これから積立NISAを始めようと考えている方も、現在NISAを開始している人も正直、買い始めるのは簡単ですが「売り時」で迷うことはないでしょうか。

それもそのはず、積立NISAや投資は買う時よりも売却するタイミングの方が断然難しいからです。


ベストな売却タイミングとはいつだろうと試行錯誤している方も多いので、この記事ではその悩みを徹底的に解決していければと思います。

この記事でわかることは以下の通りです。

この記事でわかること
  • NISAのベストな売却タイミングがわかる
  • NISAの出口戦略の考え方がわかる
  • 自分にあった売却時期を見つけることができる

では、早速説明していきます。

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積立NISAのベストな売却タイミングはいつ?

まず先に、積立NISAのベストな売却タミングについて、

私なりの結論を答えると、以下の3つになります。

    売り時1:緊急事態が起きたタイミング
    売り時2:老後(65歳以上)になったタイミング
    売り時3:一生売却しない

この答えを受けて、ほとんどの方は売却のタイミングにいないはずです。

これじゃほとんどの人が売ることができず、ずっと持ち続けなければいけないので、せっかく投資をしたのに意味がないじゃないか!これなら投資をする意味がないと考えるかもしれません。


なぜ、私がこのタイミングを「ベスト」だと思うのか、その理由を1つずつ説明していきます。


緊急事態で売却する

緊急事態とは以下のようなケースを想定してます。

  • 急に仕事がなくなり、生活費が必要になった
  • 多額の治療費が必要になった
  • 家族や身内の危機でどうしてもお金が必要になった

このようなケースでは、どうしてもお金が必要な事態となります。

投資してきた資金を使わなければ借金するしかない、明日がなく生きていけないという状況に陥ってしまった場合は迷わず投資資金を必要な分だけ売却し、生活費や治療代に当てるほかありません。


投資とは未来の生活を助けたり、万が一のための保険の役割が大きくあります。

万が一など起こらないことに越したことはありませんが、起こってしまった場合はそのための資金として使うことが正しい使い方だと考えます。


老後の生活資金として売却する

せっかく貯めたお金は使わなければ意味がありません。

老後の生活資金として投資資金を売却するのは、死ぬ瀬戸際までお金を持っていても意味がないからです。


投資とは一定のリスクを背負っているので、資産が減る可能性もあります。お金が十分に溜まっている状態でリスクをとる必要などありません。残りの人生を過ごすために十分にお金が蓄えられたのであれば、投資をストップしてお金を無駄に減らさないように使っていくべきです。


一生売却しないという選択肢もあり

積立NISAのベストな売却タイミングはいつかという議論に対して「一生売却しない」という選択肢も私はアリだと考えています。

というのも積立NISAの投資先である投資信託という商品は長期投資をすることで、利益幅が大きくなる傾向にあり、持ち続けるほどメリットは大きくなってくからです。


10年間持ち続けるよりも、30年間持ち続けた方がメリットは大きいですし、1世代よりも2世代、3世代と金融資産を持ち続けた方が当然利益額は大きくなるわけです。

つまり、自分の代で売却せずに後世に引き継ぐことによって、末代まで投資の恩恵を受けることができるようになります。

途中で一部売却するかもしれませんが、孫やひ孫世代まで家族がお金の心配をすることなく安心して暮らせるとなれば、一生売却しないという選択肢もあるはずです。


NISAの出口戦略を考える

戦略

積立NISAのベストな売却タイミングは、人(投資の運用目的)によって違います。

自分の最適解を知るためには、正しい考え方をしなければいけません。


なぜ私が先ほどの答えを導き出せたのか、

この記事を見てくださっている方のベストな売却タイミングを導く方法をこれから説明していきます。


その方法を結論から言えば、スバリ!投資を始める前に「出口戦略」を考えること。

出口戦略には、いくつかのステップがありますので1つずつ紹介していきます。


流れは以下の通りです。

NISAの出口戦略を考える手順
    Step1:投資目的を決める
    Step2:投資目的にあった投資手法を用意する
    Step3:投資先の将来性を見極める
    Step4:少額投資を心がける
    Step5:含み損を受け入れる

そもそも投資の目的は何?

出口戦略の第一歩目は「投資の目的を考えること」です。


なぜ投資をしたいのか、何のためにお金を貯めたいのかを真剣に考えてください。

人によっては「老後の生活費が不安だから」「将来的には働かずに不労所得を作りたい」などと行った目標がでてくるはずです。


明確な目標が出てきたなら、その目標のために行動しましょう。


ただし、投資目的を考えた場合に答えが出ない人もいます。

そもそも投資をして何かを達成したいと言う欲がない、もしくはお金がなくても幸せになれる人。

そんな人は無理に投資をする必要がありません、今あるお金だけを大切に過ごせばいいのです。


目的にあった投資手法を用意する

投資をする目的が決まったら、次は投資手法を決めることです。

積立NISAも1つの投資手法ですが、「お金持ちになりたい」とか「若いうちに不労所得だけで暮らしていけるようになりたい」というような投資目的を達成することは、ほぼ不可能です。

このような投資目的を持っている方はレバレッジが効く投資方法や個別株などハイリスク・ハイリターンな投資方法を活用していかないと到底達成することはできません。


逆に積立NISAにあった投資目的は「老後の生活費を貯めたい」「20年や30年後、万が一何かあった時のために資産を用意しておきたい」といったものです。こういった目的にあった投資方法が積立NISAです。


投資先の将来性を見極める

投資目的と投資手法が決まれば、次は投資先を選定しましょう。

積立NISAであれば、投資先は「先進国」「日本」「新興国」などの国選びと、「株式」「不動産」などの投資商品を選択することになります。


仮に投資先を「米国株式」と「新興国株式」にしようと考えるのであれば、アメリカや中国の株価やGDP、国際情勢についてよく調べ、成長性を見極める必要があります。


最も良くない投資先の選び方は「○○さんがおすすめ!と言っていたから」という選び方です。他人に紹介された選んだ投資先は万が一株価が暴落した場合にすぐに売ってしまうなど、間違った売却タイミングを選択しやすくなります。

必ず自分が選んだ投資先については、なぜその投資先を選んだのか明確な理由を複数用意しておくべきです。そして、選んだ際の決め手となった事実が継続しているうちは売却するべきではないですし、選んだ時と状況が一変しているのであれば、売却を検討しましょう。


少額投資を心がける

無理な節約を敢行しながら投資をしたり、貯金がない状態で投資をすることはおすすめしません。

投資は基本的には余剰金(生活費と貯金を抜いた余りのお金)を運用に回すべきです。未来への投資と期待しすぎて、大きなお金を投資して失敗した例はよく聞きます。


「退職金やボーナスを投資に回したら、老後資金がなくなった」というのは良くある話です。

そういった無理に投資金額を増やし続けると、すぎに売却しなければ生活できないタイミングが起きてしまい、何のために投資をしているのかがわからなくなってしまいます。

投資金額は現状の生活を圧迫させないレベルで運用することが絶対条件です。


絶対に含み損を抱える時期がある

出口戦略を考える最後のステップは、「含み損を抱える時期が絶対にある」ということを理解することです。

そもそも綺麗に右肩上がりであがっていくような投資商品はこの世の中には存在しません。

必ず上がったり、下がったりを繰り返しながら、大きな流れで見ると右肩上がりのチャートになっていたり、大きなスパンで上がったり下がったりを繰り返しているものです。


過去の米国株式市場を例にとっても株価大暴落事件は何度も起きています。この結果を知っていれば今後もこのような大暴落が起きることは明確です(間違えなく起きます)。その時のことを想像し、金融商品を保有し続ける覚悟と、株価が大暴落になった際に買いましできる経済力を持っている状態に持っていけるかが重要です。


ここで大暴落を経験したくないと思う方は、投資をするべきではありません。株価が大暴落をして含み損を抱えた状態で資産を売却することを「狼狽売り」と言います。

狼狽売りは投資素人が金融資産を手放す行為を皮肉った言い方です。投資戦略としては最悪の一手であり、バカな投資家に成り下がってしまいます。


良い投資戦略を実行するためには、暴落も覚悟するマインドセットが必要不可欠となります。


終わりに

さて、これまで積立NISAの「売却タイミング」と「出口戦略」について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

自分にあった出口戦略を見つけていただけたら幸いですし、自分でも積立NISAを始められそうだと思った方はSBI証券で積立NISA口座を作成してみて下さい。

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