
この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。
「元本保証とは?」
「元本割れとは?」
「NISAは元本割れする?」
「ビットコインに元本保証はない?」
元本保証とは
元本保証とは、投資した資金を減らさないと約束することです。
たとえば、投資資金10万円で元本保証のある金融商品に投資した場合、10万円が減ることはありません。換金や清算する場合は必ず10万円以上になるのが元本保証です。
元本確保と元本保証の違い
元本確保とは、決めたら投資期間を満期まで契約し続けた場合のみ100%以上の元本を保証することです。
元本確保型の金融商品を途中解約すると元本が減らされる可能性があり、元本保証とは全く異なった金融商品となります。
元本割れしない資産運用
株式投資、FXやソーシャルレンディングなど、世の中には元本割れリスクのある投資商品が多く、元本割れしない金融商品の種類はあまり多くはありません。/p>
元本割れしない(元本保証のある)資産運用の特徴としては、リスクがほぼない代わりにリターンが限りなくゼロに等しいということです。
銀行預金は元本割れしない
銀行預金は、預けている間はもちろんのこと銀行が倒産したとしても1,000万円までの預金に限り元本が保証されています。
ただし、現在の金利は「0.001%/年」で10万円を60年間預けても59円にしか利益を生みません。
個人向け国債は元本割れしない
国が発行する国債も元本保証されている資産運用方法のひとつです。
たとえば固定金利型5年の国債で10万円を運用した場合、金利は0.05%程度なので5年間で50円の利益がでるということになります。
国債には変動金利型というものもあり、それでも金利は0.05%〜0.07%です。
元本割れとは
元本割れとは、投資した資金が減る可能性があるということです。
たとえば、10万円の投資資金で元本割れリスクのある金融商品に投資をした場合、投資資金が10万円以下になることもあれば、10万円以上になる可能性があるということです。
一見、元本割れリスクのある金融商品は怖いと感じる方もいますが、元本割れリスクのある方がリターンも大きく狙えるため、投資市場ではこちらの方が主流となっています。
元本割れリスクは全く違う
同じジャンルの金融商品でも元本割れリスクが全く異なることがあります。
近年話題となっている投資方法の1つ「ソーシャルレンディング」では、事業者の実績に大きな開きがあります。
OwnersBookは過去実績が優秀
ソーシャルレンディングは元本割れリスクがあるものの、年利4〜15%の利益が見込める資産運用方法です。
中でも注目されるのが「OwnersBook」
ソーシャルレンディングでは過去7年間のうち元本割れが一件も発生していません。
関連記事:ソーシャルレンディングおすすめの会社選び【2019年最新】
クラウドクレジット15件の元本割れ

出典:【クラウドクレジット】ファンド実績
クラウドクレジットは2014年6月からスタートしたソーシャルレンディング事業者です。
運用実績が4年でOwnersBookと比べると約半分でありながら、元本割れ件数は15本も発生しています。
クラウドクレジットの期待利回りは2.5〜13%とOwnersBook比べると高い利回りとなっている分とるべきリスクも大きくなるという投資の仕組みを理解しておく必要があります。
元本割れリスクがあるビットコイン
当ブログではビットコインなど仮想通貨投資の記事をまとめていますが、仮想通貨投資こそ投資リスクが大きく、元本割れしやすい金融商品です。
ただし、リスクが高い分リターンも高いため短期トレードが得意な方や副業で集中的に始められる方が多いのも現状です。
関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング
元本割れリスクがあるNISA
当ブログでは仮想通貨投資以外にもNISAも取り上げています。
当然リターンが高い金融商品ですので、リスクもあります。
関連記事:つみたてNISA、おすすめの証券口座【2019年版】