こんにちは。Gazです。

先日、Twitterで以下の内容を発信しました✨

本記事では【 米国株の先行指標 】について詳しく解説していきます。


米国株投資は「先行指標」が超重要!抑えるべき5つの指標

Compass

今回紹介する先行指標の一覧は以下のとおり。

  1. 米フィラデルフィア半導体指数
  2. ラッセル2000指数
  3. ダウ輸送株平均指数
  4. WTI原油先物
  5. S&P 500 Earnings(EPS)

では、1つずつ説明してきます。


先行指標1:米フィラデルフィア半導体指数

米フィラデルフィア半導体指数(PHLX Semiconductor、SOX指数)とは、半導体関連(設計・製造・流通・販売など)企業の株式で構成されるインデックス。

構成銘柄はNVIDIA(エヌビディア)やINTEL(インテル)、QUALCOMM(クアルコム)などの半導体の有名企業が並びます。

構成銘柄TOP10
ティッカー 銘柄名 ウェイト
NVDANVIDIA CORPORATION8.06%
TXNTEXAS INSTRUMENTS7.93%
QCOMQUALCOMM INC7.84%
INTCINTEL CORP7.66%
AVGOBROADCOM INC.7.42%
AMDADV MICRO DEVICES4.35%
MUMICRON TECHNOLOGY4.20%
NXPINXP SEMICONDUCTORS4.09%
LRCXLAM RESEARCH CORP4.07%
TSMTAIWAN SEMICOND ADS4.06%
※参照元:Nasdaq HP(2019年12月末時点)

半導体はパソコン、スマホ、家電、自動車など、あらゆる分野で使用されるため、半導体需要によって景況感が左右されることも少なくありません。

米フィラデルフィア半導体指数
※参照元:tradingview

上記はS&P500に米フィラデルフィア半導体指数を重ねたグラフになりますが、1999年から2003年にかけて米フィラデルフィア半導体指数が極端に推移しつつ、S&P500もそれに連動していることがわかるはずです。

市場全体の株価に対して、米フィラデルフィア半導体指数の方が大きく反応してくれるため投資家にとってわかりやすくもあります。


先行指標2:ラッセル2000指数

ラッセル2000指数(Russell 2000 Index)とは、約2,000社の米国小型株の株価を時価総額の加重平均で集計したインデックス。

小型株銘柄は「米国内事業に焦点を当てている」「倒産リスクが高い」という特徴によって米国市場の景況感をいち早く察知するには最適な指標となります。

ラッセル2000指数
※参照元:tradingview

上記はS&P500にラッセル2000指数を重ねたグラフになります。

リーマンショック以降、S&P500に連動してラッセル2000指数も増減していることがわかるはずです。


先行指標3:ダウ輸送株平均指数

ダウ輸送株平均指数(Dow Jones Transportation Average,、DJTA)は物流企業で構成された指数。

構成銘柄はAmerican Airlines Group(アメリカン航空グループ)やDelta Air Lines(デルタ航空)など30社で構成されています。

構成銘柄TOP10
ティッカー 銘柄名 Volume
AALAmerican Airlines Group Inc.15,134,344
UPSUnited Parcel Service, Inc.4,586,171
DALDelta Air Lines, Inc.4,064,420
FDXFedEx Corporation3,861,590
UALUnited Airlines Holdings, Inc.3,492,868
JBLUJetBlue Airways Corporation3,229,950
CSXCSX Corporation2,982,689
LUVSouthwest Airlines Co.2,723,459
NSCNorfolk Southern Corporation2,183,134
UNPUnion Pacific Corporation1,749,677
※参照元:Yahoo! finance(2020年2月時点)

輸送株は景気が好調になれば資源や素材などの物流が活発化し、旅行客も増える傾向にあります。

所得が低下したり、景気が悪くなると物流も旅行も鈍化するため、景況感を測る先行指標として利用されます。


ダウ輸送株平均指数
※参照元:tradingview

上記はS&P500にダウ輸送株平均指数を重ねたグラフになります。

S&P500に対してかなり敏感に連動していることがわかるはずです。


先行指標4:WTI原油先物

WTI原油先物は世界の3大原油指標の1つ。

ニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されています。

WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は西テキサス地方の硫黄分が少なくガソリンを多く取り出せる高品質な原油のこと。

WTI原油先物は「欧州産の北海ブレント」「中東産のドバイ」より取引量と市場参加者が圧倒的に多く市場の流動性や透明性が高いため、原油価格の指標にとどまらず、世界経済の動向を占う重要な経済指標の1つにもなっています。


WTI原油先物
※参照元:tradingview

リーマンショック前に原油価格が大きく反応しているのがわかります。

原油は戦争や経済危機などが起こると高くなる傾向にあり、原油価格が高くなればなるほど経済的不安が大きくなります。


先行指標5:S&P 500 Earnings(EPS)

EPSは1株当たり利益を表す指標。

S&P 500 Earningsは株価上昇に対して、「業績がしっかりついてきているか」を判断することができます。

S&P 500 Earnings(EPS)
※参照元:macrotrends.net

S&P500(青線)がS&P 500 Earnings(オレンジ線)を上回ると、株価がS&P 500 Earningsに近づこうとして長施されているのがわかるはずです。

業績と株価の乖離が激しくなるほど、価格変動も激しくなる傾向にあります。


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