人生お金が全てだと思える瞬間

お金が無いことで不遇の境地に立たされたり、お金があることで幸せを感じたことはありますか?「もっとお金あれば◯◯してたのに」「貯金が増えたことで人生が安定し始めた」と考えることは誰にでもあり、以下のような体験でお金の重要性に気付かされます。

【人生お金が全てだと思える瞬間】
  • 欲しいと思う商品ほど値段が高いと思い知らされた
  • 活躍している有名人の実家が金持ちだと知った
  • 宝くじなど高額所得で人生が変わった人を見た
  • 金銭トラブルで喧嘩している人を見た
  • 収入が減ったら周りの対応が変わった
  • 収入が高くて異性からモテた
  • お金が払えなくて夢を諦めたことがある


学力は親の収入に比例

人生にはお金があることで優遇される環境、お金が無いことで陥る環境が沢山あります。

その1つが学力と親の収入です。

2014年に行われた「児童の学力と家庭の経済状況の関係」の研究結果によれば、親の年収が高いほど子供への教育支出が高くなり、学力も比例して向上するという結果が出ています。

教育支出と子どもの学力
出典:平成25年度 全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)の結果を活用した学力に影響を与える要因分析に関する調査研究

上記は親が子供への教育支出と子供のテストの正当率になります。教育費をかけるほど子供の学力が高く、以下の記事でも説明しておりますが、教育支出は年収に比例することもわかっています。



加えて、参議院事務局によれば、労働生産性は学歴と就職先に比例するというデータもあります。

学歴と労働生産性
出典:参議院事務局

これらのデータは生まれ持った才能や後天的な努力より実家の年収や就職先などの環境によって、学歴や生涯年収に差が生まれる可能性が高いということを証明しています。

これが真実なのであれば、お金持ちの家系は一生お金持ちである可能性が高く、お金のない家系がお金持ちになる可能性は低いということも言えます。


刑務所入所者と学歴の相関が高い

学歴は犯罪率にも影響する可能性が高いかもしれません。

2021年時点での新受刑者の教育程度を見ると、犯罪者の約9割が高卒以下であり、大学(在籍、中退、卒業)の割合は全体の10.96%という結果でした。

受刑者の教育程度


日本では本人の努力次第で人生何とかなる部分がほとんどかと思いますが、親の年収が低く、学力が低くなれば、犯罪に関わってしまう可能性も高くなるかもしれません。


高所得者ほど結婚する

最後は年収別の結婚率です。

年収別未婚率
出典:東洋経済オンライン

グラフを見れば年収が低いほど未婚率が高いことがわかります。

結婚、出産、子育てにはお金がかかることは明確ですし、子育てすることにより自分自身にお金が使えなくなることも本意ではないはず。

「世の中お金だけでは無い」という主張は否定は出来ませんが、お金で決まることも多いのかなと思います。


まとめ

私自身「人生はお金が全てだ」とは思いません。

ですが、お金が無いことでストレスが増えたり、交友関係が狭まる、行きたいところへ旅行することもできない、新しいことを学んだり経験するのにもお金がかかるなど、お金や経済状況によって不遇の事態に陥ってしまう可能性は高いと思います。

だとするなら、少しでも自分の手元にお金を残して置けるよう、投資や節約などの資産運用に力を入れておくべきだと考えます。