ビットコイン市場の統計データ

これから仮想通貨を知りたい方は、まずビットコイン市場のデータを覚えておくことをおすすめします。


1BTCあたりの価格

1BTCあたりの価格を確認するには、スマートフォンアプリ「コイン相場」や「CryptoFolio(クリプトフォリオ)」を携帯にインストールして、ウィジェットを設定すると、いつでも簡単にビットコイン価格を確認することができます。

とりあえず、ビットコインの価格を知りたいという人はcoinmarketcapというサイトにアクセスすると、ビットコインをはじめとした仮想通貨上位100件の価格を一覧でチェックすることができます。

coinmarketcap:仮想通貨時価総額上位100

ビットコイン価格の変動率

1BTCあたりの価格がわかったところで、ビットコインが過去にどれだけの価格変動があったのかを振り返ってみましょう。

bitcoinチャート

ビットコインは2009年に誕生し、1BTCあたりの価格は0.09円から開始しました。

2017年12月には市場最高の240万円を記録し、公開時と比較すると、ビットコイン価格は8年間で900万倍も成長したことになります。

2018年に入ってからは下落相場となっていますが、今後また過去最高記録を更新することは十分にあり得ると多くのメディアやアナリストが報じています。


ビットコインの時価総額

仮想通貨の時価総額は以下の式で計算することができます。

    1枚あたりの価格 × 市場に流通している枚数 = 時価総額

ビットコインの発行枚数上限は「2,100万枚」と決まっていますが、1度に2,100枚すべてが市場に解放されている訳ではありません。

2009年から2140年頃までにゆっくりと市場に解放されていく計画です。

2018年9月5日現在でのビットコイン流通量は17,249,575BTC

1BTCの価格が821,027円であれば、ビットコインの時価総額は14兆1,623億円となります。

    821,027円 × 17,249,575BTC= 14兆1,623億円

仮想通貨の時価総額をチェックするにはcoinmarketcapがおすすめです。

coinmarketcap:仮想通貨時価総額上位100

時価総額

上記のように一覧で時価総額を確認することができます。

時価総額は仮想通貨の評価額です。

時価総額が大きければ大きいほど、市場価値は高く評価されており、今後世界を変える可能性が高いということです。


ビットコインのドミナンス

ドミナンスとは、仮想通貨市場全体の時価総額に対して、それぞれの仮想通貨が占める時価総額の割合を意味します。

ドミナンス

上記は2018年1月から9月5日までのドミナンス。

一番上にあるオレンジ色がビットコインのドミナンス(仮想通貨市場のシェア率)を表しています。

2番目の白色が「その他」、3番目の紺色が「イーサリアム」、4番目の青色が「XRP」のドミナンスです。

過去のデータを見ると、ビットコインのシェア率があがるとその他の仮想通貨(アルトコイン)のドミナンスが下がり、その逆もまた然りです。

仮想通貨市場が成熟するにつれて、イーサリアムやXRPなど主要コインのドミナンスはビットコインと変わらないくらいとなり、その他の小さな通貨については、ドミナンスが低くなっていくと予測されています。

仮想通貨のドミナンスはcoinmarketcapにあるグローバルチャートから確認することができます。

coinmarketcap:グローバルチャート

ビットコイン資産の統計データ

ビットコインを保有した場合、資産の確認方法や市場への参加者数について説明していきます。


ビットコインウォレットの推移

ビットコインを保管するには、「ウォレット」というビットコインのお財布を作る必要があります。

ウォレットは一人で複数持つことも可能ですが、基本的には他の仮想通貨を合わせて保管することはできません。

ビットコインのウォレットであれば、ビットコインしか保管できません。

XRPのウォレットであれば、XRPしか保管できない仕様となっています。

ビットコインのウォレットがどれだけつくられているかをblockchain.comで確認することができます。

blockchain.com:Blockchain Wallet Users

ウォレット数

2012年9月では2万件だったのに対して、2018年9月では2,800万件と6年で1,000倍以上にも成長していることがわかります。

特に2017年11月と2018年6月の傾斜が急に傾いており、急激に需要が上がっていることがわかります。


残高確認とブロック処理

ビットコインの残高はアドレスを入力するだけですぐに確認することができます。

残高確認

blockchain.comの画面右上にある検索窓にアドレスを入力し、Enterキーを押せば残高が瞬時に表示されます。

過去の取引履歴も一覧で表示され、だれでも簡単に閲覧することができます。

しかし、個人情報とは紐づいていないため、だれのアドレスかを特定することはできません。


ビットコインノードの推移

仮想通貨はウォレット数の他にノードの数によって、市場の活況度合いを図ることができます。

ノードとは、仮想通貨ネットワークに参加するアカウントやコンピュータ端末を意味する言葉です。

ビットコインでは、マイニング(取引の承認)に参加したり、取引履歴の全てを閲覧するための端末をフルノード(コアノード)と呼んでいます。

ビットコインコアノードの推移については以下のサイトで確認することができます。

coin.dance:Bitcoinコアノードのまとめ
関連記事:仮想通貨用語集「ノード」とは

ビットコイン取引の統計データ

ビットコイン市場の規模感、ウォレット数を把握したところで次はビットコンの取引についてどれだけ実行されているかを把握しましょう。


ビットコイン取引手数料

何かと問題になっているビットコインの取引手数料。

2017年12月にはビットコインの需要が急上昇し、ビットコインを送るのに数千円かかった時もあり、支払い金額よりも送金コストの方が高いという現象が起きました。

blockchain.comでは、ビットコイン取引手数料合計値の推移を確認することができます。

取引手数料

2017年9月から2018年9月までの1年間で手数料コストが大きく変化しているのがわかります。

現状のビットコインは需要が大きくなればなるほど、取引処理に時間がかかるため、早く処理を済ませたい場合は、より多くのビットコイン手数料を支払う必要がでてきます。

そのため、取引が混在していくると手数料コストが増加するという現象が起こります。

blockchain.com:Total Transaction Fees(合計取引手数料)

ビットコイン取引件数

ビットコイン取引量についてもblockchain.comで確認することができます。

blockchain.com:Confirmed Transactions Per Day(取引件数)

取引件数

上記は先ほど紹介した合計取引手数料と同期間のビットコイン取引量を表しています。

取引量が多ければ、取引コストも比例して増加します。

取引量が増えれば増えるほど、ビットコイン市場は活況になり、1BTCあたりの価格も上昇します。


ビットコインマイニングの統計データ

ビットコインマニングに関するデータについて説明します。

ビットコイン、イーサリアムなど、PoWというアルゴリズムを採用している仮想通貨では、マイニングによって仮想通貨を報酬として受けることができます。

関連記事:仮想通貨用語「Mining(マイニング)」とは?わかりやすく解説
関連記事:マイニングプールとは?シェア率比較、おすすめの選び方

マイニング(採掘)量は、以下の式で求めることが可能です。

    採掘量 = 採掘速度(ハッシュレート) × 採掘難易度

ハッシュレート(採掘速度)

ハッシュレートとは、一定時間にどれだけ多くの取引を処理できるかという採掘速度を計る指標です。

ハッシュレート(採掘速度)は、1秒単位で表されます。

1秒間に1,000ハッシュを計算処理できる場合「1KHs/s」と表記します。

計算量が100万であれば1MHs/s、10億であれば1GHs/sと表記されます。

採掘難易度は仮想通貨プロジェクトごとに仕様が決まっているため、ハッシュレートが早ければ早いほど、多くのマイニング報酬を得ることが可能で、マイニング報酬のシェア率に直結します。

ビットコインのハッシュレートはblockchain.comで確認できます。

blockchain.com:ハッシュレート分布

ハッシュレート

シェア率1位のBTC.comと3位のAntPoolはBitmainという中国企業が運営しているマイニングプールです。

その他の上位企業のほとんどが中国のマイニングチップメーカーがビットコインのマイニング市場を独占しています。


採掘難易度

ビットコインの採掘難易度は年々高くなるように設定されています。

その理由は、簡単です。

時間が経つにつれて、マイニング市場への参加者が増え、コンピュータチップの開発によりマイニング効率が上がるからです。

そして、マイニング参加者の増加率とマイニング効率が採掘難易度の成長を追い抜いてしまうと、予想以上にマイニング量が増えてしまい、予定よりも早くビットコインを掘り尽くしてしまうからです。

採掘難易度

上記はblockchain.comで確認したビットコインの採掘難易度です。

2018年以降急激に上昇していることがわかります。

blockchain.com:Difficulty(採掘難易度)