2021年に生まれた日本人の子ども(出生数)は811,604人で1899年以降で最少となったことが話題です。
少子高齢化が深刻となる中で前年より3.5%(29,231人)も少なくなり、6年連続で減少傾向。
国の推計より6年も早く少子化が加速していることが問題視されています。
日本の出生率と死亡率
厚生労働省から発表されている「人口動態統計」より1899年以降の出生率と死亡率を見ると、以下のように推移しています。

出生率は1949年まで3%以上を維持していましたが、その後は大きく下落し、1991年以降は1%を下回るのが現状です。
海外では教育費の無償化、免税、育児にかかる費用の支援など様々な対策が行われる中、日本は出生率改善対策に対して、ほとんど対策出来ていないのですから当然の結果です。
近年の日本では災害などの影響もあり、東日本大震災があった2011年をきっかけにして死亡率は1%以上を推移し、出生率の減少とともに人口減少が進んでいます。
また出生率が死亡率を下回ったのは2005年。
両者の差は年々大きくなり、人口減少は加速しています。
このような現状でも子供や子育て世代の若者に投資をしない日本。
ちょっと、どうかしてますよね。