旅行のために節約したい、将来の不安のために少しでも貯金を貯めておきたいと思っていても中々節約が続かないということがあります。

お金の使い道を見返してみると「何故こんなものを買ったんだろう」と後悔したとしてもその時には必要だと思ってしまう真理があります。

そんな時はそもそも節約のやり方自体が間違っている場合もあるため、少しでも継続できる節約術を紹介していきます。




ストレスに反動する節約は意味がない

ストレス溜めない

まずは意味のない節約術を紹介していきます。

これを続けてしまうと、節約しながらもストレスを溜めてしまい節約どころじゃなくなりますので要注意です。

我慢が多い食費節約は危険

支出頻度の多い食費の節約は節約効果が高いものの、やり方を間違えてしまうとストレスが大きく溜まってしまうハイリスク・ハイリターンな節約術になりかねません。

例えば、以下のような節約は危険です。

  • 普段より食事量を減らして節約する
  • カップラーメンなど栄養価よりも価格を優先した節約
  • 無謀な節約金額目標の設定

一見節約効果が高そうに見え、1日2日などの短期的な成功にはつながるかもしれませんが長期的な目線で見ればどれも継続するのはほぼ不可能です。

人間であれば、節約とは言っても毎日同じ食事をしていれば当然飽きてきてしまうものですし、栄養価が偏れば身体に異常がでてしまいます。


節約においては、「努力」と「我慢」の違いをしっかりと見極めなければいけません。

健康かつストレス負荷が小さい節約術を身につけることが大切です。

以前の記事で「食費を節約する4つの方法」という内容をまとめたことがあります。

よろしければ以下の記事も参考にしてみてください。


リスクを高める節約は危険

風邪などの症状があるにも関わらず病院に行かない方がいますが、これも間違った節約思考でストレスの反動が大きくなります。

初期症状で対応すればすぐに治ったはずの症状でも放置することによって長期化し、せっかくの土日も家にこもって何もできなかったなんて状態はストレスが溜まりまくる原因になります。


ストレスを溜めないためには未来のストレスを予防することも必要で、普段から危険回避能力を上げておくことが必要です。

特に歯医者などの定期検診を怠っている方は虫歯になる前に普段から歯医者に行く癖をつけておきましょう。


ストレスの反動は抑えられない

ストレス

間違った節約術がストレスを増幅させ、結果としてその反動が浪費につながっていきますが、ストレスは発生したら最後止めることはぼぼ不可能です。


ストレスは発生したら最後、発散するしかありません。

発散しなければ人間は壊れてしまうからです。


ストレスを溜めないことが大切

節約以前の問題ですが、そもそもストレスを普段から溜めないこと。

もしくは、支出ゼロでストレスを十分に発散することができるストレス発散術を身につけることが大切です。


ただし、後者は根本解決ではないということと体に負荷がかかってしまうため、そもそもストレスを溜めないということを意識することが大切です。


ストレスを溜めない節約術

リラックス

ストレスを溜めずに節約を続けるには、いくつかのコツがあります。

今回は3つのコツを紹介します。


固定費など普段意識しないことを節約する

ストレスを溜めずに節約をするなら、まず固定費を見直すことをおすすめします。

光熱費や通信費などの固定費は一度見直せば、後は放っておくだけで毎月の節約が実現できるからです。


中でも特におすすめなのが、大手キャリアから格安SIMへ携帯会社を乗り換えること。

当ブログでもいくつかの記事にて説明していますが、1度の見直しで毎月数千円の節約が可能、10年続ければ数十万単位の節約となります。スマートフォンを一生使うことを考えれば再現性の高い節約であることは言うまでもありません。


具体的な節約方法を知りたい方は以下の記事をご覧ください。


簡単で頑張らない節約をする

ストレスを溜めずに節約をする2つ目のコツは「頑張らないこと」です。

節約の難易度が低く簡単であればあるほど、ストレスは溜まりません。むしろ節約できたことの達成感で心も豊かになります。


簡単な節約術でおすすめできる方法は「ふるさと納税」です。

ふるさと納税は専用サイトで商品を注文し、申請書を1枚送るだけで完了します。

ふるさと納税はものすごく簡単ですが、返礼品を食料品にすれば節約効果は絶大です。年収によって寄付上限が異なりますが、5,000円の寄付でも充実した商品が揃っているため、以下の記事を参考にふるさと納税を始めてみてください。


かけるべき時にはお金を使って節約する

ストレスを溜めずに節約する3つ目のコツは「お金を使って節約する」ということです。

一見矛盾しているようにも思えますが、これが長期的に見るとかなり有効です。


例えば、日常の生活においては食器洗いや洗濯など毎日やっている面倒なタスクがあるはずです。これらのタスクは食洗機やドラム式洗濯機を導入することによって劇的に楽になり、ほぼストレスがたまらなくなります。

他にも蛍光灯をLEDに変えたり、省エネ家電を導入することによって普段の電気代が下がるだけでなく、ストレスもたまらないので浪費癖も軽減され、結果としてどんどん節約できるというサイクルが発生します。


節約は常に我慢という固定概念があるとうまくはいきません。

日々のランニングコストとストレス発生を抑制してくれるものに対してはお金をかけましょう。もちろん、費用対効果にもよりますが、食洗機洗濯機は絶対買っておいて損はないと思います(個人的見解)