ファンダメンタル分析とは?

この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「ファンダ(ファンダメンタル)分析とは」
    「仮想通貨FXのファンダメンタルは?」
    「リップルやビットコインのファンダメンタルを知りたい」
    「ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違いは何?」




ファンダ(ファンダメンタル)分析とは

ファンダメンタル(fundamental)とは経済用語で「基礎的事項」という意味です。

ファンダメンタル分析は、数字で表わすことができる基礎的事項を総合的に判断する分析手法です。


株式投資でのファンダメンタル分析とは

最も馴染みのある株式投資でのファンダメンタル分析とは以下の指標を意味します。

株式投資でのファンダメンタル分析
  • 営業利益率:売上とコストの割合
  • ROE:純利益と自己資本の割合(自己資本利益率)
  • ROA:経常利益と総資産の割合(総資本利益率)
  • 流動比率:現金化できる資産と負債の割合

株式投資のファンダメンタル分析は、主に財務三表と言われる「損益計算書(PL)」「貸借対照表(BS)」「キャッシュフロー計算書(CF)」から読み取れる情報です。

これらを総合的に分析し、投資をするかどうかを判断するのが株式投資のファンダメンタル分析です。


仮想通貨投資でのファンダメンタル分析とは

仮想通貨はブロックチェーン技術により株式投資のように決算発表を待たなくても、世界中誰でも取引量や時価総額などをリアルタイムに確認することができます。


仮想通貨FXなど短期トレードを得意とする方にとってもファンダメンタル分析は重要な指標となります。

通貨ごとのファンダメンタルについては、次の項で説明していきます。


ビットコイン(BTC)のファンダメンタル分析

ビットコイン(BTC)のファンダメンタル分析として採用されやすい指標は以下の通りです。

ビットコインのファンダメンタル
  • 時価総額
  • ドミナンス(支配率)
  • ウォレット数
  • 取引件数
  • ハッシュレート(採掘速度)
  • 採掘難易度

ビットコインウォレットの推移

ビットコインのファンダメンタル分析として活用される「ウォレット数」の推移。

2018年以降の下落相場でも全く衰えることなく、ウォレット数は増加しています。

ビットコインウォレット数
出典:【blockchain.com】Blockchain Wallet Users

ビットコインの取引件数推移

ビットコインのファンダメンタル分析として活用される「取引件数」の推移。

ビットコイン取引件数
出典:【blockchain.com】Confirmed Transactions Per Day

2018年のコインチェック事件以降急降下したものの、2018年4月以降は急激に回復し、2019年中には過去最高記録を追い越す可能性もあります。


ビットコインを購入するなら仮想通貨取引所へ

ビットコインは2017年に記録した過去最高記録を今後も更新する可能性があります。

今のうちにビットコインを手に入れておきたい方は以下の取引所で購入することをおすすめします。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング

リップル(XRP)のファンダメンタル分析

リップルもビットコイン同様に時価総額やドミナンスなどのファンダメンタル分析をすることができまます。


ドミナンスでファンダメンタル分析をする

ドミナンス

上記のオレンジ色のグラフがビットコインの支配率の推移で、青色がリップルの支配率の推移となっています。

2013年以降リップルの支配率が増加傾向(ビットコインの支配率が現象傾向)にあります。

市場の動きに合わせて、支配率が高いほど値上がりの確率が高いと言えます。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析の違い

ファンダメンタル分析とよく比較される市場分析および投資方法がテクニカル分析。

市場全体の情報から値動きを予測するファンダメンタルに対して、テクニカル分析は過去のチャートをみて将来の値動きを予測する方法です。


仮想通貨FX投資においても、ファンダメンタルとテクニカル分析は両方とも重要な投資技術です。

テクニカル分析について知りたい方は以下の記事をご確認ください。

関連記事:仮想通貨FXで知るべきテクニカル分析の基本

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