スキャルピングとは

スキャルピングとはFX(証拠金取引)における取引手法の1つ。取引時間が数秒から数十秒の短い時間で取引を繰り返す取引手法をスキャルピングといいます。


スキャルピング以外の取引手法

スキャルピング以外の取引手法でよく使われうのは以下のような取引方法です。

  • デイトレード
    1回の取引時間は数分から数時間程度。1日以内で完結する取引を繰り返し行う取引手法。

  • スイングトレード
    1回の取引時間は数日から数週間。場合によっては数ヶ月間の取引を繰り返す取引手法

スキャルピングは他の取引手法と比べてみても、極端に取引時間が短いことがわかります。


スキャルピングの利幅

スキャルピングは投資元本が少なく、損失も小さく収めることができる取引手法。取引時間が極端に短いため、その間に発生する値動きには限界があり、大きな利益や損失を発生させることができません。

特に重要なのは「大きな損失を発生させない」ということ。投資で最も大切なのは生き残るということ。投資資金が底をついてしまうと次の投資ができなくなり、利益を発生させるチャンスを失うからです。

投資は小さく失敗することで経験となり、より勝ちやすい投資術を身につけやすくなります。スキャルピングでは儲けられる利幅は小さいものの、投資経験を積みたいと思う投資家にとってはおすすめできる投資手法の1つと言えます。


スキャルピングのリスク

スキャルピング最大の敵は「時間です。スキャルピンギで利益を出すには取引回数を増やすことが大前提となります。取引回数が多くなければ大きな利益を得ることは不可能です。膨大な取引回数をこなすために、時間を消費してしまいます。時間を決めて取引をしないと、人生のほとんどをFXに吸い取られてしまいます。

損失リスクが少ない一方でチャートを分析したり値動きを眺めている時間が多くなるため、それが苦痛と感じる場合はスイングトレードなど長期投資へ移行する決断も必要になっていきます。


スキャルピングでの移動平均線の設定

移動平均線とトレンド

移動平均線とは、相場のトレンドを読むものです。今日の相場全体が上向きに動くのか、もしくは下落傾向にあるのかを判断することは最も重要な判断要素になります。その判断によってポジション(ロング or ショート)の取り方が変わるからです。


移動平均線の基本

移動平均線は3つの単純移動平均線を利用するのが基本です。詳しい種類や使い方は過去記事「移動平均線の種類や乖離率、期間設定の見方」にもまとめてありますが、「25日線」「75日線」「200日線」を利用しましょう。

ゴールデンクロスやパーフェクトオーダーなどのサインを読み取ることでその日のトレンドが判断できるようになります。


スキャルピングでも移動平均線の設定は同じ

移動平均線では「5日線」や「13日線」などの短い設定期間の移動平均線を利用する場合もありますが、スキャルピングだからと言って短い設定にこだわる必要はありません。

移動平均線の特徴として、設定期間の長い移動平均線の方が信用度が高く、流れが読みやすくなります。逆に短い設定の移動平均線は細かい値動きに反応できる一方で騙しも多く、思った方向に価格が動かない確率も増えていきます。

つまりは、あまり短い設定にしてしまうと移動平均線に騙されやすくなってしまうため、スキャルピングでもスイングトレードでも移動平均線の設定はあまりいじらない方が賢明です。


移動平均線以外のテクニカル分析

スキャルピングで勝つためには移動平均線以外のテクニカル指標を使うことも有効です。正直勝ちパターンは投資家の数だけ存在し、ほぼ無限のパターンの中から自分にあった投資スタイルを見つけていくのが最も早い勝ち筋です。


ボリンジャーバンド

多くの投資家が利用する指標の1つ「ボリンジャーバンド」。移動平均線と同じトレンドを分析するためのテクニカル指標として使われ、値動きの激しさを分析しやすくなります。あまり値動きが発生しない時期に関しては、ミストレードが起こりやすくなるので、ボリンジャーバンドで相場を見極めて勝てる確率の高い相場の時だけ集中して投資することが有効です。

詳しい使い方は過去記事「ボリンジャーバンドとは?設定やボリンジャーバンドの見方を解説」を参考にしてみてください。


RSI

RSIは価格が売られ過ぎ、買い過ぎなど値動きの割合を判断するためのテクニカル指標。ボリンジャーバンドなどのトレンド系テクニカル分析と相性が良く、値動きがあまりないボックス相場から値動きが激しくなるタイミングを読む指標として使われます。

ボックス相場での細かい設定や使い方については過去記事「仮想通貨でのRSIの使い方」を参考にしてみてください。