皆さん、こんにちは。Gazです。

IRONとTITANという仮想通貨から学べる仮想通貨投資の教訓について話をしてみたいと思います。決してこれらの仮想通貨情報を発信したインフルエンサーを批判する目的は一切ありません。仮想通貨ではよくあることなので知識として皆様に知っておいて欲しいと思います。


今回の経緯

私自身、この事件が起きるまでにIRONとTITANという仮想通貨については全く知りませんでした。今回初めてこれらの仕組みについて調べてみたので、その内容を共有したいと思います。(誤って認識している可能性もあるため、その点はご了承ください)

まずiron.finance事業体がIRONとTITANという2種類の仮想通貨を発行しています。IRONはステーブルコインと言って1IRON = 1ドルを目指す仮想通貨となり、1IRONを1ドル分の仮想通貨(USDC)と交換することができます。TITANという仮想通貨はIRONとUSDCを交換すると無料で配られる仮想通貨となります。

IRONに限らずですがステーブルコインというのは常に1IRON = 1ドルということではなく、価格が1IRON = 0.99ドルや1.01ドルのように多少前後しますが必ず1ドルに価格が近づくように設計されるため安いときに仕入れて高いときに買い戻すという裁定取引(アービトラージ)に利用されることがあります。iron.financeはその特性とTITANという仮想通貨を無料配布することによって、投資家がより多くのUSDCをIRONとTITANに変更するように促しました。

そして、事件が起こるのはここからです。

IRONは1ドル付近の価格を維持しつつTITANは投資家がトレードを繰り返し続けるとによって価格が150円前後から5,700円付近まで上昇します。その間わずか2週間です。たった2週間で価格が約38倍に膨れ上がりました。

TITAN chart

その後、胴元(運営側)なのか大量ホルダーがIRONとTITANを一気に手放します。その結果としてTITAN17日の11時55分時点で1TITAN = 0.005円にまで下がり、ドルペッグされているはずのIRONの価格も1IRON = 0.6ドルでしか取引されなくなっています。

Iron chart

さらに衝撃なのはSTEELという仮想通貨を発行し、同じようなスキームを走らせようと公式サイトで発表をしておりました。


もっと噛み砕くと

仕組みが複雑ですよね。今回の経緯を理解しやすいように箇条書きで書くと以下の通りです。

  • 1.iron.financeが稼げる仕組みを構築
  • 2.その仕組みで投資家からUSDCを回収
  • 3.人気のピークで大量ホルダーが全売り

ここからは想像ですが、運営側と一部の投資家が大儲け。多くのIRON投資家は損失を発生させたと思われます。これが今回の内容の全容になります。


イケハヤさんについて

今回IRONを熱烈に情報発信していたイケハヤさんですが、SNSユーザの多くは彼に敵意を持つかもしれません。普段であれば知るはずのなかった仮想通貨が彼の大きな影響力で拡散されたことによってIRONに出会ってしまったことを恨んでいる人もいるのかもしれません。

ただし、見方を変えれば彼も被害者です。彼の長いネット活動を考えれば信用を下げてしまうことにもなりかねないことをブログやTwitterを使って大々的に情報発信するメリットがありませんし、むしろデメリットの方が大きいはずです。おそらく、このような結果になるとイケハヤさん自身も想定していなかったと考えられます。

さらに言えば、損失を被ったとしても最終的な投資判断をしたのは投資家自身です。「だれかに言われたから」というような言い訳は通用しません。投資は自己責任なんです。そう考えることで今後の投資判断は良い方向に改善されるはずです。


今回のまとめ

今回、私が皆様にお伝えしたい内容はたった1つです。

    「金融庁に登録されていない金融業者に資産を渡すな!」

この1点につきます。また別の記事でお話ししようと思いますが、このようなケースは過去に何度も起きています。今回が初めてではないんです。今後も何処の馬の骨かもわからない仮想通貨がたくさん出てきます。その度に騙されていてはキリがありません。だからこそ知識として知っておいて欲しいですし、絶対に私がお伝えしたルールを守って欲しいと思います。今回は以上です。


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