こんにちは。Gazです。

先日、Twitterで以下の内容を発信し、多くの反響を頂きました✨

このグラフを見ても思うことは、MicrosoftやAppleだけに投資をした方が効率的ではないかということ。

本記事では過去のデータを見ながら【 個別株とETFどっちに投資すべきか 】について詳しく解説していきます。

なお、本記事は未来の投資結果を約束するものではありません。

投資は自己責任でお願いいたします。


米国株は個別株とETFどっちに投資すべき?

選択

MicrosoftやAppleなどの株価を見ていると直近10年では驚異的な成長を遂げています。

投資の世界では高いリターンを狙える投資商品ほどリスクが高いと言われており、AmazonやFacebookなども含めてGAFAMへの投資を躊躇してしまう投資家も少なくありません。

今回は以下の個別株とETFのパフォーマンスを比較していきたいと思います。

  • 個別株:Microsoft、Apple、Amazon
  • ETF:VTI

2020年3月31日時点でのVTI組入銘柄構成比率上位3位がMicrosoft、Apple、Amazonとなっています。

つまり、ETFの組入銘柄上位3位の個別株に投資した場合とETFに投資した場合、どちらのパフォーマンスが良いのかを比較していきます。


暴落時のパフォーマンスを比較

まずは以下の期間でのパフォーマンスを比較していきましょう。

  • 2008年9月〜2009年3月:リーマンショック
  • 2018年12月~2019年3月:米中貿易摩擦
  • 2020年2月~2020年4月:コロナショック

リーマンショックのパフォーマンス

リーマンショック

リーマンショックで最も底を堀ったのは「Apple」と「Amazon」でした。

ただし、その後の回復が早くAmazonは底入れ直後にアウトパフォームし始めました。

リーマンショックの影響が大きかったAppleも底入れ4ヶ月後にはVTIを大きく突き放します。


米中貿易摩擦のパフォーマンス

米中貿易摩擦

2018年末に起きた米中貿易摩擦による暴落相場でも「Apple」と「Amazon」が底を深く掘り下げます。

その3ヶ月後にVTIを追い抜くパターンもリーマンショックとよく似ています。

リーマンショックも米中貿易戦争も「政治」「経済」という似た原因によって引き起こされているため、よく似た暴落パターンを作るという点はおさえておきたいですね。


コロナショックのパフォーマンス

コロナショック

現在進行中のコロナショックでは先ほど紹介した暴落パターンとは違います。

最も底を掘り下げているのはVTIです。

Amazonが最もアウトパフォームしており、その後をMicrosoftとAppleが追っているという構造となります。

コロナショックは「オンラインビジネス」にとって有利な暴落と言えるため、VTIが最もダメージを受ける結果となっていると分析できます。


投資期間で個別株とETFを比較

長期チャート

上記グラフのように2001年から約20年間投資をし続けた場合、個別株(AmazonとApple)に投資をしていた方が圧倒的にパフォーマンスが高かったということは明確(下にある横にまっすぐの線がMicrosoftとVTIのチャート)です。

しかし、これほど長い期間AmazonやAppleの株を保有し続けるのは至難の技。

過去のデータを基にどの程度保有すれば、個別株がVTIのパフォーマンスを上回ることができるのかを次で比較していきたいと思います。


以下の表は現時点(2020年4月24日)において、保有期間に応じた運用成績を表しています。

パフォーマンス比較
保有期間 VTI Microsoft Apple Amazon
1ヶ月25.2%27.7%27.5%27.4%
3ヶ月-15.6%4.5%-12.2%28.1%
6ヶ月-7.2%27.5%16.6%36.5%
1年-5.3%39.6%36.5%26.7%
5年28.9%264.6%117.2%441.5%
10年156.8%493.5%890.8%1673.3%
20年146.7%404.6%19,757.5%14,341.1%

VTIは保有期間が1年以下の場合、損益がかなり不安定。5年以上の保有期間となると安定した資産形成ができているようです。

さらに個別株は不安定さはあるものの保有期間がたった1年でVTIを5年間保有した時と同じ程度のパフォーマンスを記録しており、10年以上保有できた場合には桁外れの運用成績を叩き出していることがわかります。


今回「米国株は個別株とETFどっちに投資すべき?」というテーマで解説してきましたが、内容まとめると以下のとおりです。

  • 暴落時は個別株が底を掘りやすい
  • ETFは5年以上保有するのが得策
  • 個別株は1年で安定する場合もある


最後に注意点

今回の検証に欠点があるとすれば、今後起こるであろう株価暴落は同じ原因では発生しないということだと思います。

リーマンショックではサブプライムローンから発展した金融危機が原因となり、コロナショックでは人から人に感染する新しいウイルスが原因で経済危機が引き起こされていますが、この手の種類以外でも株価暴落は起きるはずです。


例えば、量子コンピュータなど破壊的な計算能力を持ったAIですべてのオンラインサービスへのハッキングが可能となった場合、コロナショックでは傷が浅かった「情報セクター銘柄」は記録的な暴落を経験することになるはずです。

何を言っているかわからない方は細田守監督最の映画「サマーウォーズ」を想像していただけると良いと思います。


つまり、暴落原因によってはMicrosoftやAppleであろうが成長が止まる可能性があるということを覚えておいていただけると幸いです。


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