厚切りジェイソン氏の節約術
忙しい主婦の味方でもあるレタスクラブにて、厚切りジェイソン氏の節約術が紹介されていました。
各メディアで何度も取り上げられる厚切りジェイソン氏のストイックな節約術が凡庸な私にも真似や実践ができるのか気になりましたので検証してみたいと思います。
飲み物は持参する
ジェイソン氏は飲み物を買わず、なるべく家から持参するそうです。
僕はコーヒーが好きで毎日2L飲むんだけど、外出先でペットボトル飲料を買うことはないよ。今は、業務スーパーで買った2Lの炭酸水の空のペットボトルに、業務スーパーで買ったインスタントコーヒーを溶かして持ち歩くスタイルに落ち着いている。
1日2Lのコーヒーは飲み過ぎじゃないか(笑)
最近ではテレワークの人も増えていると思うので、自販機やコンビニでコーヒーを買わない人も増えているはず。2Lほどデカくはなくても水筒を持参すれば、同じことができるので、これは誰でも真似しやすい。
最近では真空断熱で保温効果が高く、食洗機にも対応しているモデルなど、便利でおしゃれな水筒が手軽に買えますからね。1年使えば元は十分取れると思います。
移動は徒歩から考える
ジェイソン氏はとにかく歩くとのこと。
都内で仕事があるときは徒歩移動を基本に考えて、10〜15km程度は歩いていく。交通費の節約になり、健康にもいいんだ。歩いている間はポッドキャストで金融関係の情報を聴いているから、時間も有効活用しているよ。
最近ではオーディオブックやVoicyなどの音声コンテンツが充実しているので、歩くことも苦にならない人が増えいると思います。歩くことで幸せホルモンであるセロトニンも分泌しやすくなるし、精神的にも健康を手に入れられるなら、逆に歩く時間はどこかで確保しておきたい。
ただ約束の時間に間に合わなかったり、汗の臭いや疲れすぎて仕事のパフォーマンスが落ちてしまうと本末転倒。個人ごとで歩きやすい距離と時間を見つけられるかが鍵ですね。
さすがに10〜15kmを頻繁に歩くのはしんどいかもしれない
新品の服は買わない
ジェイソン氏は新品の服を買わないし、飲み会にも行かないとのこと。
僕の服は、衣装で使ったものをスタイリストさんにもらったり、子どもはお下がりやアメリカの古着屋で買ったものなど、基本的に新品は買わない。ビジネス上の会食以外は飲み会に行かず、夜は家で妻のおいしいごはんを家族で食べる。そのほうが満足できるからね。
一般的な人にはスタイリストもいなければ、服をもらう機会はありません。
日本に住んでいれば古着屋よりもユニクロやZARAなどに高品質かつ低価格の服は沢山並んでいるので、どちらかというとファストファッションを利用する方が効率的な制約術として利用しやすいはず。
他にも色々な節約術
その他の節約術としては、以下の項目もありました。
- 飲み会にも行かない
- 安い代用品を使う
- スーパーで節約
家族との食事を優先したり、中華スマホを使うなどで出費を抑えるとのこと。詳しくはレタスクラブの記事をご覧ください。
飲み会の頻度を下げたり、最新iPhoneを買わなかったりなどの出費は人によっては「無駄」と判断できることかもしれませんが、全ての人にとって「飲み会に価値はない」とは言えないと思います。
人を巻き込むのが上手な人、飲み会で人脈が広がる人など、ようはお金やサービスをどう使うかが大事であって「消費すること」自体が悪ではないと思います。
ただ、ジェイソン氏の場合は飲み会や最新スマホにお金を使うよりもVTIに投資をする方が有意義な使い方として認識されているんだと考えます。
普通の人でも真似できる?
今回紹介されたジェイソン流の節約術を私自信が真似できるのかを考えてみました。以下、◯が実践可能、✖︎は実行不可能(もしくは、実行したくない)ものという意味です。
節約術 | 実行可否 |
飲み物持参 | ◯ |
移動は徒歩 | ✖︎ |
服を買わない | ✖︎ |
飲み会へ行かない | ◯ |
安い代用品を使う | ◯ |
スーパーで節約 | ✖︎ |
スーパーでの節約は生活圏内に便利で安いスーパーがあるかどうかにも関わってくると思います。10キロ先、20キロ先にしか激安スーパーがない場合だとわざわざそこまで買いに行くかは微妙です。
ただ自分の欲しいものしか買わないとか、安いうちにストックしておくとかなら普段もしているので、限られたリソースでは節約になるよう考えて行動は可能だと思います。
皆さんはジェイソン流の節約術をどこまで真似できますでしょうか。