分散型アプリケーションとは?

分散型アプリケーションとは、新しい概念のため明確に線引きできるものではありません。

2018年5月においては、以下の要件を満たしているアプリケーションのことを分散型アプリケーションと呼ぶことが一般的です。

分散型アプリケーションの要件
  • オープンソースで特定の管理者に制御されず、自動化されたシステムであること。
  • 参加者には暗号化されたトークンが報酬として支払われること。
  • 参加者の同意(非中央集権)によってシステムがアップデードされること。

分散型アプリケーションを英訳すると「Decentralized Applications」となり、略称で「DApps(ディーアップス)」と呼ばれるのが一般的です。


DAppgsが多く生まれる仮想通貨プロジェクト

DAppsは非中央集権的なシステムを構築し、暗号化されたトークンを用いることからブロックチェーン技術が使われますが、イーサリアムやNEOのような既存のブロックチェーンからDAppsが生まれることがほとんどです。


    Ethereum(イーサリアム)のDApps
  • Auger、イーサエモンなど
  • 仮想通貨の中では最も多くのDAppsを排出している仮想通貨プロジェクトは「Ethereum」

    NEO(ネオ)のDApps
  • 分散型仮想通貨取引所「NEX」
  • Moonlight,Red Pulseなど公式サイトを参考に全42種類存在(2018年5月時点)

    Qtum(クアンタム)のDApps
  • INK,ENERGOなど
  • 公式サイトを参考に全25種類のDAppsが存在(2018年5月時点)

DAppgsが期待される「分散型取引所(DEX)」市場

現状の仮想通貨取引所のように中央集権的な管理を人のリソースを使って行うよりもコストが低くかつセキュリティが高い構造になることが予測されています。

大手仮想通貨取引所であるBINANCEもDEXを用いる計画をしている


DAppgsが期待される「ゲーム」市場

「レアガチャ」出現率の改ざんがないかどうかを確認することが可能となります。

ゲームに暗号化されたトークンを用いることによって、ゲームプレイヤーにも報酬を与えることが可能となります。


DAppgsが期待される「身分証明(ID)」市場

海外では難民など、人的リソースがあるにもかかわらず、働くことができなかったり、病気にかかっていても治療を受けることができない人々が多く存在しています。

そういった方々の身分証明を第三者や公的機関の登録を通さず、DAppsを使って身分を証明することによって多くの人命が救われます。


DAppgsが期待される「分散型ストレージ」市場

今後VRゲームや仮想通貨マイニングをはじめ、人間の行動はすべてデジタルで保存されるようなコンピュータリソースが膨大に使われる時代へと突入していきます。

そうなるとデータを保存する場所を管理する必要がでてくるため、誰もがストレージを安全に共有出来るシステムが求められます。