こんにちは。Gazです。

先日、ドルコスト平均法は愚策である趣旨のツイートに多くの投資家が反応し話題となりました。

私もそのツイートに反応してしまったうちの一人ですww

本記事では【 ドルコスト平均法は愚策か検証し、一括投資との使い分け 】について、詳しく解説していきます。


ドルコスト平均法は愚策か検証

ドルコスト平均法とは、一定額の投資資金を定期的に継続して投資する方法のことを意味します。

ドルコスト平均法のコツは投資金額を毎回必ず揃えること。

毎月1万円を継続して投資するように決して、途中で投資金額を3万円にしてみたり、5千円に下げてはいけません。毎月もしくは毎日一定額を同じ投資商品に投資していく方法です。


ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法が有効とされるのは以下のとおり。

    メリット1:価格変動率が小さくなる
    メリット2:投資タイミングを読まなくていい。
    メリット3:低収入でも実行できる

ドルコスト平均法の大きな特徴は価格変動率(ボラティリティ)を小さくすること。

同じ投資商品への一括投資と比べると、株価暴落時には損失額を軽減するという効果が生まれます。

損失額を小さくすることによって投資家が市場退場する可能性を低くし、より長期的に投資を継続できるというメリットが生まれるわけです。


また、ドルコスト平均法は機械的に投資するため、投資するタイミングや底値を分析する必要がありません。

相場が読めない投資家にとっては気楽に投資が可能かつ大きな損失を防ぐ効果があるので、投資初心者でも少額から入りやすい投資方法となります。


ドルコスト平均法のデメリット

次はドルコスト平均法のデメリットを紹介します。

    デメリット1:取引手数料がネックになる
    デメリット2:大きなリターンを狙えない

ドルコスト平均法は取引回数が多くなるため、取引手数料がかかる投資商品においては有効ではありません。

毎月投資をすることになれば年間12回の手数料がかかりますし、毎日投資するとなれば365回の取引手数料を証券会社および販売会社に支払わなければいけません。


さらに、集中投資と比べるとローリスク・ローリターンとなり大きな利益を出すことが難しくなります。

相場を読むことができる上級投資家からすれば、じれったい投資方法となります。


ドルコスト平均法の効果を検証

ドルコスト平均法の効果の1つである「価格変動率(ボラティリティ)を小さくすること」について、以下のグラフを使いながら詳しく説明してきます。

積立投資の効果

価格変動のある投資商品を毎月1回のタイミングで1万円ずつ4ヶ月間購入した場合の評価損益を想定し、以下の表にまとめました。

ドルコスト平均法の想定
1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目
1枚の価格100円120円50円40円
投資金額1万円1万円1万円1万円
購入枚数100枚83枚200枚250枚
累計購入枚数100枚183枚383枚633枚
累計評価損益10,000円21,960円19,150円25,320円

ドルコスト平均法の結果としては以下のとおり。

    結果1:価格が高い時は購入枚数を抑えられ、価格が低い時には購入枚数を増やせる
    結果2:最終損益は25,320円

投資は「安い時に買って、高い時に売る」ということが鉄則。

購入価格を揃えることにより、高い時には購入枚数を減らし安い時にはたくさんかうことができるドルコスト平均法は効率的といえます。

そして、重要なのは価格変動率を小さくできるということですが、その答えは一括投資と最終損益を比較した時にわかります。


対して、同様の商品を初月に一括投資した場合の想定は以下のようになります。

一括投資の想定
1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目
1枚の価格100円120円50円40円
投資金額4万円0円0円0円
購入枚数400枚0枚0枚0枚
累計購入枚数400枚400枚400枚400枚
累計評価損益40,000円48,000円20,000円16,000円

一括投資の結果としては以下のとおり。

    結果1:価格が高騰すると大きなリターンを出せるが、暴落時に弱い
    結果2:最終損益は16,000円

一括投資は価格が上昇している時は大きな利益を発生しますが、逆に価格が下がってしまうと極端に評価損益を下げてしまうハイリスク・ハイリターンな投資方法。

最終累計評価損益を比較してみると、ドルコスト平均法の場合は25,320円なのに対して一括投資では16,000円にまで下がってしまいます。

同じ金融商品に同じ4万円を投資しているのにも関わらず、これだけの差がでてしまうのです。


一括投資との使い分けが大切

戦略

ドルコスト平均法と一括投資はどちらも一長一短です。

投資目的や投資先に合わせて、投資手法も変えていくという方法が最もおすすめです。


ドルコスト平均法に合う投資先

ドルコスト平均法に適した投資商品は以下のとおり。

  • つみたてNISA対象商品
  • 取引手数料無料のインデックスファンド
  • S&P500など長期的な将来性の高い市場へ投資する投資信託

ドルコスト平均法の最大のデメリットである取引手数料のかかる投資商品に関しては避けなければいけません。

つみたてNISAであれば取引手数料は無料ですし、将来性の高いインデックスファンドであれば過去の歴史を辿れば長期的に利益をだしやすいため効率的と言えます。


一括投資に合う投資先

対してドルコスト平均法ではあまりおすすめできない投資先、もしくは一括投資におすすめな投資先は以下のとおり。

  • 約定手数料がかかる海外株
  • 将来性が不安定かつ、ボラティリティの高い新興国株
  • 高配当企業への個別株投資

約定手数料が高い海外株でドルコスト平均法を実施してしまうと、手数料負担が大きくなり投資家の利益を圧迫してしまいます。

将来性が不安定な投資先については短期集中型の一括投資でないと価値にくいという特性もあります。


さらに高配当株投資については、株価と配当金を同時に追わなくてはいけません。

株価が下がれば配当金が高くても利益を出すことができないため、高配当株は底値で一括投資する方が長期的に安定しやすくなります。


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