証拠金取引は保有する資金以上に掛け金を10倍、20倍と増やして投資を行うスタイルです。

だからこそ、一瞬で多額の利益を得る事もできる反面、自分が予測している方向と真逆に作用してしまう事も多々あり、取引のレバレッジを数倍にする事で、保有している資産以上の請求を被る事も起こりえる仕組みです。


為替やFXに代表される証拠金取引を行うプレイヤーは世界中で50万人と言われており、そのうちの半分は日本人と言われているのはご存知でしょうか。


日本人はFXや証拠金取引が好きなんですね。

投資文化がほとんど浸透していないにもかかわらず、仮想通貨も同様に日本で爆発的に流行っている事を考えると、日本人はボラティリティの高いハイリスク・ハイリターンな金融商品が好きなのかもしれません。

今回は、そんな証拠金取引が引き起こす最悪のケースを紹介していこうと思います。


日本で運営している仮想通貨取引所では、現物取引以外に証拠金取引(FX、レバレッジ取引)を扱う取引所がほとんどです。

証拠金取引は、現物取引に比べて、短い期間で何度もトレードを繰り返すため、取引所視点で見ると非常に儲けやすいシステムになっています。かつ日本市場は顧客が多いため、ほとんどの取引所は証拠金取引を導入し、利益を上げる事を考えます。

以下の表に、レバレッジ取引を取り扱う取引所をまとめてみました。

証拠金取引を取り扱う取引所一覧
取引所 レバレッジ 取引通貨
ビットフライヤー最大15倍BTCのみ
ザイフ最大7.77倍BTC、MONA
コインチェック最大5倍BTC、ETH、ETC
GMOコイン最大5倍BTCのみ
DMMBitcoin最大5倍BTC、BCH、ETH、ETC、NEM、XRP、LTC
bitbank最大20倍BTCのみ
QUOINEX最大25倍BTC、ETH


証拠金取引の魅力の一つは自己資産以上の掛け金を用意できるというレバレッジにあります。国内では25倍が最大倍率となっていますし、海外の取引所に目を向けると100倍で取引できるサービスも存在します。


そして、もう一つのメリットは現物と違ってマイナス方向にもかける事ができます。株式投資でいう空売りと同じシステムで、価格が下がった場合でも儲ける事ができます。

DMMBitcoinでは国内では珍しいNEMやXRPのレバレッジ取引を扱っていますので、これらの対応通貨が下がっている時でも儲ける事が可能というわけです。

頻繁に起きるサーバーダウン

仮想通貨は2017年において爆発的に需要が伸びており、それに対応するためのインフラが追いついていない現状があります。そのため、国内の主要取引所でもサーバーダウンが頻繁に起こっています。





上記以外でも、定期メンテナンスやなどで、サービスを一時停止させる事は日常茶飯事です。その間、当然取引やサービスの利用ができなくなるわけです。


重要な事なので、もう一度いいます。

メンテナンス中、サーバ不具合中はサービスが利用できなくなります!!

取引中にサーバーダウンすると最悪な事が起こります

証拠金取引は、まず取引価格が上がる方(ロング)もしくは、取引価格が下がる方(ショート)に注文を出します。

その注文が通った(ポジションを保有中)なら、自分が希望する価格水準になった際に再度注文が通す(約定)事で利益(もしくは、損失)が発生する仕組みになっています。

もし、ポジション保有中に何かの影響でサービスが利用できなくなってしまうと、再度注文を通す事ができないので、値動きに比例してご自身の利益(もしくは損失)が増え続けるという状態が起こります。

これが負の方向に転換した時は最悪です。サービスが復旧するまで、ご自身の資産がマイナスになる様を眺めてみておく事しかできなくなります。




最悪ですよね。

レバレッジの倍率を大きくすればするほど、損失は大きくなります。

レバレッジの倍率を調整する時は、利益が増える事と同時に負債が増える事も十分に想像してから実施しましょう。