最近ではAIや独自アルゴリズムを使って簡単に自動で投資ができるロボアドバイザーを使った投資が人気です。中でも「WealthNavi(ウェルスナビ)」というロボアドバイザーサービスでは口座開設数が12万人、預かり資産額が1,400億円を突破しかなり人気となっています。

今回は人気のロボアドバイザーとNISAの違いやメリットを合わせて紹介していきます。




ロボアドバイザーには2つのタイプがある

投資一任型ロボアドバイザー

WealthNavi(ウェルスナビ)

先ほど紹介したWealthNaviというロボアドバイザーは資金を預け入れると金融銘柄の選定、発注(取引)、再投資、リバランス、確定申告など投資に必要なことを全て自動で行うサービスです。このようなロボアドバイザーは「投資一任型」といいます。

他にも「THEO(テオ)」や「楽ラップ」という投資一任型ロボアドバイザーが存在し、日本で人気となっています。


アドバイス型ロボアドバイザー

アドバイス型ロボアドバイザーというのは利用者の状況に応じて適切な投資先やポートフォリオを提案してくれる仕組みです。「投信工房」「SBIファンドロボ」「SMART FOLIO(スマートフォリオ)」というサービスがあり、どれも無料で簡単に使うことができます。

アドバイス型ロボアドバイザーを利用する場合は金融銘柄の発注や再投資などはすべて利用者が行わなければ資産運用を開始することができません。あくまでも銘柄選択のサポートをしてくれる仕組みとして捉えるのが正解です。


ロボアドバイザーのメリット

時間節約になる

ロボアドバイザー(投資一任型)が人気となる大きな理由は「時間節約」です。投資銘柄の選定は取引や確定申告などの作業と違い正解がありません。現時点の価格よりどらくらいの値上がり率を記録するかはあらゆる情報を収集し投資家ごと分析する必要があるので、投資の作業の中でももっとも時間のかかる行為が銘柄選定なのです。

ロボアドバイザーでは銘柄選定に時間を1秒すら費やす必要がないので、投資の方向性と運用資産を決めてしまった後は「ほったらかし」で投資を継続することができます。


運用実績も悪くない

WealthNavi(ウェルスナビ)

ロボアドバイザーの中でも最も資産額の高いWealthNaviの運用実績を参考にすれば、約3年間で20%以上のリターンを記録しています。ただし、この程度のパフォーマンスが約束されているわけではなく当然資産がマイナスになる可能性もあるので注意してください。


NISAとロボアドバイザーどっちがおすすめ?

ロボアドバイザーのメリットを理解すれば、NISAよりもロボアドバイザーの方がいいのではと考える人もいるはずですが、当ブログではロボアドバイザーよりもNISAで資産運用することをおすすめします。ただし、ロボアドバイザーとNISAどちらか一方を選択しなければいけない状況の場合ということです。

どちらも試してみるのが本当の正解ですが、個人資産には限りがあるという方がほとんどなので、その場合はNISAがおすすめという意味です。


NISAには「一般NISA」「積立NISA」「ジュニアNISA」の3つのタイプがありますが、今回の記事では積立NISAと投資一任型ロボアドバイザーを比較した場合を想定しています。NISAのタイプについて知りたい場合は「一般NISAと積立(つみたて)NISAどっちが得?」を参照ください。


NISAは手数料が安い

ロボアドバイザーでは購入手数料や解約手数料はありませんが、預かり金に対して年率1.0%の手数料が発生しています。例えば100万円をロボアドバイザーで資産運用した場合は年間1万円の手数料を支払わなければいけません。

積立NISAの場合も同様に信託報酬という制度があります。信託報酬の相場は預かり資産に対して0.1%から1%程度です。選択する銘柄次第でロボアドバイザーと比べると約10分の1の手数料しかかかりません。

信託報酬が安くて投資ブロガーにも人気の銘柄として「eMAXIS Slim先進国株式」などが挙げられます。

NISAは非課税

NISAは非課税

ロボアドバイザーよりもNISAをおすすめする最大の理由はNISAが「非課税」であることです。年間100万円の利益が発生した場合ロボアドバイザーでは約20万円程度の納税義務が発生しますが、NISAの場合は100万円の利益をすべて投資家の利益にすることができるからです。


結論:NISAがおすすめ

儲かりやすいのはNISA

NISAはロボアドバイザーに比べると手数料率が安く、かつ税金を引かれることもないため儲かりやすい仕組みとなっています。

今まで投資を一度もしたことない方が投資を始める場合は断然「積立NISA」がおすすめです。NISAではロボアドバイザーと同じように投資先を任せる仕組みなので、銘柄選定にかける時間もそれほどかかることはありません。


投資先の情報収集は怠らない

ただし人気の投資信託(積立NISA投資先)でも実績がマイナスになることもあります。投資信託の中でも人気があるひふみ投信は昨年大きなマイナス実績となりました。投資先の情報はほったらかしにせず一週間に1回は確認しておく必要があります。