ビットコインの単位がどれくらいあるのかを知ってる人はごくわずかです。
さらに「Satoshi」という単位があることを知っている方は本当に稀な存在。
この記事ではビットコインの単位について説明していきます。
「Satoshi」以外にも複数の単位がありますので、計算方法も含めて解説していくつもりです。
この記事でわかること |
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1Satoshi(サトシ)とは
1Satoshi(サトシ)とは、ビットコイン(BTC)の最小単位となる小数点以下第8位を意味します。
一般的にビットコインは「BTC」という単位で数えられることがほとんどです。
最小単位である1Satoshi(サトシ)をBTCに換算すると以下のようになります。
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正直、ゼロが多すぎて「いくらだよ」と思ってしまいますが、SatoshiはBTCの1億分の1の単位ということになります。
1Satoshi(サトシ)の由来
Satoshiという単位が生まれた理由は、ビットコインの原案を書いた中本哲史(ナカモト・サトシ)氏が由来しています。
ビットコインのブロックチェーン上に記録できる最小単位が小数点以下第8位までであることから、最小単位が「Satoshi」と言われるようになりました。
ビットコインの原案に興味がある方はコインチェックブログに日本語訳されたものがありますのでご覧ください。
Coincheck Blog:日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]
1Satoshi(サトシ)はいくらか、円で計算
1Satoshi(サトシ)はいくらかを知るためには、今日現在のビットコインの価格を知る必要があります。
この記事を見てくださった方が今時点の価格を知るためにはCoinMarketCapで確認することをおすすめします。
以下のリンクからすぐにビットコイン価格を確認できるように設定しています。
Coinmarketcap:bitcoinチャート
この記事を書いた2019年9月11日現在のビットコイン価格は約110万円。
1Satoshiは1億分の1であると説明しましたので、現時点での1Satoshiは0.011円ということになります。
1Satoshiは1円の100分の1程度と、とても小さい単位となっています。
1Satoshiが1円を超えるには1BTCの価格が現在の100倍となる1億円を超えなければいけません。
BTCの価格は常に変動してているため、多少わかりやすく1Satoshi(サトシ)の価格とBTCの価格を比較してみると以下のようになります。
1Satoshi(サトシ)の価格 |
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1Satoshi(サトシ)を円以外で計算
1Satoshi(サトシ)を円以外で計算すると、どうなるでしょう。
1Satoshi(サトシ)をUSDで計算
USDはアメリカドル。
1ドル = 100円とした場合の1Satoshi(サトシ)の価格は以下の通りです。
1Satoshi(サトシ)の価格 |
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日本円で計算するよりもさらに単位は小さくなります。
Satoshi以外のビットコイン単位
ビットコインの通貨単位にはSatoshi以外にもいくつか存在します。
mBTC(ミリ・ビーティーシー)
距離を表す1m(メートル)という単位と1mm(ミリ・メートル)の関係と一緒で、mBTC(ミリ・ビーティーシー)は1BTCの1,000分の1の単位を意味します。
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μBTC(マイクロ・ビーティーシー)
μBTC(マイクロ・ビーティーシー)は1BTCの百万分の1を表す単位です。
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ビットコイン単位まとめ
紹介したビットコインの単位をまとめると以下のようになります。
単位 | BTC換算 | 円換算 |
1Satoshi | 0.00000001BTC | 0.01円 |
1μBTC | 0.000001BTC | 1円 |
1mBTC | 0.001BTC | 1,000円 |
1BTC | 1BTC | 1,000,000円 |
円換算は1BTC = 100万円の場合を想定して計算しています。