KYCとは、Know Your Customerの略称です。日本語に直訳すると「あなたの顧客を知る」ということなのですが、実際は銀行や証券会社等で新規口座を作る際に作成しなければいけない「本人確認手続き」のことを意味します。

仮想通貨界隈でも仮想通貨取引所でアカウントを開設する際やICOに参加する際にKCYが使われることは珍しくありません。

KCYの役割
  • マネーロンダリング(資金洗浄)防止
  • 複数の口座開設による不正利用の防止
  • インサイダー取引の抑制

マネーロンダリング(資金洗浄)とは、銀行強盗や横領など不正に得た資金を綺麗なお金に変える行為です。犯罪によって得た資金を複数の銀行に預け、さらに複数の口座に分配・送金して汚れていないお金に換金していく事を意味ます。

KYCを実施することによって、銀行業を展開する企業や仮想通貨取引所は誰から誰に資金が流れたのかを認知する事が可能となるため、犯罪で得た資金を流している本人を特定する事が可能となります。

KYCがあることによって、架空の人物を作り上げて口座を開設したり、内部情報を元にインサイダー取引を行う事が不可能となります。