この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「モナコインとは、どんな仮想通貨?」
    「モナコイン価格の調べ方を教えて」
    「モナコインはどこで購入するの?」
    「モナコインは今後高騰する?」
    「モナコインの暴落はいつまで?」




モナコインとは

モナコイン(Monacoin)とはMr.Watanabe(日本人)によって開発された仮想通貨です。

モナーコイン

掲示板サイト2chで話題となったことから、モナコイン通貨のモチーフにはモナーが採用されています。


モナコイン(Monacoin)の概要
項目 詳細
公開日2014年1月1日
アルゴリズムProof of work
システムLyra2REv2(Litecoin)
通貨単位MONA
発行上限105,120,000MONA
Segwit実装時期2017年4月23日
ブロック生成間隔90秒

モナコインは元Googleの社員が開発したLitecoinのブロックチェーン(Lyra2REv2)をベースにProof of Workというアルゴリズムで構成されています。


モナコインとは、ツイッターで人気

モナコインは2ちゃんねるだけでなく、ツイッターなどのSNSでも人気となっています。

モナコイン情報ニュースをつぶやくTwitterアカウントはフォロワー数が多く、数千人のフォロワーがいるアカウントも珍しくありません。


モナコインとは、投げ銭できる仮想通貨

モナコインがTwitterで人気がでる理由の1つにTipMona(ティップ・モナ)という機能があります。

TipMonaは自分の好きなTwitterアカウントにモナコインを送金できる機能で、相手のウォレットアドレスを知らなくてもコマンド入力だけで投げ銭ができてしまいます。


TipMonaは投げ銭に利用するモナコインをビットフライヤーやBitbankなどの仮想通貨取引所で購入後、所定の手続きを済ませれば以下のコマンドを入力するだけで、お気に入りのTwitterアカウントにモナコインを投げ銭することが可能となります。

コマンドの入力例
    例 (目的:入力コマンド)
    残高確認コマンド:@tipmona balance
    入金アドレス入手コマンド:@tipmona deposit
    出金コマンド:@tipmona withdraw (出金金額) (出金先のアドレス)
    指定のツイッターアカウントに送金:@tipmona tip (@指定のツイッターアカウント) (出金金額) Mona

TipMonaを利用する際は必ず「@tipmona(モナコインちゃん)」をフォローしておく事をオススメします。


投げ銭で上げることもできますが、当然もらうことも可能です。

たくさんのフォロワーからMONAをもらった後、それらを仮想通貨取引所で日本円に換金することもできる上に、専用ウォレットに移動させればMONAコインのままで商品と交換したり、飲食代として支払うことも可能です。


モナコインとは、決済店舗が多い

モナコインは実店舗でも対応できるお店が日本中で拡大しています。

たとえば、大阪府大阪市浪速区日本橋4-7-26ワンダー3ビル3Fにある「仮想通貨バーCOINS」さんでは、お酒と軽食がモナコインで楽しむことができます。


他にもイカ焼き屋さんやうなぎ屋さんなど、様々な飲食店でも対応しています。


MONA決済ができるWEBサイトも存在します。

MONA決済ができるWEBサイト

モナコインとは、マイニングできる仮想通貨

モナコインはビットコインやライトコインと同様のアルゴリズム(Proof of Work)を採用しているため、PCでマイニングをすることが可能です。


マイニングとは、コンピュータ計算処理を実行して通貨を得る行為です。

高性能なコンピュータと電気代を消耗する稼ぎ方のため、利益を得るにはそれなりの努力が必要となります。


モナコイン価格やチャートの調べ方

モナコインの価格やチャートを調べる方法はいくつかあります。

中でも、おすすめなのが「CoinMarketCap」と「コイン相場アプリ」です。

無料アプリのインストールが面倒という方はCoinMarketCapで確認するのがおすすめ。

モナコインチャートはCoinMarketCap

CoinMarketCapはモナコイン価格のチャートだけでなく、取引所ごとの取引量も確認することが可能です。

monacoin市場

法定通貨や仮想通貨ごとの取引量を確認することもできるため、今後の動向を分析する意味でもCoinMarketCapでチャートを確認するのはおすすめです。

CoinMarketCap:MonaCoin市場

モナコインチャートはコイン相場アプリ

コイン相場アプリは、仮想通貨全般の価格やニュースを調べるための無料アプリです。

アプリを起動しなくてもiphoneやApple Watchのウィジェット機能でリアルタイムで価格が表示されるため、仮想通貨トレーダーには人気のアプリとなっています。

関連記事:コイン相場アプリの使い方

モナコインが購入できる取引所

モナコインは日本発の仮想通貨ブロジェクトであり、日本の仮想通貨取引所でも取り扱い開始している取引所は多く存在します。

  • Zaif:2014年6月上場
  • bitbank:2017年7月上場
  • BitTrade(Huobi):2017年8月3日上場
  • bitFlyer:2017年10月上場
  • Fisco:不明

モナコイン取引量No1はbitbank

2019年3月時点でモナコインの取引量世界一はbitbank(ビットバンク)です。

Zaifのハッキングやビットフライヤーの新規登録停止により、日本のモナコイン市場はbitbankに集中していると言えます。


これから仮想通貨取引所に登録を検討中の方は以下の記事もおすすめです。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング

モナコインの今後

2019年3月時点でのモナコイン時価総額は約34億円。

ピーク時(1,000億円)と比べると、時価総額は97%も下落した状態です。

モナコイン価格の今後を考える上で重要なことは、価格が下がった原因を知るところにあります。


モナコイン価格の今後

Monacoinチャート

モナコインの価格はビットコイン価格と全く同じような動きをしています。

モナコインが上がる時はビットコインも上がり、ビットコインが下がるとモナコインの価格が下がるというのが今までの傾向です。


仮想通貨市場を大きく震撼させたコインチェックNEM不正送金事件や資金決済法の改正など、ビットコイン価格に影響を与えた事象はビットコインだけでなく、モナコインの価格変動にも大きく影響していたということになります。

そして今後もビットコイン価格の状況に応じて、モナコイン価格が変動することはほぼほぼ間違えありません。


モナコインが今後上場する可能性

モナコインは日本のいくつかの仮想通貨取引所には上場をしているものの、海外の仮想通貨取引所にはあまり進出できていません。

過去の事例から見ると、マイナーコインが仮想通貨取引所大手バイナンスやHuobiに上場すると価格が高騰するという現象が起きています。

海外の大手仮想通貨取引所が今後モナコインを上場させる事態となれば、モナコインは大きく価格があがる可能性があります。

既にバイナンス等に上場している通貨では高騰のチャンスはすでにありませんが、モナコインがバイナンスやコインベースなどの大手仮想通貨取引所に注目されれば、価格は大きく変動する可能性が高い通貨となります。


モナコインは今後暴落するか

モナコインはビットコインと比べて、利用者数が少ないという観点から51%攻撃(システム改竄)を受ける可能性が高い傾向にあります。

万が一51%攻撃が起きて不正取引が横行した場合、モナコインの価値は暴落が避けられない状況になります。

ただし51%攻撃の要因でモナコインが暴落をする事象があまりないため、今後も根強く市場に残っていく可能性は高いと考えるのが妥当です。


モナコインは今後高騰するか

近年中に高騰することがないというのが、個人的なモナコイン価格の予想です。


モナコインが過去に大きな高騰を見せたのが、ビットフライヤーへの上場でした。

モナコインはビットフライヤー上場後、わずか2ヶ月で41倍も上昇した経緯があります。

MONAチャート

今後、日本の仮想通貨市場を牽引するLiquidやコインチェックなどの大手仮想通貨取引所がモナコインをト取り扱うことになれば、モナコインは大きく高騰するはずです。

しかし、仮想通貨取引所のインフラがまだまだ整っていない状況で新通貨の追加は難しく、仮にモナコインが日本の仮想通貨取引所に上場したとしても税制上の規制が影響し、以前より大きな価格変動は起きない可能性が高いという予想です。


今後モナコインが大きく上昇するとすれば、それは2020年以降となるでしょう。