この記事で紹介するのはゲームを通してお金の仕組みを学ぶことです。

お金の仕組みを学ぶと、お金持ちがどうやってお金を増やしているかを理解することができます。


自分の子供をお金持ちにしてあげたいと思う親御さんも、これからお金持ちになりたいと考えている学生さん、社会人の方にとってもお金の知識がつく情報をまとめています。

ぜひこの記事をきっかけに、お金に困らない人生を見つけていきましょう。





子供に教えるお金ゲーム

子供にお金の仕組みを教えようとしても、なかなか理解できるものではありません。

ただし実体験に基づいて教えることができれば、効果的にお金を理解してくれます。


ゲームと聞くと、スマホアプリやボードゲームなどを想像するかもしれませんが、一旦ここではそういったものは必要ありません。

子供とのコミュニケーションの中で楽しめるゲームを紹介します。


家の借金を子供に教えよう

ほとんどの子供は親が借金をしていることを知りません。

借金をしていることを知っていたとしても、どのくらいの額面なのかを把握している子供はごくわずかです。


まずは家を購入するためにどのくらいのお金がかかっているのか、そして現在の住宅ローンはどのくらい残ってるのかを教えることが重要です。

負債(借金)の存在を理解することによって、財務三表の1つであるバランスシート(貸借対照表)の感覚を養うことができます。

バランスシートの感覚がわかると、親の収入サイクル(キャッシュフロー)や損益計算にも興味が湧くきっかけにもなります。


子供と食事代あてゲームをしよう

子供と食事をした際は、食事代がいくらだったのかを予想するゲームをしましょう。

食事代を予想するには、以下のような市場価格を予測しなければいけません。

  • 食材の原価
  • お店の雰囲気やサービスのクオリティ
  • 立地や地理的な価格相場
  • お店の付加価値 など

回数を重ねることによって食事以外でも市場価格を把握する感覚が養われるので、家族全員がお金に強いチームに育ちます。

子供にお小遣い帳を教えよう

家計簿アプリが節約ポイントや無駄遣いを教えてくれるように、子供も自分のお小遣いを管理することによって、お金の教養を養うことができます。

お小遣い帳サンプル
日付 項目 収入 支出 残高
4/1おこずかい1,000円1,000円
4/2マンガ420円580円
4/3ノート100円480円
4/4おてつだい500円980円
4/5貯金300円680円

上記のようにお金の収支と残高を一覧で確認できることがポイントです。

上手な使い方ができたり、お小遣いを翌月まで節約できた際はたくさん褒めてあげましょう。


ボードゲームでお金を学ぶ

人生ゲームのようなボードゲームでお金の仕組みを学ぶことができます。

ボードゲームでは相手を打ち負かしたり、自分の資産をレベルアップさせていくゲーム性があるため、小さいい子供でも楽しむことができるお金ゲームです。


家族で楽しめる「モノポリー」

モノポリーとは「独占」という意味で、不動産や会社などの資産を使って相手をレンタル料などで破産させるゲームです。

資産を増やすほど、相手を打ち負かすことができるため、どれだけ早く資産を気付けるかが勝負の分かれ目です。

キャッシュフローの仕組みや資産や負債の意味をゲームを通して学ぶことができるため、消費ではなく投資という観点も身につけることができる優秀なゲームです。


アマゾンでは約2,000円で購入することができます。

交渉を必要とする場面もあるため、コミュニケーションスキルや交渉術を磨くためにもおすすめです。


人生ゲームに近いキャッシュフロー101

「お金持ち父さん、貧乏父さん」で有名あロバートキヨサキ氏が考案したボードゲーム「キャッシュフロー101」

モノポリーと比較すると、職業を決めるなどより実際の人生に近いゲームとなっています。


そして、キャッシュフロー101の特徴は2つの道が分かれている点にあります。

  • ラットレース:労働者としての道
  • ファーストトラック
  • :投資家としての道

ラットレースでは給料を受け取りながら、出産や銀行ローン、リストラなどを経験していきます。

ラットレースから抜け出すためには、毎月かかる生活資金や再投資資金の合計を上回るだけの不労所得を獲得しなければいけません。

この条件を満たすことができなければ、一生サラリーマンとして労働を強いられる結果となり、まさに人生とよく似たゲームとなっています。


投資を通じて労働から解放される感覚や、資産形成のスピードが明らかに早くなることを経験するのにとっても優秀な教材となっています。

アマゾンで購入する時の注意点として、日本語版と英語版の2種類があります。


日本人の方であれば、日本語版をおすすめします。


ゲーム以外で学ぶお金の授業

ゲーム以外でもお金の仕組みについて知ることは可能です。


藤原和博氏が話すお金の授業

教育改革に取り組んでいる藤原和博氏は稼ぎをあげるための仕組みやコツを以下の動画で講演しています。

日本人のほとんどが小学校から高校生では習うことがなかったお金の授業を、ここで受けることができます。

なぜ日本人は労働生産性が低いのか、なぜ給料が上がらないのかなどの問題を抱えている方は必見です。

子供と将来の職業について話をする際にも役立つ情報ばかりです。


村上世彰氏が出版するお金の授業

村上ファンドで有名となった村上世彰氏が「子供の投資教育・実体験プロジェクト」を立ち上げています。

子供の投資教育・実体験プロジェクトでは、子供一人につき最大10万円の資金を村上財団から支援されます。

その資金を使って実際に子供に投資を体験してもらうというというものです。


期間中に投資で見事に利益を発生させた場合、利益額は子供のものとなり返還は元本の10万円のみとなります。

10万円から減ってしまった場合は残りの残高を村上財団へ寄付することで次の企画にバトンを渡していく仕組みとなっています。

10万円の資金を村上財団が担保することによって子供はノーリスク・ハイリターンな投資が可能となります。


村上世彰氏がプロジェクトを通じて本当に伝えたいお金の話をしるには以下の書籍がおすすめです。





お金ゲームの最高峰は投資

村上世彰氏が投資の実体験を推奨するように、お金の仕組みを学ぶ上では実際に投資をすることが最高の教育となります。


つみたてNISA

これから投資を始める場合金融庁が用意している非課税制度を使うのがおすすめです。

NISAは非課税

株式投資など投資で利益を得た場合は約20%の税金を支払うことになりますが、非課税制度であるNISAを使うと税金を支払う必要がなく、税金分もまるまる自分の利益にすることができます。


つみたてNISAは証券会社の口座開設後、投資信託に投資することになります。

投資信託の仕組み

投資信託とは、投資の専門家に銘柄選びを託す投資方法で投資初心者にとってもっとも難しい部分をブロに委託できる上に、数百円から投資を始めることができる金融商品です。

投資信託が豊富なSBI証券や以下の記事を参考に証券口座開設からつみたてNISAを始めることが可能です。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
関連記事:つみたてNISA、おすすめの証券口座【2019年版】

ソーシャルレンディング

銀行預金よりも4000倍近くパフォーマンスがあるソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングはほったらかし可能な投資を言われており、投資初心者にとっては少額から始められることもあり、ハードルが低い投資商品となっています。


おすすめできるソーシャルレンディングは「Funds」という商品です。

シェア投資Funds(ファンズ)
関連記事:Fundsの評判が良い理由とは?

仮想通貨投資

仮想通貨投資も数十円から始めることができる投資方法です。

最大の特徴は価格変動が激しいため、短い期間で数十倍の資産形成ができたり、その逆も発生する投資方法です。

仮想通貨投資は下落相場でも儲けることができるため、FXトレーダーにとっても人気です。

トッププレイヤーともなると、利益額は億単位となります。


ハイリスク・ハイリターンのため、投資初心者には大きな金額を投資することはおすすめできません。

賢明な投資方法としては毎月数千円単位など同額を継続的に積み立てていくドルコスト平均法がおすすめ

以下、金融庁認可のある仮想通貨取引所を参考に少額からはじめてみてはいかがでしょうか。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング