S&P500とRussell2000を比較

投資先をVOOとVTIで迷ったり、全世界株式インデックスに投資をする際にもMSCIとFTSEで迷う時があると思います。

つまり、大型株のみに投資をするのか。

もしくは、中小型株も含めたETFもしくは投資信託へ投資すべきなのか。

議論される機会は多いと思います。

今回は米国の大型株であるS&P500と中小型株指数であるRussell2000を比較していきたいと思います。


株価成長率の比較

まずは1987年末の株価を「1」とした場合、2022年7月までにどれほど成長しているのか、両者の成長率を比較していきます。

S&P500vsRussell2000(株価成長率)

1987年以降の成長率を見ると、2003年〜2020年末までの成長率は常にRussell2000が高い状況です。

S&P500(大型株)のパフォーマンスが優れていた期間は36年間のうち11年間のみ(全体の3割程度)です。

【S&P500がRussell2000を上回った期間】
  • 1989年ー1991年(3年間)
  • 1997年ー2002年(6年間)
  • 2021年ー2022年7月(1.5年間)

Russell2000は1987年から現在までの36年間のうち、7割近い期間で勝ち続けたわけです。


暴落時の下落率を比較

次は株価暴落時の年間リターンを見てみましょう。

S&P500vsRussell2000(年間リターン)

2000年以降のITバブルとリーマンショックではS&P500の方が下落率が高くなっています。

対して2018年の世界同時株安と2022年のロシアーウクライナ侵攻期においては、Russell2000の方が大きく下落しています。

暴落の種類によっても下落しやすさが変わるため、今後のRussell2000が暴落しやすい相場が続けば、今度はS&P500が長い間Russsell2000のパフォーマンスを上回る可能性も否定はできないです。


まとめ

S&P500とRussell2000を比較してわかったことは以下の通りです。

【S&P500とRussell2000を比較】
  • 両者の相関は非常に高い
  • 過去の株価はRussell2000が強い
  • 暴落の種類によって下落率は変わる
  • 今後の株価成長率はわからない