NTT株の長期保有

2022年10月時点ではトヨタ自動車の次に時価総額が高い日本企業であるNTT(日本電信電話株式会社)。KDDIとソフトバンクと並んで日本の通信事業の基盤となる企業であり、昨年の売上高は12兆円を超える大企業です。

よりNTTの詳しい事業内容を知りたい方は以下の記事をご覧ください。


投資家界隈では高配当株としても有名であり、連続増配実績は12期を記録しています。

NTT配当実績



年間配当金はいくらになる?

累進配当を続けるNTT株に対して、2010年から毎年120万円(月換算で10万円)を投資すると、年間配当金はいくらもらえるのか。IRバンクの数字を使いながらシミュレーションしてみました。

NTT配当シミュレーション


初年度である2010年時点では120万円の投資に対して、366,00円(グラフでは4万円)の配当金しかありませんが、13年目となる2022年になると年間配当金額は111万円を超えてきます。

2022年10月11日終値時点で更に120万円を買い足せば、総保有資産は3,994万円(投資額1,680万円 + 運用益2,314万円)となり、来年の3月と9月を合わせた年間配当金額は119万円となる見込みです。

昨今は米国株の高配当株投資が注目されますが、日本株でもこのような高い実績を出すことができる銘柄があるというのは嬉しい限りです。

これを更に10年、20年続けることによって、新卒一人分の年間給与が稼げるほどのマネーマシンになるかもしれませんし、高配当株投資に興味がある方は、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。