テレビやSNSなど多くのメディアで騒がれているキャッシュレス決済。日本人に最も身近なキャッシュレスといえばクレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネーですが、最近では各企業が独自のキャッシュレスサービスを展開しはじめています。中には100億円を散財するなど企業利益を度外視したサービスまで登場し、キャッシュレス決済を選ぶユーザが得をしまくる時代へと突入しています。

本記事では、これからキャッシュレス決済を始めようと考えている方に最適なサービスの選び方を解説していきます。是非最後まで読んでいただければ幸いです。





キャッシュレス決済が選ばれる理由

日本人の中にはクレジットカードを持たずに現金のみで決済している方も少なくありません。「現金の方が安心」「デジタル決済は盗まれる可能性があり心配」という考えを持っている方が大半だと思います。

ただそんな状況の中でも、キャッシュレス決済を使うことにメリットがあると思えることが次々と起きているんです。


企業がお金を配るから

ソフトバンクやヤフー傘下の企業なるキャシュレス決済会社PayPayでは2018年12月と2019年2月にそれぞれ1度ずつ100億円を利用者に配るキャンペーンを実施(キャンペーンは既に終了)。

そのほかにも様々なキャッシュバックキャンペーンを展開し続けています。

キャッシュレス決済アプリを使うだけで、現金が戻ってくるようなキャンペーンはPayPayだけでなく他の企業でも実施され続けている企画となります。LINEPayや楽天ペイでも利用ユーザに対しての企画が都度行われているので、公式サイトやお知らせを随時確認していただけると詳細を知ることができます。

このような企画を使い倒すことによって普段の支出を抑えるだけでなく、いつもよりお得に商品を購入することができるので、正直使わない手はないというのがキャッシュレス決済の大きなメリットの1つです。


政府が税を軽減するから

キャッシュレス事業

経済産業省は「キャッシュレス・消費者還元事業」を立ち上げ、2019年3月から決済事業者の登録受付を開始。特設サイトでは2019年10月から2020年6月までの9ヶ月間で対象店舗キャッシュレス決済をすると5% or 2%のポイント還元が受けられると発表しています。

金額上限等は明示されていませんが、9ヶ月間の支出総額を仮に100万円と考えた場合は約5万円程度の支出が抑えられることとなります。


キャッシュレスは便利

キャッシュレス決済のメリットは企業や政府がポイントを還元したり、支出をさえられるという効果だけでなく、現金決済で発生していた銀行からの現金引き出しやお釣り勘定などの手間が一切発生しないという点にもあります。

スマートフォンやカード1つで決済をすることによって、荷物が減るだけでなく家計簿アプリと連動させることで支出管理なども容易になり、より節約が捗ります。


キャッシュレス決済の選び方

どこにお金を使っているか把握する

キャッシュレス決済サービスは2018年より爆発的に増えており、正直どの事業者を使えばいいのか迷ってしまうのは当たり前です。そんな状況の中で迷わずに事業者を選ぶためには、まず自分がどんなシーンでお金を使っていることが多いのかを振り返ってみましょう。

  • 最寄りのスーパーやコンビニでの決済が多い
  • 頻繁にネットショッピングをする
  • 友達との貸し借りが多い

キャッシュレス決済ではクレジットカードのように決済場所によってポイントが貯まらなかったり、そもそも決済できないということが少なくありません。クレジットカードやSuicaは対応ているけどLINEPayは対応していないとか、ファミリーマートでは使えるけどセブンイレブンでは使えないとか利用シーンに制限がかかってしまうため、キャッシュレス決済サービスと普段利用する店舗の組み合わせを十分に把握しておくことが大切です。

たとえば、最寄りのコンビニがセブンイレブンで他のコンビニにはほとんど行かないという生活スタイルであれば、セブンイレブンに対応するキャッシュレス決済サービスを探しましょう。


複数使ってみることも重要

たとえば普段は楽天市場で買い物をするが、最近はメルカリも頻繁に使っているという方は楽天ペイとメルペイを併用するのも1つの正解です。引き出す銀行口座やクレジットカードを1つにまとめておけば一緒の財布(口座)からお金がでていくため、残高確認も容易です。

できる限りお得なサービスを受けるためにはいくつかの主要サービスを使ってみて、自分の目で比較検討してみてはいかがでしょうか。


おすすめキャッシュレス決済アプリ

私が実際に使っているキャッシュレス決済の中で特におすすめのものを紹介します。デメリットについても「キャッシュレス決済の注意点」で紹介しますので、最後まで見てください。


還元率が高い「PayPay」

PayPay

ソフトバンクG傘下のキャッシュレス事業者であるPayPayの特徴は「とにかく還元企画が多い」という点です。最初の100億円企画を2回実施した後も10%、20%還元企画を実施しており、とにかく使えば使うほどお得に決済ができます(現時点で実施しているキャンペーンの詳細は公式サイトで確認くてください)。

キャッシュレス決済でとにかく得をしたいと考えている方は真っ先に入れておくべき決済アプリの1つです。またセブンイレブンでも決済ができるので、コンビニはセブンイレブンしか行かないという方にとっても非常におすすめとなります。きになる方は以下の動画を参考にインストールしてみてください。



PayPayの基本情報
項目 詳細
運営会社PayPay株式会社
公式サイトこちらへ
利用店舗・セブンイレブン
・Yahoo!ショッピングなど
詳細はこちら
決済上限・2万円/日
・5万円/月
※設定状況に変動

楽天経済圏は「楽天ペイ」

RPay

楽天市場、楽天トラベルなど楽天経済圏を利用するユーザならキャッシュレス決済は楽天ペイをインストールしておくことをおすすめします。特に普段から楽天カードを使っている方は楽天ペイにクレジットカードを登録することによってポイントを二重で受け取ることが可能です(2019年7月時点)。さらに決済時にPontaカードも提示した上で決済すればポイントの三重取りが可能となるため、楽天ユーザにとって楽天ペイは鬼に金棒です。

溜まったポイントは楽天証券を使えば投資に回すことも、楽天市場でお買い物することもできるため、ポイントが貯まったけど使い道に困るということはほとんどありません。

楽天ペイの基本情報
項目 詳細
運営会社楽天株式会社
公式サイトこちらへ
利用店舗詳細はこちら
決済上限・最大50万円
・コンビニは4,000円
※会員ランクと利用店舗によて変動

LINEPay

LINEPay

友達との食事代割り勘が多い場合はLINEPayが便利です。一円単位の金額をLINEグループで一斉に請求できる上に、送金も数回タップするだけ。もちろんコンビニや実店舗でも決済ができるので、友達との貸し借りが多い方にとっては払い忘れもなくなるので、便利なキャッシュレス決済となります。

LINEPayの基本情報
項目 詳細
運営会社LINE株式会社
公式サイトこちらへ
利用店舗詳細はこちらへ
決済上限・100万円/回
※本人確認を行なっていない場合は10万円

キャッシュレス決済の注意点

スマホは必ずロックをかける

Google Authenticatorのような二段階認証というサービスによって不正利用を防止する対策が取られることが一般的ですが、日本のキャッシュレス決済サービスではまだまだ導入しているところが多くありません。少しでも不正利用を減らすための対策として、まずは自分のスマホは必ずロックをかけておきましょう。

万が一、第三者がスマホを拾った場合に勝手にキャッシュレス決済を使われてしまう可能性を低くするためにです。FaceIDや指紋認証機能が付いているスマホなら是非それらの機能を利用する方が賢明です。


キャンペーンを最大限利用すべき

日本ではキャッシュレス決済を導入している店舗があまり多くありません。中にはクレジットカード決済ですら導入していない店舗も珍しくないので、なるべくキャッシュレス決済が対応できる店では積極的に利用しポイントを貯めておくことが重要です(ただし欲しくもない商品を購入してポイントを貯めるのは本末転倒)。

たとえばセブンイレブンではPayPayもLINEPayも利用することができますが、その時期によって還元企画が異なったりするため、還元率の高い方かもしくは利用頻度の高い方で決済をするという工夫も役に立ちます。


使いすぎに要注意

最後にキャッシュレス決済は日本以外の導入国を見てみると、消費が加速する傾向にあります。中には国内総生産も上昇し、経済が向上している国も存在します。言い換えると、キャッシュレス決済は現金よりも簡単に使えて便利なので消費行動をとりやすいくなり、結果的にお金を使いすぎる可能性があります。

支出管理はアプリでもできるため、自分が過去どんなものにお金を使っているかを確認し、将来の費用対効果を予測することが大切です。意味のないものにお金をかけず、意味のあるものにお金をかけることによって人生はより豊かになるはずです。