Netflix、ランキング1位から転落
Oriconが発表する「定額制動画配信ランキング」において、2017年の調査開始以来4年連続で1位を獲得していた「Netflix」
2021年11月のランキングでは2位に転落し、Disney+が首位を獲得しました。

Netflixの強み
Netflixといえば、2021年3Q(7〜9月期)の売上高$7,483M(約8,499億円)、営業利益$1,755M(約1,993億円)、有料会員数2億1,356万人を誇る世界最大級の動画配信サービスです。
以下はNetflix有料会員数の推移(2013年1Qから2021年3Qまで)となります。

オリジナル作品である海外ドラマコンテンツが豊富で、最近では「イカゲーム」という日本のカイジ作品のようなコンテンツが話題となっています。
Netflixの有料会員数はコロナの影響によって2020年に大きく躍進しました。

しかし、2021年においてはその勢いが減速しています。
一方、サービスをリリースしたばかりのDisney+の有料会員数の増加には勢いがあります。
Netflixの契約者数が伸び悩み?会員は6月末で2億918万世帯、4~6月の契約数の伸びは約150万件、北米地域に限れば純減だった。https://t.co/iEC7L3Y2zy pic.twitter.com/vqKOC8p8Ao
— Gaz(ガズ)@資産運用ブロガー (@gazooblog) September 26, 2021
なぜDisney+に負けた?
Oriconのアンケート調査は対象が日本人です。
Netflixの日本ユーザに人気のコンテンツとしてはイカゲームの次に「無職転生」「ブルーピリオド」などアニメ作品が視聴されており、アニメ作品をどれだけ提供するかによってもランキングに影響すると言えます。
その点において、Disney+はアニメ作品が豊富というかアニメが主戦場となります。
2020年6月11日にから日本でスタートした動画配信サービスDisney+が今年はNetflixを抜いて1位を獲得した理由となるはずです。