mineo(マイネオ)はドコモプラン、ソフトバンクプラン、auプランと大手3キャリアそれぞの回線契約を提供しているため、大手キャリアからの乗り換えがしやすい格安SIMサービスです。他の格安SIMと比べても価格設定が良心的で通信速度も速いのが特徴です。これから通信費を節約したいという方には人気なサービスとなっています。


「mineo」の公式サイト




本記事ではmineoの評判について詳しく説明していきます。

もくじ(コンテンツ)










mineoの評判まとめ

mineoの良い評判一覧

  • とにかく安いし、節約に最適
  • 初月費は日割り計算でデータ量は1ヶ月分利用可能
  • 家族割や複数回線割で1台ごとに50円/月割引
  • 余ったデータは家族でシェアできる
  • フリータンクで月1GB無料でもらえる
  • mineo電話で通話料金を安くできる
  • iphoneにも対応

mineoの悪い評判一覧

  • 通信速度がUQ mobileより遅い
  • キャンペーン企画が少ない

mineoは安くて、節約におすすめ

3GB+通話で1,510円/月

mineoの月額基本料金は以下の3つの要素で決定します。

料金を決める3つの要素
  • 電波網:「au回線」「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」の3つから選択
  • 通信タイプ:「データ通信で電話番号なしのシングルタイプ」と「データ通信と音声通話ができるデュアルタイプ」の2つから選択
  • 基本データ容量:毎月のデータ使用量上限を500MB~30GBまで段階的に選択

それぞれを組み合わせた料金一覧は以下の通りです。

mineoの料金表一覧
プラン 基本データ容量 シングルタイプ
(データ通信のみ)
デュアルタイプ
(データ通信+音声通話)
auプラン500MB700円1,310円
3GB900円1,510円
6GB1,580円2,190円
10GB2,520円3,130円
20GB3,980円4,590円
30GB5,900円6,510円
ドコモプラン500MB700円1,400円
3GB900円1,600円
6GB1,580円2,280円
10GB2,520円3,220円
20GB3,980円4,680円
30GB5,900円6,600円
ソフトバンクプラン500MB790円1,750円
3GB990円1,950円
6GB1,670円2,630円
10GB2,610円3,570円
20GB4,070円5,030円
30GB5,990円6,950円

大手キャリアで使っている電話番号をそのまま移行したい(MNP)場合はデュアルタイプを選択することになります。上記表を確認すれば、auプランのデュアルタイプ3GBであれば1ヶ月の基本料金がわずか1,510円。大手キャリアで月々6,000円程度かかっている通信費用と比べてみてもだいぶお得になることがわかります。

電話番号が必要なければシングルプランがおすすめ、デュアルプランと比べても月額費用をさらに半額以下に抑えることができるため、通信費はだいぶ節約することができます。

さらに基本データ容量は毎月25日までであれば無料で変更可能なので、生活スタイルに合わせて基本料金を調整することができるのもmineoの大きなメリットです。


数百万円単位の節約ができる

NTTドコモの3GBプランを参考に毎月の通信費が6,000円からmineoの3GBプラン1,510円+10分かけ放題プランに切り替えると、毎月3,640円を節約することができます。今やスマートフォンが持つことが当たり前の時代において、10年以上大手キャリアでスマホを持ち続けた場合とmineoにした場合の節約額を比較すると以下のようになります。

大手キャリアとmineoの料金差
期間 節約額
1ヶ月目3,640円
1年目43,680円
10年目436,800円
30年目1,310,400円
50年目2,184,000円

1ヶ月単位で言えばたった3,640円分の節約にしかなりませんが、10年続けると43万円、50年間mineoで契約し続けた場合には200万円もの節約を実現することになります。


家族でお得に使えるmineo

複数回線割と家族割

mineoでは複数回線契約した場合、回線ごとに月額基本料から50円割り引くサービスを実施しています。

複数回線割引適用条件
  • 同一eoIDの回線が適用対象
  • 割引回線は最大5回線まで
  • お申し込みは不要(自動適用)
  • 利用開始日の属する翌月から適用
  • 同一回線での家族割引との併用不可
  • プラン変更およびタイプ変更に伴うサービス停止期間も、割り引きは適用される
  • 解約日の属する月まで割り引きとなる。割引額が当月の月額基本料金を上回った場合、当月の月額基本料金を上回る割り引きは実施されない
  • 解約に伴い、単独回線となった場合は、割り引きが自動的に適用除外となる

家族で契約した場合は、各回線の月額基本料金から50円割り引くサービスがあります。家族は、住所が同一でも、離れていても、姓が異なる家族でも割引が可能。

家族割引適用条件
  • 割引回線は主回線を含め、最大5回線
  • 主回線者から3親等以内の方が家族割引適用範囲
  • 家族割引適用には、お住まいの住所、または姓が異なる場合は、ご家族であることを証明する書類(運転免許証など)のアップロードがマイページの申し込み時に必要となる
  • お申し込みを承諾した月の翌月から適用
  • 同一回線での複数回線割引との併用は不可
  • プラン変更およびタイプ変更に伴うサービス停止期間も、割り引きは適用される
  • 解約日の属する月まで割り引きとなる。ただし、割引額が当月の月額基本料金を上回った場合は、当月の月額基本料金を上回る割り引きは実施されない
  • 主回線を解約すると、家族割引も解約となります。(残りの回線で引き続き家族割引をご利用いただくためには、改めてお申し込みが必要)

パケットシェア

自分の余ったパケット(データ容量)を誰とでも分け合えるサービスです。友達と余ったパケットを分け合えるので、無駄なくパケットを使うことができます。

パケットギフト適用条件
  • ギフトとして使用できるパケット(データ容量)は、10MB単位です。
  • 一度にギフトとして贈れるパケット(データ容量)は9,990MBまでです。
  • ギフトとして贈られたパケット(データ容量)の有効期限は贈られた月の翌月末までです。
  • パケットギフトのご利用には、マイページからのお申し込みが必要です。
  • 同一のeoIDでご契約いただいている回線間では、パケットギフトをご利用いただけません。
  • 繰り越したパケット(データ容量)をパケットシェアすることもできます。

フリータンクから1GBもらえる

mineoでは、余ったデータをフリータンクと呼ばれる箱で共有する事が可能です。フリータンクにデータを入れると、他のmineoユーザへフリータンクからデータを受け取る事ができるようになります。フリータンクに投げ入れるデータ量について制限はありません。しかし、フリータンクからもらえるデータの上限は毎月1GBまでと制限されています。データ残量が1GB超ある場合かつ、データをあげる量よりももらう量が多い場合はデータを受け取れません。

毎月21日から月末日1日前の間にフリータンクからデータ受け取る手続きをすると翌月データが追加される仕組みです。通常、mineoでパケットジャージをする場合、150円毎に100MB追加する事が可能ですが、フリータンクであれば無料で1GB追加できるので、データを使い過ぎてしまった場合は迷わずフリータンクを使うのがおすすめです。携帯機種にもよりますが、余ったデータをテザリングで使うことも可能です。


iphoneに対応しているmineo

SIM差し替えで利用可能

ドコモ、ソフトバンク、auで購入したiphoneは5s/5c以降のモデルであればmineoでも問題なく利用することが可能です。ただし、iphone5以前の機種であれば対応していないモデルもあるため要確認。SIMフリーのiphoneも5s/5c〜XRまで対応しているため、新規で新規でiphoneを購入してもOKです。

もし、買い替えが面倒、インターネットだけで手続きするのは不安な方は、全国にある実店舗でもmineoのサポート受けることができます。公式サイトからご住所を入れて検索し、最寄りの実店舗を探してみてください。


mineoのテザリング対応機種

mineoではauプランでiphoneを使う場合テザリングには対応していません。

「テザリング」とは、携帯端末をポケットwifiように扱うことを言います。携帯端末を使って、ノートPCやタブレットをインターネット接続できるようにしたり、ゲーム機やカメラをネット接続するのに用います。

自宅、オフィスや取引先との打ち合わせ場所など生活圏内でwifi環境が整っているのであれば、テザリングを考える必要はありません。移動が多く、wifi環境がないという方のみテザリング機能を検討することをおすすめします。


mineoの通信速度

UQ mobileがダントツ

2019年7月に価格.comマガジンが公表した格安SIMの速度データによれば、東京駅周辺12時台の下り平均速度トップはUQmobileとなっています。その他のメディアでも測定結果ではUQmobileがトップとなっているケースが多く、通信規格の違いがはっきりとでています。

だからといってmineoが遅いかというと、そうではありません。実際に私が使っている感覚からすればほとんどストレスなく使えているので、よほど通信速度にこだわらない限り気にならないはずです。

唯一気をつけ慣れればいけないのが「低消費モード」という設定をONにしているとアプリなどは全く動きません。実際、Googleマップを起動すると全く動きませんでした。この場合は、低消費モードを解除して利用すればすぐに解決します。


料金と通信速度どっちを優先するか

UQmobileは速度が早い分月額料金も割高となっているので、料金を取るのか、通信速度を取るのかは利用者次第となります。


通信速度と地域

格安SIMの通信速度は利用する地域によっても差があります。かならず各回線の公式しサイトで生活圏エリアの電波網を確認してください。契約後に「自宅や仕事場が圏外でネットにつながらない。。」という最悪の事態を避けるためにも、必ず以下のサイトでエリアを確認しておくことをおすすめします。

外部リンク:auサービスエリアの確認
外部リンク:docomoサービスエリアの確認

mineo契約と解約

mineoへ移行する契約

大手通信会社を解約する場合、解約時に発生する月額基本料は日割りで請求されることはありません。1日に解約をしても31日に解約をしても、解約月までの月額料金を同じように満額請求されるはずです。

mineoの新規契約を結ぶには、審査などの期間を含めると、申し込みからサービス提供開始まで5日から1週間程度はかかってしまうため、遅くても月末日から1週間程度前に申し込みをしておくと月末日にmineoに切り替えられ、mineoの月々の請求を抑えることができます。

ただし、1日でも月をまたいでしまった場合は、その月の基本料金は満額請求されるので、期間に関しては余裕を持つことが大切です。


基本料金以外の費用

契約時には基本料金以外にも発生する費用があります。

  • 契約事務手数料:3,000円
  • SIMカード発行料:auプランの場合406円、docomoプランの場合394円
  • SMSと通話利用料:それぞれの利用頻度に応じて料金が加算

契約事務手数料とSIMカード発行料は、契約初月だけ発生する料金です。2ヶ月目以降はかかりません。SMS(ショートメッセージ)や音声通話については、利用頻度に応じて課金される仕組みになっています。

ほとんどのスマートフォンユーザがLINEやFcebookメッセンジャー、Facetimeなどのアプリを使ってコミュニケーションするため、SMSと音声通話の料金は気にならないはずです。念のため、料金表をまとめてみました。

mineoの使用量に応じてかかる費用
大項目 小項目 料金
SMS月額基本料無料
受信
受信(国外)
送信3~30円/通
送信(国外)100円/通(免税)
音声通話国内通話料20円/30秒
国内通話料
(mineoでんわ)
10円(税込)/30秒

SMS(ショートメッセージ)に関しては、受信には費用はかかりませんが、送信する場合は1通あたり3~30円の費用が発生してしまいます。ガラケーなど、LINEやgmailを使えない端末と連絡する際は注意が必要です。

音声通話については、上記表の一番下にあるmineoでんわを利用すると、通常の通話料金よりもお得に通話する事が可能です。(mineoでんわの固定費はかかりません。)10分かけ放題というオプションサービスを申し込むと、月額850円で国内通話がかけ放題になります。(10分を超える通話は、30秒毎に10円がかかります。)

上記に記載してあるもの以外でも、三者通話サービスや迷惑電話撃退サービスなど月額料金を払って使えるオプションサービスがありますが、申し込みをしなければ課金されることはありません。


mineoを解約する場合

他の格安SIM提供会社のサービスを見ると、通常は1年以内に解約する場合、解約手数料が8,000円程度かかりますが、mineoでは1年以内の解約でも解約手数料はかかりません。データSIMの解約手数料がかからないサービスが多いですが、音声+データSIMプランの解約手数料をとらない企業は稀少性が高いです。

ただし、mineoから他社へMNPする(携帯電話番号をそのまま引き継ぐ)場合、契約1年未満であれば12,420円、契約1年超過だとMNP転出手数料が2,160円かかってしまうのでご注意ください。


mineo契約の名義変更

mineoでは、契約人の名義を変更することが可能です。

他のMVNO(他社から無線通信インフラを借り受けて音声やデータ通信サービスを提供する事業者)、格安SIMを提供する企業のほどんどは、19歳以下の名義変更は受け付けていませんが、mineoは本人名義のクレジットカードさえあれば18歳以上からmineoで契約することができます。(名義変更ができるMVNOは、mineo、OCNモバイルONE、イオンモバイルくらいです。)17歳以下の場合は親名義でしか契約できないため、18歳もしくは、成人、社会人など子供の成長に合わせて、親名義から子供名義に変更する事がmineoではできるのです。