Bitcoinが暴落する理由

今年のBitcoin相場は強烈です。

2022年1月時点では1BTC = 538万円をつけていたビットコインですが、9月には250万円を切るところまで下がりました。

その差分は「-53%」

半値以下です。


月間のパフォーマンスで見ると、1月、4月、5月が15〜17%の下げ相場となり、6月には34%を超える大きな下げ相場が訪れました。

bitcoin monthly returns
出典:coinglass

理由はいくつかありますが、最も大きい要因は米国の利上げ、インフレによる景気後退への懸念です。


米国株との相関

ビットコインは米国株と強い相関関係にあり、株が下がればビットコインも下がる構造になっています。

BitcoinとS&P500の相関係数


相関係数の一般的な見方として-0.4〜+0.4の範囲内にある時は両者の値動きに「相関はない」と判断され、0.7以上になると両者の値動きに強い相関関係があると判断されます(相関係数は-1~+1の範囲内でしか動きません)。

仮想通貨界隈では2014年にマウントゴックスという取引所から大量のビットコインが盗まれる事件が起きたのですが、その事件以降からビットコインはS&P500との値動きに強い相関関係を表しています。

2018年にまた相関係数が下がりますが、そこもコインチェック事件といって取引所から仮想通貨が盗まれたことにより仮想通貨市場が大暴落した時です。

相関する理由として、仮想通貨と株式投資のプレイヤーが似てきていること、機関投資家や大手企業がビットコインを大量に保有し始めていることが関係していると思われます。

bitcoin number of addresses with balance ≥ 1k
出典:MacroMicro

上記はビットコインを1,000BTC以上保有するアドレス数の推移(青線)です。

米国株のように先行する指標ではありませんが、大量保有する投資家が増えるほどビットコインは長期的に上昇しやすい傾向にあります。

今後も企業の保有比率が上がったり、金融機関の取り扱い銘柄として普及が進めば、相関関係が低くなる可能性がなくなると考えられます。