トランザクションとは

一般的なIT用語です。

データを処理したり、取引の事をトランザクションと呼びます。

トランザクション(transaction)と英語で描かれているところを「取引」と書き換えても意味が理解出来るはずです。


仮想通貨でいうトランザクションは、送金履歴を指す事が多く、アカウントAからアカウントBにビットコインなどの仮想通貨が送金されたという取引の事を意味します。

もう少し大きく取引というものを捉えると、一般的に以下のような流れの事を意味します。

    処理1:A氏が1万円でビットコインの買い注文を取引所に出す
    処理2:取引所がA氏の口座に1万円分のビットコインを送金する
    処理3:ビットコインの送金内容が分散台帳(ブロックチェーン)上に記載される
    処理4:A氏が取引所へ1万円の代金を支払う
    処理5:取引所が支払いの確認を完了する

仮想通貨取引所が説明する「トランザクション」の意味

各取引所では以下のように説明しています。

トランザクションの意味(ビットフライヤー編)

ビットコインのトランザクション(取引)は複数のTxIn(支払元)と複数のTxOut(支払先)によって構成されます。

すべてのTxInは秘密鍵によって署名する必要があります。そしてTxInの合計数量とTxOutの合計数量の差が手数料と呼ばれ、ブロック生成時に採掘者が手に入れます。

TxInにはアドレスも数量も書いておらず、支払いもとのコインを入手したトランザクション(ハッシュ)とそのトランザクション内のTxOutの何番目かのインデックスしか書かれていません。

そのためTxInの合計数量を計算するには1億以上あるトランザクションから対象となるトランザクションを取り出さなくてはなりません。ビットコインデーモンを新たに作成する場合一番苦労する点でしょう。

さらにその支払い元のコインが2重払いになっているかを判定するためには工夫を要します。

引用元:https://bitflyer.com/ja/glossary/transaction


トランザクションの意味(quoinex編)

トランザクションとは、仮想通貨の複数の支払元と、複数の支払先とでやりとりされた送金取引が無事に完了するまでの一連の流れのことです。



 

仮想通貨を送金する際には、支払元は秘密鍵によって署名を行うことが求められます。

そして、送金された仮想通貨の全数量のうち、支払先が受け取った仮想通貨の数量との差は送金手数料となります。

この手数料は新規に生成されたブロックの承認作業、つまりマイニング(採掘)を行ったマイナー(採掘者)の報酬となります。

複数の人数でマイニングを行うマイニングプールがこの報酬を受け取った場合は、マイニングプール内でマイニングの作業量に合わせて分配されます。


 

「この仮想通貨をこの数量分送金したい」というトランザクションが発生すると、マイナーはそのトランザクションが信頼できる確実なものなのかを検証するために、アドレスや署名が不正なものではないかをチェックする作業を行います。

そして、不正なトランザクションではないと承認されるとネットワーク上に広がります。

仮想通貨のトランザクションは、過去の履歴がずっと記録され続けるブロックチェーンと言われる取引台帳の中に組み込まれていますが、新規に承認されたトランザクションも同じように組み込まれ、送金が完了します。


 

トランザクションの量が、マイナーの処理量を上回ってしまうことがあります。

その場合、アドレスや署名の照会に時間がかかってしまいます。

このような状態を「トランザクションが詰まる」と表現します。仮想通貨の送金に時間がかかっているという意味です。仮想通貨の種類によってトランザクションの速さも変わります。


 

トランザクションが抱えるリスクもあります。

マイニングにおいて検証を行う秘密鍵はとても高度なスクリプトが用いられています。

だからこそ秘密鍵の信用性が高いわけですが、検証作業はとても複雑で膨大な計算が求められます。

この検証作業中にトランザクションのハッシュと呼ばれるデータを書き換えることで、送信者の意図しないトランザクションが発生します。


 

この改ざんされたトランザクションが元のトランザクションよりも先に承認されると、元のトランザクションは二重支払いとしてエラーが出ますが、トランザクションとしては意味を持っているだけに送金は行われることになり、二重支払いが成立してしまいます。


 

現在は、仮想通貨ごとに二重支払いが発生しない方式が取られているため、仮想通貨の信用は保たれています。

引用元:https://ja-info.quoinex.com/glossary/transaction/


トランザクションは速さ重要

仮想通貨では、トランザクションの処理速度が速ければ速いほど、たくさん使われた時に送金遅延を起こさないため良いとされています。


上記は仮想通貨リップルの処理速度を表したものです。

トランザクションを1件処理するために、どのくらい時間が必要なのかを比較しています。


仮想通貨市場の今後の大きな流れとして、処理速度がどんどん向上していく傾向にあります。まさに電話が携帯電話になり、スマートフォンとなってどんどん軽量かつ高性能になっていったように、ブロックチェーンも日々進化しています。

将来は、1秒間あたりに10万件以上を処理する仮想通貨プロジェクトがでてくると言われており、 世界で最も使われているクレジットカード「VISA」がだいたい4,000〜5,000tps(トランザクション/秒)であれば、簡単にVISAを超える処理をこなせるブロジェクトが誕生します。