2月20日、ベネズエラのマドゥーロ大統領が、原油を担保にした独自の仮想通貨(ペトロ)の発行を開始したと発表しました。


計画では、1ペトロ = 60ドルで販売し、すでに790億円相当の申し込みがあったとも発表しています。



そもそもベネズエラという国がどうゆう状況か、みなさんご存知でしょうか。

ベネズエラ

ベネズエラを経済側から見ると、ベネズエラ通貨(ボリバル)のレートは「1円 = 0.0043円」と価値がものすごい低い通貨となっています。

経済のほとんどを石油の輸出にたよっていますが、世界3位の産油国るまではコーヒーやカカオなどの農業などを主軸とする貧しい国のひとつです。

そして、2017年8月にアメリカが借り入れ、および債権の取引を禁止する経済制裁を実施したことにより、ベネズエラは歴史的な経済破綻に陥っています。


政治的な側面では、反米政権が続くベネズエラは徴兵義務や政治的な迫害を理由に、アメリカへ亡命する人口が年々増えており、治安も悪く2012年での殺人発生率は世界2位にもなっています。

ペトロの正体はただの国債

仮想通貨投資やICOへ参加するときの鉄則ですが、そのプロジェクトがどんな問題を解決するプロジェクトなのかを見極める癖をつけておくべきです。

その観点で見ると、今回のベネズエラの大統領が起こしたベトロの使い道は「国債」です。国の借金を返すために海外の投資家から仮想通貨(ICO)で資金調達をしようという狙いが見えてきます。

しかし、国の借金を返すというのは何の問題解決にもなっていません。問題を解決するというのは、本来はベネスエラに投資をする事によって確実に新たな産業や雇用が生まれることです。

考えてみてください。経済破綻に陥っている国家に資産を渡すということは、お金遣いの荒い多重債務者に現金を上げるような行為と同じです

投資をする際には、必ずどんな問題解決(ソリューション)を狙っているプロジェクトなのかを十分み見極めましょう。