年収200万円で豊かに暮らせるか

先日、以下のツイートが話題となりました。


このツイートに対して、以下のようなリプが目立っていました。

【実際こんなリプが寄せられてました】
  • 豊かに暮らせるわけがない。
  • 収入増やさず貧しさに慣れていくの何で?
  • 節約でハッピーなのは経済的余裕がある人で困窮していたら思えない。
  • すぐ生活保護、綱渡りしすぎ。
  • 年収200万なら雑誌は高くて買えない。
  • もうこういう本はいらない。

豊かが何かにも寄りますが、やりたい事が叶って、満足のいく暮らしが出来るかを想像すると、日本のどの地域であっても年収200万円で実現するには中々難しいようにも思えます。


日本人の平均支出

日本人の平均的な支出を調べてみると、住宅費を抜いた価格では一世帯あたり約26万円となっています。

家計の消費支出
出典:総務省

仮にそれと同じ割合で年収200万円の人が使える支出を計算すると、以下の通りです。

年収200万円(手取り月14万円)想定の生活費
項目 支出額
食料26,654円
住居6,135円
光熱・水道9,360円
家具・家事用品3,759円
被服及び履物3,652円
保健医療4,840円
交通・通信14,554円
教育8,334円
教養娯楽9,898円
その他の消費支出18,204円
住宅費34,610円
合計140,000円

食費が2.6万円なので、1ヶ月90食食べる計算の場合は一食当たり300円しか使えません。

衣服はたった3,652円なので、ユニクロコーデでもジャケット、パンツ、インナーなど揃えられるかギリギリです。。

何より貯金は1円も出来ないので、友達の結婚式や自身の病気など突発的な支出が出た場合は借金するか、生活保護を受けるような選択肢がすぐ近くなります。


お金があっても豊かな暮らしが出来ない場合も一部あるかもしれませんが、多くの人にとっては年収200万円以上の収入がある方が豊かな生活が出来そうです。

節約は大事ですが、収入を上げていくことを忘れてはいけませんね。