こんにちは。Gazです。

先日、Twitterで以下の内容を発信しました✨

そもそもETFのとは何か?特徴や投資信託との違いについて知りたい方はこちら。

上記記事をご覧になった後で本記事を読み進めてはいかがでしょうか。

本記事では【 米国ETF銘柄の選び方 】について詳しく解説していきます。


投資初心者におすすめ!米国ETF銘柄

結論から言えば、私が2020年1月時点でお勧めする米国ETF銘柄は以下のとおり。

  • VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
  • VOO:バンガード・S&P500ETF
  • VYM:バンガード・米国高配当株式ETF

すべてバンガード社の商品ですが決して他の投信会社を嫌っているわけではありません。

たまたまです。


今回は「米国ETFの選び方」を解説します。

「おすすめ銘柄紹介」については別記事でまとめる予定です。ごめんなさい💦


米国ETFの選び方

比較

米国ETFの選び方のポイントは4つ。

    経費率
    買付手数料
    分配金の実績
    組入銘柄

上記内容について、詳しく解説していきます。


経費率

経費率とは、資産保有中にかかる運用手数料のことです。

信託報酬や管理手数料と言ったりもしますが、一般的には経費率で通じます。


たとえば、経費率1%のETFを100万円分1年間保有すると手数料として1日当たり27.3円、合計1万円がかかります。

経費率が高いほど投資家の利益を確実に圧迫するため、経費率は安い方が良いということが理解できます。


大切なので繰り返しになりますが、経費率が安いほど投資家の利益が増えます。

これは事実であり、予想ではありません。

「日本株よりも米国株の方が成長しやすい」というのは事実ではなく予想となるため、米国株と日本株どちらに投資をするかとなれば投資家の意見は割れます。しかし、経費率が高い商品と安い商品どちらを選ぶかという問いを投資家にするのであれば100人中100人が経費率が安い方を選びます。


経費率は安いことが正義で、経費率が高いETFは悪ということを覚えておきましょう。

ちなみに、2020年1月時点で経費率最安値銘柄は以下のとおり。

経費率上位銘柄(先進国株式)
ティッカー 銘柄名 経費率
SPLGSPDR Prtf米国大型株式 ETF0.03%
VOOバンガード・S&P 5000.03%
SPTMSPDR Prtf 米国トータル・ストック・マーケット ETF0.03%
VTIバンガード・トータル・ストック・マーケット0.03%


買付手数料

経費率以外にも投資家が負担するコストにはいくつか種類があります。

  • 買付手数料
  • 為替変動による損失
  • 為替差益による所得税
  • 配当所得による所得税

所得税については日本の税制が変わらなければコストを安くすることはできませんし、為替変動を考慮して取引するのは投資初心者にはほぼ不可能です。

ただし、買付手数料はコストを抑える方法は簡単です。


2019年末にはネット証券各社が米国ETFの買付手数料を一部無料化にするお知らせを発表しました。

上記証券会社において人気銘柄である「VT」「VOO」「VTI」の買付手数料が無料となったことは投資家にとって超有力です。

今まで22ドルを上限として0.45%の手数料が無料となるので、ドルコスト平均法で積立投資をすることも視野に入ってきます。

くれぐれも買付手数料が高い証券口座で取引したり、買付手数料かかる銘柄を無理に取引しないよう注意が必要です。


分配金の実績

米国ETFを選ぶポイントの3つ目は「分配金の実績」です。

分配金とは収益の一部を投資家に還元するお金。

ETFを保有する投資家は四半期ごとに運用実績に応じて配当所得を得ることになります。

実績が好調であれば株価に関係なく支払われますが、実績が不調であれば全く支払われないこともあります。


配当比率は投資先によってバラバラですが、一般的に配当利回り3%を超えるものを高配当ETFと呼びます。

配当利回り3%というのは100万円分の資産を1年間保有し続けると年間で3万円分の所得を得られるということです。

有名な高配当銘柄は以下のとおり。

高配当ETF銘柄(先進国株式)
ティッカー 銘柄名 分配比率
PFFiシェアーズ 優先株式 & インカム証券 ETF5.25%
SPYDSPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF4.44%
HDViシェアーズ 米国高配当株ETF3.31%
VYMバンガード 米国高配当株式 ETF3.04%


ただし、この分配金には気をつけなければいけないポイントがあります。

それは分配金が高い = トータルリターン高い銘柄ではないということです。

実績比較

上記は先ほど紹介した高配当ETFの評価額推移を表していますが、もっとも分配金利回りの高かったPFFの実績(上図の緑線)は他の高配当ETFに比べて評価額の推移が悪すぎるということがわかります。


高配当ETFを運用する投資家の目的の1つは分配金の利用です。

定期的に振り込まれる分配金が多ければ多いほど、投資家の生活は安定していくからです。

しかし、分配金の実績に囚われすぎると折角の金融資産が機会損失を起こしてしまう可能性もあるので注意が必要です。


組入銘柄

米国ETFを選ぶポイントの最後は「組入銘柄」です。

組入銘柄ではなくポートフォリオと言う方がわかりやすいかもしれませんが、ETFを構成する金融商品の分散比率が米国ETFを選ぶ上では最も大切です。

繰り返しになりますが、経費率や分配金の実績よりも大切なのが組入銘柄です。


例えば同じ先進国株式に投資する「VTI」と「VYM」の組入銘柄とセクターを比較してみましょう。

投資先セクター比較(2019年12月31日)
順位 VTI VYM
1位テクノロジー金融
2位金融消費財
3位消費サービスヘルスケア
4位資本財テクノロジー
5位ヘルスケア消費サービス
6位消費財公益
7位石油・ガス資本財
8位公益石油・ガス
9位素材電気通信
10位電気通信素材

どちらも超優秀なポートフォリオを組んでいるため悪い点はほぼありません。

無理矢理挙げるのであればVYMはテクノロジーなどの景気敏感株への配分が少なく、ディフェンシブ株の比率が高いという点です。

リーマンショック後から現在までのトータルリターンはVTIよりVYMが劣る結果となっています。


VYMのトップセクターである金融も景気に左右されやすい特徴があります。

今後株価大暴落が起きた場合にJPMorgan Chaseを中心とした金融株は大きく下がる可能性は否定できません。


次は両者の組入銘柄を見てみましょう。

組入銘柄TOP10比較(2019年12月31日)
順位 VTI VYM
1位MicrosoftJPMorgan Chase
2位AppleJohnson & Johnson
3位AmazonProcter & Gamble
4位FacebookExxon Mobil
5位Berkshire HathawayAT&T
6位JPMorgan ChaseIntel
7位AlphabetVerizon Communications
8位Alphabet Class CMerck & Co
9位Johnson & JohnsonChevron
10位VisaPfizer


先ほどのセクターよりも組入銘柄を見るとVTIがハイテク企業に偏っていることがよくわかります。

これらが直近の間大きく成長し続けてきた理由の1つです。

ただし、分散比率はVTIの方が圧倒的に高く米国株3,000銘柄に資産がうまく分散されています。

対してVYMは400銘柄と少数精鋭で1社の株価が与える影響が大きく、分散リスク耐性がVTIよりも弱いといえます。


組入銘柄についてはVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の方がより暴落リスクに強く、資産の安全性が高くなっています。ただしVTIやVYMと比べるとトータルリターンは下がりますが、その分だけ資産が守られやすいということも言えます。

どちらを選択するかは投資家次第ですが、ご自身のリスク許容度を十分に見極めた上で組入銘柄も把握しておくのがベストです。

また、詳しい銘柄の選び方についても今後ブログで解説していきます。


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