仮想通貨詐欺手口と仮想通貨詐欺の回避術

この記事では以下の悩みや疑問を解決していきます。

    「仮想通貨詐欺が怖い」
    「仮想通貨詐欺の手口とは?」
    「仮想通貨詐欺を回避する方法が知りたい」

もくじ(コンテンツ)









仮想通貨詐欺とは

仮想通貨詐欺とは、不特定の相手から仮想通貨を騙し取る行為


仮想通貨の管理方法においては未だ完全に安全なものが確立されていないこともあり、仮想通貨資産を狙って詐欺を働く組織が多く発生している現状です。

仮想通貨詐欺は日本でも多発

海外に限らず日本でも仮想通貨詐欺は多く確認されています。

コインチェックのNEM不正送金事件も詐欺の一つとしてカウントされており、2018年2月時点での仮想通貨詐欺被害総額は世界で1,440億円に達すると言われていました。


2018年仮想通貨詐欺被害額は1,800億円

アメリカの仮想通貨調査企業CipherTraceによれば、2018年は約17億ドル(1800億円)に相当する仮想通貨詐欺被害が発生したと報告書にまとめています。

2019年以降も仮想通貨詐欺被害は急増する可能性が高くなっています。

本記事では、仮想通貨詐欺に騙されることなく、正しい知識をつけていただくために情報をまとめています。


仮想通貨詐欺の手口

仮想通貨詐欺被害を被害額で分類すると以下のような項目に分けることが可能です。

仮想通貨詐欺被害額の分類
詐欺種別 被害額割合
ハッキング22%
イグジットスキャム17%
窃盗、盗難17%
フィッシング13%
その他31%

仮想通貨と言えばオンライン上での被害が多いイメージがありますが、オンライン上の被害は(ハッキングとフィッシングを合わせても)全体の35%にとどまっており、ほとんどの仮想通貨詐欺はオフライン上で実行されています。


仮想通貨ハッキング詐欺

ハッキングとは、他人のコンピュータに不正に侵入する行為です。

仮想通貨ハッキング詐欺は仮想通貨取引所がハッキング攻撃によって顧客資産を盗まれてしまうことを意味します。


世界各国で仮想通貨取引所のハッキング事件は多発していますが、日本でも2014年に「マウントゴックス」がハッキング事件に遭遇し、2018年には「コインチェック」と「Zaif」がハッキング詐欺によって膨大な顧客資産を盗まれています。

中でも2018年1月に起きたコインチェックのNEM不正流出事件では業界全体が大きく震撼し、その後仮想通貨市場は大きく減退していきます。

関連記事:コインチェックNEM流出事件まとめ

上記記事にコインチェック事件の一部始終をまとめていますので、興味のある方はご覧ください。


仮想通貨盗難詐欺

仮想通貨盗難詐欺の手法はかなり多様化しているため、すべてを紹介することは不可能です。


仮想通貨盗難詐欺の一つのイグジッドスキャムと呼ばれる詐欺手法があり、これは架空の仮想通貨ブロジェクトを設立し投資家から資金を集めた後に集めた資金と一緒に姿を消す詐欺手法です。

ICO(仮想通貨による資金調達)ブームとなった仮想通貨市場では詐欺の成功率が高く頻繁に実施されている詐欺手法で、ピーク時は仮想通貨市場全体の97%が詐欺(イグジットスキャム)と言われていました、


仮想通貨フィッシング詐欺

フィッシングとは、個人情報を不正に盗み取る行為。

仮想通貨フィッシング詐欺は仮想通貨取引所やWEBウォレットの類似サイトを作成し、サイト利用者のログインIDや秘密鍵を入手後、不正に相手の資産を盗む行為です。


仮想通貨は相手の秘密鍵があれば、世界中どこにいても簡単に資産を盗むことができます。

取引所へのログインIDやパスワードも同様に、勝手にログインし犯人のウォレットへ資金を送信することが可能です。


相手の個人情報を盗むことができるフィッシングサイトは、取引所サイトやWEBウォレットサイトとそっくりで全く見分けがつかない作りが特徴です。

フィッシングサイトはGoogleアドワーズ広告を使って検索画面の1番上に掲載されており、中を見ると取引所やウォレットサイトと同じ作りのため、ユーザはいつも通りログインIDやパスワードを入力してしまいます。


Googleアドワーズ広告を説明するために「仮想通貨 購入」と検索したところ、一番上に広告がでてくるのがわかりますでしょうか。

アドワーズ

Googleアドワーズ広告を使えばこのように1番上に表示されるので、取引所やウォレットサイトを装えば、ユーザは1番上にあるサイトということで信用して、クリックしてしまいます。

そして、いつも通り情報を入力してしまうのです。

フィッシング

入力した時点で情報はすでに読み取られており、後は犯人があなたになりすまして、本物のサイトであなたと同じ情報を入力し、仮想通貨資産を盗み出すという手法です。


仮想通貨詐欺の手口事例

仮想通貨の詐欺分類を把握できましたら、次はより具体的な詐欺手口について解説していきます。

ここで紹介されているような詐欺に合いそうになったら、要注意です。

自分の資産は自分で守れるように、情報をチェックしていきましょう。


SNS勧誘詐欺

仮想通貨詐欺師は投資家から資金を奪い取るために、SNSを使って信頼関係を構築しようとする手段を使います。

LINE@やFacebook、TwitterなどのSNSでフォロワー(信者)を獲得し、情報を共有することで多くのカモを獲得します。

詐欺師はお金が有り余っている状況を演出するために豪華な食事や海外旅行の写真でアピールしているようなアカウントを作成します。


実際にSNSやオンラインサロンを使った詐欺にあっている方は多くいるようで、事前にこういった情報を仕入れていれば未然に防げた事故ではないかと思われます。


仮想通貨セミナー詐欺、ポンジスキーム

昔からポンジスキームという有名な詐欺手法を使って、仮想通貨に興味を持った顧客に利用するケースが増えています。

ポンジスキームが昔からあるということは再現性が高く、かつ時代の流れに対応しながら進化している詐欺手法と言えます。

関連記事:仮想通貨(ビットコイン)詐欺に多いポンジスキームとは?

ポンジスキームの細かい内容については上記の記事でまとめていますが、有名芸能人を使った集客方法やコンサートや海外旅行に顧客を招待するなど、手の込んだ仕掛けで騙される人が一定数存在するため、詐欺師も後を絶たないようです。


仮想通貨フィッシング詐欺

大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)やイーサリアムのWEBウォレット有名なMyEtherWallet(マイイーサウォレット)のフィッシングサイトが横行した時期がありました。

ログインしてしまったユーザのほとんどが秘密鍵を盗まれ、資産を失った経緯があります。


海外では、SIMスワップという手法でフィッシング被害を受けた方もいます。

SIMスワップとは、携帯電話に入っているSIMをすり替えて、相手の端末情報を盗み出すという手法です。

SIMスワップに成功すると、ユーザが普段利用している仮想通貨取引所やウォレットに簡単にアクセスすることが可能となるため、仮想通貨資産を一瞬で犯人の口座に送金することができます。


仮想通貨詐欺コインの実例

イーサリアムやリップルなどの主要仮想通貨ではYoutube動画でマーケティング活動をすることはあっても、投資家目線で価格について言及することはありません。

いくつかの詐欺的な仮想通貨事例を参考に、詐欺的な仮想通貨ブロジェクトにひっかからないことを祈るばかりです。


仮想通貨詐欺的コイン事例1

詐欺的な仮想通貨プロジェクトでは、あり得ないような謳い文句が発生しています。

  • 月利40%以上のリターンがある
  • 元本が保証されているので、絶対に損しない

仮想通貨詐欺師は投資家に対して、絶対に儲かる投資であることを訴えかけてくるのが詐欺的な手法の1つです。


Bitconnectというブロジェクトでは月利40%を謳った資金調達を行ったということで、出資者からの集団訴訟とアメリカのテキサス州で業務停止命令を下されています。

Bitconnectのリーダーであるカルロス氏の映像がこちら。

仮想通貨詐欺的コイン事例2

詐欺的な仮想通貨プロジェクトでは、大手の仮想通貨取引所へ上場を確約していることを訴えることも珍しくありません。

withcoinという仮想通貨ブロジェクトでは、Binance(バイナンス)への上場が決まっていることを理由に資金調達したことで、現在集団訴訟の募集を集団訴訟プラットフォーム「enjin」で行われています。


仮想通貨は大手の仮想通貨取引所へ上場すると、価格が高騰した経緯が過去何度もあることから、投資家は上場する情報を聞くと「値上がり益で儲けられる」と考えますが、それは大きな間違えです。

新しい通貨を上場させる仮想通貨取引所はいくつもの審査を経てから上場させるため、ICO直後の仮想通貨ブロジェクトはであればそれらの審査に通らないことが多く、上場が果たせないことの方が普通です。


仮想通貨詐欺的コイン事例3

仮想通貨関連の法律がまだ整備されていないこともあり、詐欺罪に問われにくい詐欺的手法が仮想通貨で利用されることがあります。

以下のような行為を集団で実行することで成立する詐欺行為です。

    1:1枚あたり価格が安い仮想通貨を仲間内で大量に購入。
    2:あらゆるメディアで「この銘柄は必ず上がる」と仮想通貨素人を煽(あお)り投資させる。
    3:素人が騙されて購入後、価格が上がったら仲間全員で売り抜ける

煽り手法は日々進化しており、「価格が上がったらフォロワーの中から1名に100万円プレゼント」というような高額還元のツイートで集客性を高めたり「この銘柄は○○取引所に上場が決まっている」など価格が高騰するようなイベントやニュースを騒いでいたりします。


詐欺的手法は日々進化しているため、気づかないうちに相手の術中にはまってしまうことがあります。

これを見ている方は詐欺的な手法に十分注意し、当ブログがおすすめする仮想通貨詐欺を避ける方法を参考にしてみてください。


仮想通貨詐欺を避ける方法

当ブログでは、確実に仮想通貨詐欺を避ける方法をご紹介します。

その方法は以下の1つだけです。

    金融庁の登録を受けている日本の仮想通貨取引所のみで購入すること

仮想通貨詐欺を見抜くためには様々な知識や情報が必要となりますが、誰でも簡単に詐欺を防げる方法が日本の仮想通貨取引所だけで購入する方法です。

海外の取引所に手を出したり、ICOを狙ってしまうと詐欺被害にあってしまう確率が高くなってしまいます。


詐欺を回避できる仮想通貨取引所

仮想通貨情報を普段から蓄積することが難しい方やまだ仮想通貨投資を始めたばかりという方は、当ブログがおすすめする仮想通貨取引所のみで取引を進めてみてください。

関連記事:【2019年最新版】日本のおすすめ仮想通貨取引所ランキング

ハッキング詐欺を避けるならハードウォレット

仮想通貨取引所へ個人資産を預ける場合、どうしてもハッキングリスクが発生してしまいます。

今後、仮想通貨関連の法律が変わるまではコインチェックやZaifのように顧客資産を保護してくれるとは限りません。


仮想通貨取引所へのハッキングリスクを避けるためには仮想通貨取引所で仮想通貨を購入後、資産をハードウォレットに移動させておくことをおすすめします。

関連記事:仮想通貨ブロガーがおすすめするハードウォレットの買い方