投資だけで生活してる人の呼び方は?

投資だけで生活している人の呼び方としては「専業(せんぎょう)投資家」というのが一般的です。対して、労働収入を得ながら投資でも利益を求めている人のことを「兼業(けんぎょう)投資家」と言います。

それ以外にも「トレーダー」という呼び方もありますが、トレーダーは”取引を頻繁に繰り返す人”という意味合いが強く、株を買ってから売るまでの期間が短く1日(デイトレーダー)もしくは数週間で何度も売買を繰り返すスイングトレーダーのことを呼ぶ場合が多いです。

逆に売買期間が長く、株を長期保有する投資家(取引はあまりしない人)のことは「長期投資家」というのが一般的です。


投資だけで生活している人の割合

投資だけで生活している人の割合を正確に測ることはできませんが、国税庁のデータを使えば、確定申告している人の数でおおよその割合を算出することが出来ます。

以下は所得階級別の他の区分に該当しない所得者の割合(令和2年度)をグラフ化したものです。

所得階級別、他の区分に該当しない所得者の割合


「他の区分に該当しない所得者」というのは確定申告で利子所得、配当所得、退職所得、一時所得のいずれかを申請した人となりますが、他のデータで検証したところ約8割は配当所得に分類されると推測しています。

つまり、上記割合のうち8割は株で利益を上げているということになります。

しかし、利益額ついてはわかりません。たとえば年間所得が400万円ある人の内訳で1割が配当所得なのか、9割が配当所得なのかはわからないということです。


投資家と呼べる範囲

漫画で収入を得る人のことを「漫画家」と呼び、小説を書く人のことは「小説家」というわけですが、投資家はどこまでが投資家だと呼ぶべきでしょうか。

私自身は毎月1円でも投資をしているなら投資家と呼ぶべきだと思います。仮につみたてNISAで毎月数千円から数万円の投資を継続しているのであれば、それは十分「投資家」だと思います。仕事をしながらNISAやiDeCoを継続しているのであれば「兼業投資家」と名乗るべきでしょう。

人によっては投資だけで生活できるぐらいの収入を得ている人のことを「投資家」と認識する場合もあるかもしれませんが、そもそも投資で利益を出し続けるのは難しく、そんな人は日本には100人に1人もいないと思いますし、名乗らずともメディアやSNSでは取り上げられ、有名な投資家として周知の事実になっているはずです。