こんにちは。Gazです

先日、イギリスのISAについてツイートしたところ、

100件を超える「いいね」をいただき、大変感謝しています。

皆様、ありがとうございました😀

そこで今回はイギリスのISAを把握した上で、NISAの欠点について勉強していきましょう。

NISAという制度は日本が初めて作ったのではありません。

イギリスのISAという制度を真似してできたのがNISAの始まりです。


イギリスのISAとは?

イギリスのISA(アイサ)とは、
Individual Savings Account( 個人貯蓄口座)」の略称です。

NISAが3種類があるように、本家ISAは8つのISAに分かれています。

  • 貯金型ISA:
    → 銀行預金の利子が非課税になるISA
  • 株式型ISA:
    → 株式の売却益や配当が非課税になるISA
  • ジュニアISA:
    → 18歳未満の子供を対象としたISA
  • 社会的投資ISA:
    → P2P融資の利子が非課税となるISA
  • 人生設計ISA:
    → 初の住宅購入、退職者向けISA
  • 購入支援ISA:
    → 初の住宅購入向け預金型ISA

上記以外では「職場向けISA」「相続ISA」という制度が存在します。

貯金型ISAと株式型ISAは1999年4月6日からスタートし、ジュニアISAは2011年11月1日から開始されています。

日本と比べると、およそ15年前にイギリスが早く非課税投資制度を導入したことになりますね。


貯金型ISAの概要

まずはじめに、「貯金型ISA」の概要から見ていきましょう。

貯金型ISAの概要
項目 詳細
対象者16歳以上の英国居住者
非課税対象銀行預金の利子
非課税枠年2万ポンド(約280万円)が上限
投資期間無期限
非課税期間無期限
途中売却制限なし
口座開設数1人1口座まで(他のISAと併用可能)
金融機関年1回、翌年以降に変更可能

非課税枠は他のISAとの合算された金額の上限が年2万ポンドとなります。

累計非課税投資額に上限はなく、早く始めれば始めるほど非課税枠をたくさん使える仕様となっています。


また、途中売却などの制限もありません。

形成された資産はいつでも引き出して使うことが可能です。


株式型ISAの概要

つぎは「株式型ISA」の概要を確認します。

株式型ISAの概要
項目 詳細
対象者18歳以上の英国居住者
非課税対象株式・投信・債券の譲渡益や配当、保険の利子
非課税枠年2万ポンド(約280万円)が上限
投資期間無期限
非課税期間無期限
途中売却制限なし
口座開設数1人1口座まで(他のISAと併用可能)
金融機関年1回、翌年以降に変更可能

貯金型ISAとの違いは、対象年齢が2歳上がること。

そして、あらゆる金融商品の売却益や配当金、利子が非課税で受け取れるということにあります。


株式型ISAも預金型ISA同様に累計投資額は無制限となるため、早く始めれば始めるほど非課税枠をたくさん使える仕様です。

ただし、1年間の上限金額は他のISAと合わせて2万ポンドまでとなっています。


NISAの欠点を解説

賢明

イギリスのISAの概要を知ってしまうと、私たちが使っているNISAがいかに雑な仕様となっているかがわかります。

    ✅ 非課税期間が無期限ではない
    ✅ 非課税投資枠が2分の1以下に制限されている
    ✅ 投資先が制限されている

これから、1つずつ解説していきますね。


NISAの投資期間は無期限にすべき

NISAの投資期間には限りがあります。

  • 一般NISA:5年間
  • つみたてNISA:20年間
  • ジュニアNISA:2023年まで(最大5年間)

一般NISAとジュニアNISAは最大5年間しか投資することができず、ロールオーバーしても累計投資資産を増やすことができないので、大きな資産形成を狙うにはほぼ不可能な仕様となっています。


もっとも長いつみたてNISAでも最大投資期間はたった20年間。


投資というのは、投資期間が長ければ長いほど有利なゲームです。

貧困者が多い日本で投資を制限する理由があるでしょうか。

私は全くないと思いますし、0歳児も100歳上の人でもNISAを使い続けられるべきだと思ってます。

以前、上記のツイートをしました。

S&P500という株価指数やバークシャーの株価を過去30年間振り返ってみても長期で投資をすれば大きな資産形成ができることは明白です。

GoogleやApple、Microsoftの株を30年間保有できれば、彼らの株価数百倍、数千倍の成長を利用し、巨万の富を得ることも可能でした。


つまり、政府が個人投資家の投資期間を制限することによって、個人の資産形成も同時に制限しまくっているということです。


NISAの非課税枠上限は上げるべき

NISAの非課税枠も小さすぎますよね。

  • 一般NISA:120万円 / 年
  • つみたてNISA:40万円 / 年
  • ジュニアNISA:80万円 / 年

つみたてNISAなら毎月するとなると上限金額は33,333円となります。

収入のある方であれば、毎月10万円以上の入金力がある会社員も珍しくはありません。

経営者であれば、もっと投資にお金をまわすことができるでしょう。


イギリスのISAのように毎年280万円の投資が可能であれば、日本経済はもっと回るようになります。

経済が回れば日本人全体の給料も上がり、良いことだらけです。

彼らの投資を加速させる仕組みがあるべきだと私は思います。


投資先を制限するのは高リスク

2019年12月12日に税制改正大綱が決定し、新しいNISAの仕様が明らかになりました。

詳細は以下の外部リンクを参考下さい。

    <外部リンク>

衝撃が走ったのは、一般NISAが【2階建になった】こと。

NISAで個別株投資をしている方は投資上限が120万円から102万円に下方修正され、その他20万円分の投資枠についてはつみたてNISAと同じ投資先にしか投資ができないしように変更されました。


政府は投資リスクを高めさせない狙いで2階建を推進するが、投資に詳しい方からすれば投資信託だってリスクが高い商品はたくさんあります。

投資先を制限させることの方がリスクが高くなるのは明白で、選択の自由があるべきだと私は思います。

皆さんはどう考えますでしょうか。