こんにちは。Gazです。

先日、分散投資についてツイートしたところ反響いただけました✨

本記事では【 投資リスクを軽減するのは投資先の分散投資だけ 】についてもう少し詳しく解説していきます。


投資リスクを軽減するのは投資先の分散投資だけ

投資リスクを軽減させる目的として以下の方法を聞いたことはないでしょうか。

  • 投資先の分散
  • 投資時間の分散
  • 投資金の分散

どの投資手法も効率的かつ、私個人としてもおすすめしたいほどの投資方法ではあります。

しかし、上記の中で投資リスク(価格が下落する可能性)を抑えるのは「投資先の分散」のみになります。

「投資時間の分散」「投資金の分散」は価格変動率を抑えることはあっても根本的な損失を抑えることはできません。


その理由を説明していきます。


時間分散でリスクは軽減しない

時間分散というのはドルコスト平均法とも言われており、同じ投資先に一定の金額とタイミングで投資し続ける投資方法となります。


たとえば、投資信託を毎月1万円ずつ10年間購入し続けるというような投資戦略です。

ドルコスト平均法は1万円という金額を変えない、毎月必ず投資をするというところにポイントがあります。

ドルコスト平均法から得られる成果は、投資先の価格変動率を小さくすること。

どのくらい価格変動率を抑えるのかは以下の関連記事をご覧ください。

簡潔に説明するのであれば、全く同じ商品を一括投資で購入した場合に比べてドルコスト平均法で購入した際は同じ金額を同じ投資先に投資しているにもかかわらず、価格変動率が数分の1程度の変動率に抑えられます。

元の投資先の価格推移によって得られる効果は様々ですが、価格変動率が小さくなることは確かです。


ここで重要なのはドルコスト平均法をしても、マイナスがプラスに変わるわけではないという事実です。

投資先の分散投資であれば、1つの銘柄が損失を被っても全保有銘柄の損益を合わせることでプラスに持っていけることもありますが、ドルコスト平均法だけではマイナスがプラスになることはありません。

この意味でドルコスト平均法は投資リスクを軽減してないと言えます。


少額投資もリスクは軽減しない

少額投資もドルコスト平均法と同様に価格変動率や損失額を小さくする効果はありますが、投資リスクを抑える効果はありません。

少額投資だからリスクが低いと考えられる方もいますが、それは損失を被った場合でも給与所得でカバーしやすくなるというだけです。

少額投資は非常に効率的な投資方法であることは確かですがリスクを軽減しているわけではないため、多用しすぎには要注意です。


勘違いされる分散投資

少額投資

Twitterではあまり分散が効いていない分散投資をされている方もいらっしゃるようです。

先日はTwitterでも発信させていただきましたが、投資先が似通った投資信託を購入しても分散投資の効果を十分に発揮することはできません。


楽天VTと楽天VTIの組み入れ銘柄上位を比較すると、以下のとおり。

組み入れ銘柄上位比較(2019年9月末)
楽天VT 楽天VTI
Microsoft CorpApple Inc
Apple IncMicrosoft Corp
Amazon.com IncAmazon.com Inc
Facebook Inc. Class AFacebook Inc. Class A
Berkshire Hathaway Inc. Class BJPMorgan Chase & Co
JPMorgan Chase & CoAlphabet Inc. Class A
Alphabet Inc. Class AAlphabet Inc. Class C
Alphabet Inc. Class CJohnson & Johnson
Johnson & JohnsonVisa Inc. Class A
Procter & Gamble CoNestle SA

2つの銘柄を比較すると上位8社はすべて一緒。

業種別構成比を見てもほとんど変わらない結果となっています。

詳しくは双方の月間レポート(最新版)をご覧ください。


分散の効いた投資信託の組み合わせ

先ほど紹介した楽天VTや楽天VTIは超優良商品でありますが、万が一Apple Inc.が倒産してしまうとどちらの資産総額も暴落してしまいます。

Apple Inc.の影響を避けるためにはハイテク企業に投資をしてない投資信託を購入する必要があります。

たとえば、不動産(REIT)や債券などを組み入れ銘柄とする投資信託であればApple Inc.が倒産しても影響を受けることはほとんどありません。


もしくは同じような投資先であっても業界比率が違う投資信託やETF(上場投資信託)に投資することで分散を利かせる方法もあります。

たとえば、米国の高配当株ETFで「VYM」「HDV」「SPYD」のような組み合わせです。

以前ツイートでもご紹介しましたが、これらの投資先は米国の主要産業に投資していると言う点においてよく似た特性をもっていますが投資先の業界比率が大きく異ります。

投資信託の銘柄を分散させるのではなく、投資先の組み入れ銘柄が十分に分散されているかを見ることが大切です。


最後になりますが、資産運用に役立つ情報はTwitterYouTubeでも配信しています。

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