バフェット流、目標の決め方
著名投資家ウォーレン・バフェット氏がパイロットのスティーブに対して、成功するための目標の決め方をレクチャーした話があります。
その方法は5つのステップによって完成します。
Step1. 25の目標
まず最初にやるべきことは、今後数年間もしくは一生涯でやりたいことのリストを作ることです。自分にとって重要だと思えることを全て挙げ、その中からTOP25を選出してください。
Step2. TOP5を選択
25個のリストができたら、次はその中から最も重要な5つを選択します。
5つに絞るのは不可能だと思っても、必ず5つ以内に絞る必要があります。その5つは自分の人生にとって絶対的な最優先事項であると確信することが重要だからです。
Step3. TOP5の計画を作成する
目標を5つに絞ったら、その目標に取り掛かる時期とアプローチ方法についてバフェットはスティーブに訪ね、話し合いを重ねました。
Step4. Under20を徹底的に避ける
TOP5の計画について話が終わり、リストで丸をつけなかった20項目についてはどうするのかとバフェットがスティーブに尋ねると「残りの項目も重要なので並行してやるつもりだ」と答えたそうです。
これに対して、バフェットは「それは違うよ、スティーブ。丸をつけなかったものすべて『何としても避けたいリスト』になっただけ。トップ5を成功させるまでは何があっても注意を払う必要はない」と言ったそうです。
Step5. 夢を妨げる存在を知る
大抵の成功しない人は、自分のやりたくないことに時間を使ってしまうものです。バフェットは優先順位の低い物事こそ「最も有害である」と指摘しています。
期限のある大切な時間は自分が本当に叶えたいことにこそ使うべきだと教えてくれています。
まとめ
目標と計画までは誰でもやりそうですが、「絶対に避けるべきリスト」を作るところまでは考えが及ばない気がします。
人生を振り返ると、無駄な時間を過ごすことが多く、結局何も出来なかったことは、少なからず誰でも体験していると思います。
自分の目標が1つ、ないし、2つ程度に絞れていれば迷わず、結果が出やすくなると思いますし、ブルースリーも同じような名言を残しています。
一万種の蹴りを一度だけ練習した男は怖くないが、一つの蹴りを一万回練習した男は恐ろしい。