日本の消費者物価指数2%超

最近のガソリン代や電気代、高くありませんか?

世界的な原油高やコロナ対策による量的緩和により世界中の物価が高騰する中、デフレ体質(物価が上がらず、安いまま)の日本でさえも、消費者物価指数(CPI)が前年比2%を超えたことがニュースとなっています。

【消費者物価指数(CPI)とは】
    消費者物価指数は、全国の世帯が購入する商品やサービスの価格変動を時系列的に測定するための値です。

今回は総務省のHPから具体的にどのような物やサービスの価格が上がっているのか、品目毎にランキング形式で見ていきます。


消費者物価指数の変化率ランキング(前年比)

まずは1年前の2021年4月と2022年4月のCPIの変化を見ていきましょう。

CPI年換算(2022年4月)
出典:【総務省】消費者物価指数(CPI)

最も上昇しているのは「他の光熱」

品目定義で見ると、石炭、まき、れん炭、木炭、豆炭 、カートリッジ式ガスボンベ、ドライアイスなどが含まれます。

アウトドアを趣味にしている人や家や別荘に薪ストーブがある人はこの辺りの価格に触れる機会が多いのではないでしょうか。

価格は去年と比べて26%も上昇しており、電気代やガス代以上に値上がり率は深刻です。


また生鮮食品(野菜、魚介、果物)などの値上がりも著しく、玉ねぎの価格高騰などがニュースになるほど食費の圧迫はさけられない状況となっています。

たばこも去年に比べて6%ほど値上がりしており、節約するなら早いタイミングの方が賢明です。


逆に大きく値下がりしたのは、菅政権時代に大きく見直された大手キャリアの通信費でした。


消費者物価指数の変化率ランキング(年初来)

次は2022年1月から2022年4月までの値上がり率を調べてみました。

2022年4月CPI


今年最も値上がり率の激しい品目は「家庭用耐久財」です。

家庭用耐久財は電子レンジ、炊飯器、ガステーブル、掃除機、洗濯機などが分類されるカテゴリです。

中でも価格が高騰しているのが「冷蔵庫」でした。

2022年1月から4月までの価格変化率は+50.89%だそうです。

それ以外にも衣類関連ではシャツやワンピースなどが値上がりしており、新生活に向けた衣替えでも出費が増している様子。


今後も電気代やガソリン、食品などを中心に値上がりが続くと予想されます。

買うものと買わないものの区別や、買い物の工夫をしておかないと、単純に生活費が圧迫されてしまうので、注意しておきましょう。


各自治体も支援

今回の物価高騰を受けて、自治体によっては消費者負担を支える動きもあります。

大阪市では、8~10月検針分の上下水道料金の基本料金(計4620円)を全額減免することを発表しています。

宮城県伊具郡にある丸森町では、子どもがいる家庭に地元のブランド米を無料で配る取り組みを開始。

各自治体の取り組みにも注目されますので、対象者は申請などを忘れないことも重要です。