分散型仮想通貨取引所NEXとは

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NEXとは、仮想通貨「NEO」のブロックチェーンをベースに作られた分散型仮想通貨取引所です。

いきなり「NEO」や「分散型」と言われても理解ができない人も多いと思いますので、NEOと分散型仮想通貨取引所について、分けて説明していきます。


中国版イーサリアムNEO

NEOとは、イーサリアムに採用されているスマートコントラクトの開発がしやすい環境(Devpack)を備えた仮想通貨です。

量子コンピュータに対応できる反量子暗号メカニズムという仕組みがあり、ブロック生成時間も約15〜20秒と言われるほど高性能な仮想通貨です。

元々は、アントシェアーズというブロジェクト名で開始しましたが、途中でリブランディングを実施。

古代ギリシャ語の「新しい」「現代」「若者」という意味のある「νεο」から着想を得たブロジェクト名としてNEOに変わりました。


分散型仮想通貨取引所「DEX」

分散型仮想通貨取引所(Decentralized EXchange、通称DEX)とは、仮想通貨のネットワーク上に存在する取引所です。

DEXは管理者が存在しない日中央集権型の取引所です。

取引は不特定多数の第三者によって承認され取引所に資産を置く必要もないため、取引手数料が安く、セキュリティ性能が高いというメリットがあります。

詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

関連記事:仮想通貨用語集「DEX」とは

分散型仮想通貨取引所NEXの基本情報

NEXの基本情報
項目 詳細
共同設立者Fabio C Canesin、Fabian Wahle、Ethan Fast、Luciano Engel、Thomas、
創設チームCity Of Zion(CoZ)
システムProof of Work
通貨単位NEX
発行上限5,000万NEX
公式サイトneonexchange.org
ホワイトペーパーwhitepaper_v1.pdf

分散型仮想通貨取引所NEXの特徴、仕組み

NEXの利点や特徴を以下にまとめました。

NEXの特徴まとめ
  • 取引手数料が低い
  • 高いセキュリティ
  • 100KTx/秒の取引処理
  • 仮想通貨と法定通貨の取引
  • 少額決済と大きな資金移動のキーを分散

NEXは、もともとのセキュリティが高いDEXのメリットを活かしつつ、さらにセキュリティレベルと取引速度を向上させた超ハイスペックな取引所となる予定です。


取引手数料が低い

NEXはDEXの利点を活かしています。

取引処理はNEXネットワークに参加する第三者が承認する仕組みで、取引所への人的コストがほぼ発生しません。

人が管理している仮想通貨取引所と比べると、格段に安く取引を完了させることができます。


高いセキュリティ

DEXでは取引所にまとめて顧客資産が一元管理されていません。

ウォレットは分散されて顧客ごとが管理しているため、ハッキングリスクが極端に低くなります。

さらにスマートコントラクトによって資産の移動が実行するため、高いセキィリティが実現できます。


100KTx/秒の取引処理

NEXは、分散型仮想通貨取引所の現時点でのデメリットである取引処理速度の遅さをオフチェーンで解決します。

NEXにある「オフチェーン・トレード・マッチング・エンジン」は、オフチェーンに署名されたオーダーを中央集権の取引所並みのパフォーマンスで処理する事ができます。

高性能ハードウェアを利用する事で、期待値として毎秒10万回のトランザクションを処理できる可能性があります。

オフチェーン・トレード・マッチング・エンジンから送られるユーザアドレス、トークンの種類と量、トランザクションIDなどの情報をスマートコントラクトでチェックし、取引を完了させます。

スマートコントラクトでは、過去に取り消した決済などの資金移動の記録はホワイトリストに追加されているので、再度資金移動があった場合は自動的に相談される仕組みです。


仮想通貨と法定通貨の取引

NEXは、将来的にUSDなどの非デジタル資産も取引できるようになり、分散型の銀行サービスも提供します。

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少額決済と大きな資金移動のキーを分散

NEXでは、資金移動の量に応じてキー(秘密鍵)を用意する事も可能です。少額決済(マイクロペイメント)と投資などの大きな資金移動とでキーを複数用意する事で、それぞれのキーに対してロックをかける事ができます。

トラブルが起きた場合でも大きな資産移動のキーだけ別管理で保管しておけば盗難リスクが低く非常にセキュリティの高い仕組みを実現できます。


分散型仮想通貨取引所NEXの今後、将来性

NEXのロードマップ

    2018年第1四半期
  • Web拡張機能の起動(NEOブロックチェインとNEX交換とのdApp統合のためのWeb拡張機能の起動)
  • フレームワークのリリース(スマート契約、ウォレットと拡張機能の統合、KYC、バックエンドのWebサイトなど、そのような販売を行うためのオープンソースフレームワークのリリース)
  • 銀行パートナAPIテンプレートのリリース(NEX銀行パートナーAPIとの相互作用のためのオープンソースフレームワークとテンプレート)

    2018年第2四半期
  • トークンの販売(宝くじ受賞者へのNEXトークン販売への参加)
  • マッチングエンジンTestNetリリース(NEO TestNetでのエンジン・マッチングと、当社の流動性創造パートナー(トレーディング・ボットなど)によるテスト用の交換APIのv1)
  • トレーディングインターフェイスTestNetリリース(NEO TestNet上でのトレーディング・インターフェースの開始:アルファ・テスターからのユーザビリティ調査と情報収集)
  • クロスチェイントークンのサポート(ETHおよびERC20トークンのNEX Web拡張機能のサポート)
  • トークンの購入(銀行パートナーを通じてNEO、GAS、RPXを購入して販売する)
  • dAppのAPI(クライアントWebサイトとETHおよびNEOのスマートコントラクト(Webサイトがスマート契約とやりとりすることを許可するAPI、NEOまたはETHの支払いまたはユーザーからの構成トークンを要求するAPIなど)の統合のためのv1のWeb拡張dApp APIのリリース)

    2018年第3四半期
  • メインネットの取引リリース(取引の開始:NEO、ETH、NEP5、およびERC20トークンをサポートするMainNetで開始されたエンジンとトレーディングのユーザーインターフェイスのマッチング)
  • クロスチェーンウォレットの変換(NEX拡張ウォレットでのクロスチェーントークン変換のサポート)
  • 契約の解除(NEXの保有者が交換収入を得るためにNEOにステークス契約を締結)

    2018年第4四半期
  • 取引機能(高度な取引機能)
  • クロスチェーンサポート(BTC、LTC、RPXをNEXで取引するためのクロスチェーンサポート)
  • インデックスファンド(交換と拡張によってサポートされるクロスチェーン暗号化インデックスファンドの開始)

NEXの口コミ、評判

Twitterでは、あまり騒がれていませんがNEXのICO価格が割れる懸念もあるようです。

NEXは1NEX = 1ドルで販売されます。

最近のICO案件では1satoshiに設定しても価格が割れるプロジェクトが多く、ビットコインをはじめとした大きな下落相場を回避することができていません。

可能性として、NEXもICO価格を破る時期があるのではという懸念があります。


分散型仮想通貨取引所NEXのICO

2018年2月25日に発表されたNEXのICOスケジュールは以下の通りです。

トークンセールのスケジュール
    3月12日:事前登録開始
    3月30日:事前登録締切
    3月31日:当選者発表と当選者のKYC手続き開始
    4月7日:KYC手続き締切
    4月8日:当選者発表と当選者のKYC手続き開始(2回目)
    4月14日:KYC手続きの締切(2回目)
    4月TBA;NEXトークン販売開始

    NEXのICO、トークンセールの注意点
  • 事前登録をするには、「メールアドレス」「パスポート番号の最初の3文字」「パスポートを発行している国」を入力する必要があります。
  • 抽選は合計2回実施されますが、どちらも3月12日から3月30日まで実施される事前登録期間中に登録作業を行わなければいけません。
  • 抽選の当選人数は、最大で25,000人です。
  • 1回目の当選者は1~1,000ドル分を購入する権利が与えられ、2回目の当選者は1~9,000ドル分を購入する権利が与えられます。
  • 1回目、2回目ともに販売価格は「1NEX = 1ドル」となります。
nexico

9月3日トークンセール予定

NEXの公式ブログには、2018年9月3日18:00(UTC)に開始し、9月14日にトークンセールが終了すると発表されています。

NEXsale

参加できるのは、KCYを通過した方のみ。

購入チャンスは2回(ラウンド)あり、1ラウンド目の購入限度は1,000ドルとなっています。

medium:Neon Exchange ICO starts September 3rd