2018年1月から始まった「積立NISA」

どんな制度化は知っているけど、どの銘柄を選んで良いのかわからないという方もたくさんいます。

今回この記事では積立NISAのおすすめ銘柄とその運用実績について紹介していきます。

これから積立NISAを始める方にとって参考になれば幸いです。

もくじ(コンテンツ)








積立NISAのおさらい

積立NISAは2018年1月からスタートした少額投資非課税制度です。

金融庁のHPを見れば詳しく記載されていますが、要点をまとめると以下のような特徴があります。

  • 年間40万円までの投資が非課税になる
  • 投資期間は最大20年間(2018年~2037年)
  • 投資銘柄は金融庁が認可している銘柄のみ
  • 年間40万円の非課税枠は翌年に持ち越しできない

20歳以上の日本人が使えるNISAは2種類。

一般NISAと積立NISAがあります。どちらか一方しか選べない決まりとなっていますので、どち

らを選ぶか悩んでいる方は「一般NISAと積立(つみたて)NISAどっちが得?」をご覧ください。


積立NISA全銘柄

積立NISAは金融庁が定める投資銘柄にしか投資できません。

金融庁のHPを参考にすれば、積立NISAの投資対象商品は162本(2018年10月31日更新時)となります。


162本の内訳は以下の通りです。(参考:つみたてNISA対象商品届出一覧

  • 指定インデックス投資信託:142本
  • 指定インデックス投資信託以外の投資信託:17本
  • 上場株式投資信託(ETF):3本

口座開設はネット証券一択

積立NISAは口座を開設しなければ、投資銘柄を選択することができません。

積立NISAは地方銀行やゆうちょ銀行、投資信託会社でも口座を開設することができますが、最も取扱銘柄が豊富で、かつ手数料が安いのは「ネット証券」だけです。

NISA口座提供企業の比較
金融機関 銘柄の豊富さ コストの安さ 接客対応の良さ
大手証券会社
ネット証券会社×
都市、地方銀行
ネット銀行×
ゆうちょ銀行×
投資信託会社×

SBI証券」や「楽天証券」では積立NISA対象商品を150種類とほとんどの銘柄を取り扱ってます。

他の金融機関でNISA口座を開設してしまうと、好きな投資銘柄を選択することができない状態に陥ってしまいます。

NISA口座を開設する場合はネット証券を選択するのがおすすめです。


積立NISAおすすめ銘柄の選び方1

積立NISAの投資先は大きく分けると3つのカテゴリにわけることができます。

それぞれタイプがことなるため、自分の投資方法にあった銘柄を選択することが大切です。


指定インデックス投資信託

指定インデックス投資信託(インデックスファンド)とは、日経平均やTOPIXといった市場平均と同じ運用成果を目指す投資信託のことです。

指定インデックス投資信託は以下の要件を満たさなければいけません(参考:金融庁)。

  • 信託契約期間が無期限(又は20年以上)である
  • 分配頻度が毎月ではない
  • デリバティブ取引による運用を行っていない
  • 指定されたインデックスに連動している
  • 主な投資対象は株式である
  • 解約手数料、口座管理手数料がゼロである
  • 信託報酬の概算値を通知している
  • 金融庁への届出がされている

インデックスファンドのベンチマーク(市場平均)には以下のような指標があります。

    日本株式
  • 日経平均株価
  • TOPIX(東証株価指数)

    外国株式
  • MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国が対象)
  • MSCIワールド・インデックス(新興国21カ国が対象)

    日本債券
  • ノムラBPI総合指数(日本の公社債が対象)

    海外債券
  • シティグループ世界国債インデックス(先進国が対象)
  • JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス(新興国が対象)

    REIT
  • 東証REIT指数(日本の不動産が対象)
  • S&P先進国REITインデックス(日本を除く先進国の不動産が対象)


インデックスファンドは大きな値動きがあまりなく、暴落時に強いという特徴があります。

リスクを極力減らしたいという投資家にとっておすすめです。


指定インデックス投資信託以外の投資信託

指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)とは、日経平均やTOPIXといった市場平均以上の運用成果を目指す投資信託です。

指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等)は以下の要件を満たさなければいけません(参考:金融庁)。

アクティブファンド

アクティブファンドは市場平均(ベンチマーク)以上の成果を目指すため、インデックスファンドと比べてハイリスク・ハイリターン傾向にあります。

リスクを取ってでも大きな成果を求めたい場合はアクディブファンドがおすすめです。


上場株式投資信託(ETF)

上場株式投資信託(ETF)とは証券取引所などで取引することができる投資信託です。

上場株式投資信託(ETF)は以下の要件を満たさなければいけません(参考:金融庁)。

ETF

上場株式投資信託(ETF)の特徴はインデックスファンドとほとんど変わりません。

購入方法が上場していない投資信託と比べると異なるというくらいです。


積立NISAおすすめ銘柄の選び方2

インデックスファンドとアクティブファンドはどちらか一方だけに投資するのではなく、可能な限り優良な銘柄があれば横断的に投資しておくことがおすすめです。

そして優良な銘柄を見極めるにはまだまだコツがあります。


過去の実績だけで選ばない

SBI証券」や「楽天証券」では積立NISAの投資銘柄150種類の実績ランキングを簡単に表示することができます。



投資初心者がよくやりがちな失敗例は、最もリターン成績のいい投資信託を選んでしまうということです。

トータルリターン成績が良い金融商品は評価額が上がりすぎている可能性が高く、購入後急落する可能性もあります。

投資の世界では、リターンが高い金融商品(投資信託)ほどリスクも高いと考えるのが基本です。


リスクメジャーの低い銘柄がおすすめ

投資先の選び方

投資信託を選ぶ際は「リスクメジャー」という指標があります。

1から5までの数字で表される指標で数字が小さいほどリスクが低く、数字が高いほどリスクが高い商品であることがわかります。

あまりにもリスクが高い商品に大きな金額を投資してしまうと、マイナスを回収できなくなる可能性もあるため、リスクが高い商品ほど投資予算比率を下げることが大切です。


シャープレシオが高い銘柄がおすすめ

シャープレシオとは、数値が高いほど請け負うリスクに対して得られるリターンが高いことを意味します。

リスク以上にリターンが大きい銘柄は注目してみる価値は十分にあるため、投資先の1つとして検討していくことをおすすめします。


積立NISAおすすめ銘柄を紹介

ひふみ投信(ひふみプラス)

過去1年間の実績を見れば、散々な結果となっているひふみ投信。

詳細は「ひふみ投信は不調?不調理由がどこまで続くのか」を参照ください。

2018年の大きな失敗を経験し、2019年に大きく組入れ比率(ポートフォリオ)を改善してきたガバナンスを評価することができます。

5G通信需要に伴ったネットワーク設備関連銘柄への投資に積極的な姿勢ともう一度国内投資比率を上げたことによって今後良い運用成績が期待できる可能性た高まっているはずです。


ひふみ投信は仕組みや特徴を説明するセミナーも開催しています。

よければ以下の動画をご覧ください。



たわらノーロード 先進国株式

MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の連動を目指した投資ファンド「>たわらノーロード 先進国株式」

MSCIコクサイ・インデックスは、MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が定義する先進国23か国から日本を除く22か国で構成され、構成上位銘柄にはApple、マイクロソフト、Amazonやfacebookなどが並んでいます。

投資の神様であるウォーレンバフェット率いるバークシャー・ハサウェイがAmazon株に投資しなかったことを後悔したように、今後もアメリカ企業が世界経済を推進していく可能性は高いと予想できます。


積立NISAおすすめ銘柄の運用実績

基準価格変動率
投資期間 ひふみ たわら
1ヶ月+3.48%+5.67%
3ヶ月+9.65%+12.57%
6ヶ月+5.66%+8.88%
1年-8.05%+10.05%
3年+41.97%+39.31%
5年+103.91%-

2019年の運用実績は好調

ひふみ投信もたわらノーロードも2019年以降の運用実績は市場の影響を受けて非常に好調に推移しています。

2019年当初に積立NISAを開始した方々はプラスの運用実績となっています。


2018年末の下落相場の影響は強い

1年間前にひふみ投信へ積立投資を開始した方々は資産がマイナスとなります。

ひふみ投信に限らず2018年11月から12月にかけて株式市場は大きく下落したため、その影響がどの投資信託銘柄にも残っています。中でもひふみ投信はその影響を大きく受けた投資信託の1つでした。


ただし、ひふみの運用レポートでもあるように「年央から半導体関連やハイテク関連の在庫調整が終了し、再度上向いていく可能性」を考慮すれば、今後もアウトパフォームしていくことも考えられます。