金融機関コードが0001、総資産額200兆円を超える日本のメガバンクとして君臨するみずほ銀行。

みずほ銀行は預金業務や貸付、投資商品の販売だけでなく、最近では「Jコインペイ」というキャッシュレス決済も展開し、大手企業としての実績も高まっています。


積立NISAや投資信託をみずほ銀行で相談する方のほとんどは、みずほ銀行に預金を持っていて絶対的な安心のもとに投資商品の購入をしているはずです。

しかし、最近の金融ニュースを見ていると大手だからと言って一概に安心できるわけでもありません!

かんぽ生命のように長年信頼され続けてきた企業の不正営業問題が発生したり、大手だから必ず安心できるかと言われると、それもわからない世の中になってきているのも事実です。

みずほ銀行で積立NISAを始めることが適切なのか、それとも他の選択肢があるのか。

この記事では以下のことがわかるように説明をしていきます。

この記事でわかること
  • みずほ銀行で積立NISAを購入するべきか、判断できるようになる
  • みずほ銀行とネット証券の比較もできる
  • みずほ銀行で投資信託を購入する際の注意点がわかる




みずほ銀行の積立NISA良い評判

窓口で相談できる安心感

銀行窓口

みずほ銀行の最大のいい評判は銀行窓口で相談できるという手軽さや安心感です。

ネット検索や金融知識に詳しくない場合でも窓口に相談することで簡単に欲しい答えが返ってくるとあって、普段からみずほ銀行に預金をしている方や退職金などを蓄えている高齢者にとっては強い味方です。


もちろん、人との相性や支店によって担当者とのソリが合わない場合もあるかもしれませんが、そこは大手企業の営業として真摯に対応してくれる方々がほとんどです。


手数料はネット証券と同じ

積立NISAは金融庁の取り決めにより、購入手数料と解約手数料をとってはいけない決まりとなっています。

顧客から取れる積立NISAの手数料収入は信託報酬のみで、その割合はほぼネット証券と変わりはありません。


みずほ銀行で取り扱いのある積立NISA商品の1つに「野村つみたて外国株投信」という商品があります。

こちらの信託報酬は年率0.2052%(税込)となっていますが、この利率は手数料が安いと言われている楽天証券やSBI証券でも全く同じ利率で提供されており、全く遜色がありません(2019年8月時点)。


つまり、購入したい銘柄がみずほ銀行とSBI証券どちらもで扱っている場合は、窓口営業が受けられるみずほ銀行を選択したとしても料金的なハンディーキャップは一切ないということになります。


みずほ銀行の積立NISA悪い評判

商品数が圧倒的に少ない

みずほ銀行で購入できる積立NISA商品は3商品5ファンドしかありません。金融庁が認可しているファンドは全164種類ある中のたった5ファンドなので、約3%の取り扱い数ということになります。

最も取り扱い数が多い楽天証券やSBI証券は153種類も扱っているため、自分にあった投資商品が見つかりやすくなっているのですが、みずほ銀行ではその選択肢が狭いという特徴があります。


人気商品を扱っていない

以前、別記事で「投資信託の選び方のコツ」を解説しましたが、最近の積立NISAの商品選びのコツは以下の特徴があるかが重要視されています。

  • 組み入れ銘柄が「米国株式中心」であること
  • 信託報酬率が安いこと

SBI証券のパワーサーチで調べた153種類中ランキング上位に入る銘柄のほとんどが条件を満たしていますが、みずほ銀行ではこれらの積立NISA対象商品の取り扱いが1つもありません。

積立NISAの人気銘柄
人気銘柄 信託報酬率 みずほの取り扱い
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.107892%なし
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.162000%なし
ひふみプラス1.058400%なし
eMAXIS Slim先進国株式インデックス0.107892%なし
楽天・全米株式インデックス・ファンド0.159600%なし

つまり、164種類ある投資信託の中から自分にあった商品を選んでも、結局みずほ銀行ではその商品を取り扱っていないというケースがあるということです。


みずほの投資信託は要注意

みずほでは積立NISA以外でも投資信託の販売営業をしており、2019年7月時点の買い付けランキングは以下のようになっています。

みずほ銀行の投資信託ランキング(2019年7月時点)
順位 ファンド名 購入手数料 信託報酬
1リスクコントロール世界資産分散ファンドなし1.0692%
2One NYダウ・インデックス・ファンド1.08%0.6480%
3グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド3.24%1.8360%
4ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド3.24%1.7880%
5リスクコントロール世界資産分散ファンド2.70%1.6416%

購入手数料と信託報酬を見比べた途端、高すぎる手数料が発生していることがわかります。

購入手数料というのは購入時に毎回かかる手数料のことです。それが3%もかかるということは投資信託を買った瞬間に3%損をしたという計算になります。優秀な投資信託でも年利は5〜7%と言われている中で、購入しただけで3%下がるというのはどれほどエグいかというのが理解できます。

積立NISAの場合は金融庁の取り決め上、購入手数料を顧客からとってはいけない決まりですが積立NISA以外の投資信託では高い購入手数料が簡単に設定されているので、こういった罠に注意することが大切です。


さらに信託報酬についても、積立NISAの人気銘柄と比べると10倍近い金額が設定されています。信託報酬とは運用手数料のことで投資信託を持っているだけでかかる費用のことです。信託報酬1%の金融商品を100万円分1年間持ち続けると1万円かかるという仕組みになります。


地方銀行や銀行窓口を運営する仕組み上、銀行員の給料や運営費を顧客から取らないと成り立たないシステムとなっています。

そのため、投資信託を購入する際にはそれなりの高い手数料が発生してしまうということが起きているのが実情です。

どうしても銀行窓口で買わなければいけないという理由がない限り、投資信託はネット証券や手数料の安い証券企業で購入することをおすすめします。


結論

    1.購入したい積立NISA銘柄がある場合は安い手数料で購入できる
    2.みずほ銀行の積立NISAは商品数が少ないので、ネット証券がおすすめ
    3.みずほ銀行の投資信託は手数料が高すぎるものが多い

みずほ銀行で積立NISAを購入する場合は、163種類ある積立NISA銘柄をすべて見た上で購入したい投資信託がどれかを判断する必要があります。そして、購入したい投資信託がみずほ銀行の取り扱いファンド3社に入っているのであれば、相談窓口で契約するのも方法の1つです。


しかし、大抵の場合は取り扱っていない場合が多いのでSBI証券などネット証券を利用して希望のファンドを購入するのがおすすめです。

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また、窓口営業で相談した場合にはNISA以外の投資信託も進められるはずです。(投資信託の販売実績がみずほ銀行員の成績につながるからです)その際は「購入手数料」と「信託報酬」には十分に注意しましょう。

高すぎる投資信託を選択してしまうと、それだけ資産が増えていかなくなるので銘柄選びは営業の話を真に受けず、自分自身の頭で考えるべきです。