低限の生活費と生活防衛費(半年から1年分の生活費)を引いて、余った金額は全て投資に回すべきというのが私の考え方です。
割合で計算する必要はありませんが、税引き後の手取りが30万円/月、生活費が20万円だとすれば、月収の10%〜30%程度の割合で投資ができるはずです。
企業の投資割合
企業の投資額は「研究開発費」として現れます。

日本企業の研究開発費は売上高に対して3.38%程度(2018年時点)です。個人と比較するのであれば、純利益比率で計算するべきですが、企業もそこそこ投資をしているという印象ではないでしょうか。
さらに企業の研究費と売上高の相関は高く、研究費が大きいほど売上も大きくなります。

結局は個人も企業も自分に投資をしなければ成長しません。このデータを見て思うのは、現在自分に投資をしてない個人の未来はどんどん暗くなるばかりということです。
投資できるうちに自分の能力や資産へ投資を続けるべきです。
国別の研究開発費
世界で最も研究開発費が多いのが米国。次いで、中国です。

経済成長著しい国ほどお金を投資に回していますし、逆に研究開発費が上がらない国ほど成長もしません。
まとめ
「収入の何割を投資するのか」という問題は、将来自分がどれだけ成長したいのかとイコールだと思います。
沢山成長したいのであれば、余った資金の中からできるだけ多くの投資をすれば良いですし、現状維持で良いのであれば、貯金を多めに持つという考え方になりそうです。