皆さん、こんにちは。Gazです。
先日、老後2,000万円問題についてツイートしてくれる方がおり、改めて勇気をもらえました。
老後2,000万円問題を2020年以降も認識できる人は少ない。大半がどうでもいいニュースと一緒に忘れてしまう。
— Gaz(ガズ) (@gazooblog) January 5, 2020
老後は誰にとっても必ず来る。
気づかされた時点からコツコツと資産運用できている人を私は応援するし、これからも一緒に頑張っていきたい🔥
老後まで投資を続けような👍 https://t.co/x9XhkJfyuH
個人投資家としてはこういう方を応援し、かつ多くの人と一緒に資産形成をすすめていきたいです。
本記事では【 老後2000万円問題 】について出来るだけ簡単かつ、わかりやすく解説していきます。
老後2000万円問題とは?簡単にわかりやすく解説
老後2000万円問題とは、65歳から95歳までの約30年間の老後生活においての話です。
65歳から受け取れる夫婦の年金額が約18万円に対して1ヶ月の生活費24万円程度を想定すると、約2,160万円( = 6万円 × 360ヶ月)足りなくなるという計算になります。
老後2000万円問題の本質は、年金以外の自助努力で若いうちから約2,160万円の資産を用意していこうというものになります。
これが本当の課題です。
老後資金は退職金や貯金では足りない
家計の金融行動に関する世論調査によれば、日本人の平均金融資産は中央値で419万円(平均値は1,139万円)しかありません。
これからは終身雇用が崩壊し、大手企業でもリストラの嵐です。退職金などありません。
「労働収入だけで老後資金を用意するのは難しい」ことはもうわかっています。
老後資金の用意がどれだけ苦しいのか、具体的な老後資金の数字を知りたい方は以下の関連記事がおすすめです。
夫婦も一人暮らしも老後2000万円問題
「夫婦で共働きだから、関係ない」
「一人暮らしだから、関係ない」
上記のように老後2000万円問題を考えるのは時期尚早。
老後2000万円問題はあくまでも2019年の年金所得代替率を参考に計算をしています。
今から30年後では年金受給金額が確実に減ります。
同じ社会保険料を収めたとして、もらえる年金額は10%以上変わってくると考えるのが正しい見方です。
その理由は以下の記事でも触れています。
老後2000万円問題の解決法
ここからが本記事の本題にもなる「老後2000万円問題の解決法」について解説していきます。
つみたてNISA
つみたてNISAとは、株式投資の売却益にかかる約20%の税金支払いが免除される制度。
毎月3.3万円ずつの積立投資を20年間利用すれば、1,560万円の資産形成も狙えます。
もちろん、投資なのでリスクもちゃんとあるので、以下の記事で知識をつけることが大前提となります。
つみたてNISAの利用期間は20年間と決まっていますが、老後まで余裕がある方はさらに10年間の積立投資を続けると3,348万円。
またさらに10年続けると40年間の積立投資で6,638万円の資産形成(平均利回り6%で計算)も狙えるはずです。
上手に資産運用をすれば、つみたてNISAだけで老後2,000万円問題を簡単に解決できてしまいます。
iDeCo
iDeCo(イデコ)とは、個人で運営する年金制度(個人型確定拠出年金)です。
20歳から60歳までの方ならいつでも開始可能ですが、投資した資産を最低60歳まで引き出すことができないというデメリットはあるものの、投資額に応じて税金(所得税と住民税)が軽減できる + 運用利回りを受けられるというメリットがあります。
詳しくは以下の記事で確認を。
投資リスクをとりたくないと言う方は投資先を元本保証されている定期預金に設定すれば、利回りがマイナスになることがない上に確実に税制控除を受けることができて、数百万単位(個人差あり)の節税対策となります。
それでも足りない場合は?
つみたてNISAとIDeCoを導入しても老後資産が十分ではないという方は「節約」と「副業」が必要になってくるはずです。
老後資産の最大ネックは毎月の生活コストを以下の抑えるかということになります。
今から考えられる以下のような節約術を早めに実行しておくことをおすすめします。
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