仕事やめたら何ヶ月後に詰む?
「明日仕事やめたらいつ詰む?」という診断サービスを提供するgoke.workが会社員385人を対象にした調査結果を発表しました。

調査結果としては、51%が10ヶ月以内に経済的困窮状態に陥ることになります。反対から見ると、41%は1年以上仕事がない状態に耐えられるデータでもあると思います。
生活防衛費は何ヶ月分必要?
マイナビの調査(2021年)によると、転職に必要な期間は80%以上が3ヶ月以内と回答しています。
転職期間 | 2021年 | 2020年 | 2019年 |
1週間未満 | 8.5% | 9.4% | 9.1% |
2週間未満 | 13.9% | 12.7% | 9.9% |
1ヶ月未満 | 23.3% | 17.5% | 18.7% |
2ヶ月未満 | 23.0% | 20.9% | 21.3% |
3ヶ月未満 | 11.5% | 13.3% | 14.5% |
半年未満 | 8.4% | 12.2% | 12.1% |
1年未満 | 6.9% | 9.5% | 8.7% |
1年以上 | 4.5% | 4.4% | 5.5% |
3ヶ月以上の転職期間を要する人は全体の19.8%、1年以上となるとわずか4.5%程度という結果です。
必要な生活防衛費は次の就職先から給料が振り込まれるまでの生活費を補填できるものという考えであれば、ほとんどの人は3ヶ月分の生活費があれば、それ以外の資金については余剰資金となり、投資などの資産運用に回すことが可能となります。
まとめ
ここまでは平均的なデータを紹介してきましたが、個別の状況を判断することを忘れてはいけません。
転職の目的や個々の能力によっては平均よりも沢山の時間を要する場合があると思いますし、業界を変えるのであれば、必要なスキルセットを用意するために出費が嵩むこともあります。
未来を完全に予測することは不可能ですが、ある程度の算段を持って生活防衛費を考えておけば、それ以外の余剰資金は何か他のことに有効活用できる可能性が生まれるはずです。