ICOはベンチャー起業への投資と似ていて、詐欺ように資金調達だけでサービスがリリースしなかったりする場合がほとんどです。

今回は詐欺案件にひっかかりにくくなるために、独自の目線でこんな案件には手をだない方が良い事例をまとめてみました。

ICO勝利の方程式5か条(こんな案件には手を出すな!)
    1. 解決する必要のないソリューション
    2. 正式リリースに1年以上かかる
    3. エンジニアが少ないチーム
    4. CEOが公の場に出てこない
    5. フォロワー1万件以下

1. 解決する必要のないソリューション

問題

ICO案件をチェックしていると、ほとんどの案件がこれに該当する場合が多いと感じています。

たとえば、既にビットコインやイーサリアムで出来ること改めてやろうとしているプロジェクトがこれに該当します。既存の主要仮想通貨でできる事にトライしますというようなプロジェクトがかなり多いので、今までのプロジェクトと差別化できているかという事に焦点をあてて、ホワイトペーパーをチェックすることが必要です。

また、私が見たのがたまたま投資商品を分散管理するという案件だったのですが、ホワイトペーパーを見ていると、現状の投資信託のシステムとあまり大差がない、他の企業がクラウドを使って実現しているプロジェクトもありました。なぜブロックチェーンじゃないといけないのか、なぜ仮想通貨の技術が必要なのかということがわからないホワイトペーパーにも気をつけて下さい。

大切なのは、解決したいと思っている問題が、本当に解決策を求めている問題なのかという事が重要で、単純に便利だからいいよねというような視点ではなく、自分ごととして見たときに、自分だったら使ってみたいと思えるかどうかということが大切だと思います。

2. 正式リリースに1年以上かかる

カレンダー

基本3ヶ月(四半期)以内に何かしらのアクションを起こさないプロジェクトは危険だと思います。短期でβ版すらできないというのは、そもそもチームを発足させて日が浅かったり、そもそもの構想を未だに検討していたりする可能性が高いと思われるからです。実際にお金がかかるのはシステムを構築するための人件費(エンジニアの雇用)、家賃、PCやネット回線などのインフラが大半だと思います。そのため、構想すらできていないとなると、従業員に指示することすらできないため、最終的には何も進まず、解散してしまうリスクが高まります。

プロックチェーンをシステムに採用するのは、決して簡単なことではなく、構想をねるために数年かかる場合もあります。正直、考える時間まで投資家に養ってもらうという甘い考えの創業者はゴールまでたどり着くための熱量が足りなくなるんだと思います。

つまりは、ロードマップを必ず確認し、いつまでにどれだけの事を実施するのかが明確になっていることは最低条件で、なおかつそれが実現可能なのか否かを自分の判断で予測する必要があります。いけると思えばGOですし、到底無理だと思えば投資をやめるという判断もありです。

3. エンジニアが少ないチーム

孤独

ビットコインのハードフォーク合戦?のときにも問題になったことですが、そもそも開発者が一人しかいないとかは問題外です。小さいチームの場合は特にどのくらいの規模のエンジニアがいるのかを把握しましょう。

プロジェクト大小にもよりますが、チーム規模で30名〜50名くらいはいていいと思います。既存のサービスを既にリリースしている場合はもっと多いかもしれません。20名以下の場合は採用計画や過去のプロジェクトの進行実績を十分に加味する必要があります。

4. CEOが公の場に出てこない

隠れる

責任者がミートアップやyoutube動画に顔を出さない案件は危険です。ツイッターやブログなどは良いように編集できるので、あまり意味はありません。動画の場合は生配信であるかということを意識してください。

基本自身のプロジェクトに自身がない責任者は前に出てこようとしません。もしくは、法律的にひっかかるようなグレーなプロジェクトだったり、ICOによる資金調達だけが目的の場合はなおさらです。

最終的にはCEOがどれだけ強い熱量でその事業に取り組んでいるかということと、楽しく明るいチームに恵まれているかという事が重要です。チームの雰囲気やCEOの熱量もしっかりと把握しておきましょう。

5. フォロワー1万件以下

仲間はずれ

フォロワーは市場の需要を図るバロメーターだと思っています。自分自身が興味を持てない案件であっても、市場では指示されている場合もあるかもしれません。自己評価と相対評価に違いがあるということを常に意識しておきましょう。 物事は一方方向からみるのではなく、多角的に捉える必要があるので、他人のつぶやきやブログを参考にすることはとても良いことだと思います。

いろんなソースから情報を受け入れ、他人のロジックを自身の考えで突破できれば、それはあなたの投資が正しい可能性が高いかもしれません。ただし、これは独自の考えなので、当然1から5の項目に該当するものでも、成長著しくなる可能性もあるので、最終的には自己責任でお願いします。