仮想通貨はハイリスク・ハイリターンな投資というのを理解していたつもりでも、実際に体験するのとでは、認識が全く違ったというのが私の経験です。

精神的に鍛えられる部分もあれば、事前に備える事で回避できたストレスもあったと思っています。

そこで、これから仮想通貨を始める方が少しでも効率よく投資を楽しめたらと思い、仮想通貨投資をする上で押さえておくべきことをまとめておきます。

長期保有できるかを投資判断の基準にする

長期投資は長者番付でも名高い投資家「ウォーレン・バフェット」の投資スタイルでもあり、仮想通貨に限らず、株式市場においても1日2日の価格変動幅より、1年、10年、20年と長い期間での価格変動幅が大きいのは明らかです。

ビットコインで言えば、1日、2日では大きくても2倍程度しか価格は変動しないものの、8年前の価格と比べると1,700万倍の価格差を記録していることから、長期投資が短期トレードよりも儲かることは明らかです。


また、私自身の実体験から申し上げると、短期トレードは時間とお金を損失する可能性が高いと言えます。もちろん、短期トレードで大儲けされている人物もいるので一概には言えないとう理解はあります。

しかし、仮想通貨はボラリティリティが高いうえに、24時間365日ずっと相場が動いているため、短期トレードは一瞬も目が離せません。トレード中は、他の仮想通貨や新しい技術などについて勉強する暇はなく、オンラインゲームをしている廃人のごとく、健康と時間を投げ売り、結果儲けがない場合もあるというとても費用対効果が悪い投資方法となる場合があります。


さらに長期投資がオススメの理由は、日本の仮想通貨にかかる税金にもあります。仮想通貨はまだ金融商品としても認められていないため、即席の税制で運用されております。今後、仮想通貨が発展する事により、税率が調整されたり、優遇されることも十分に考えられます。(絶対ではありません)

しかし、現状の法律の中では、1度利益確定をしてしまうとその年の税金として徴収されるため、本来支払わなくてもいい多額の税金を支払ってしまう可能性があるという事になります。

そのため、仮想通貨を利益確定せずに長期保有することで不要な税金の支払いを抑えることができると考えるからです。

すべては自己責任

仮想通貨投資を始めると様々な情報収集をするようになりますが、フォロワー数も多く、ブロックチェーンや暗号技術に対しての知見がある人が発信した情報をそのまま鵜呑みにして、投資判断を行ってしまうことありませんか。


この際、はっきり言います。有識者の答えも、テクニカル・ファンダメンタル分析も、過去の歴史や経験もすべて投資の判断には成りえません。

仮想通貨は人類が体験したことのない未知の世界で、技術革新により日々状況は更新されるため、その都度様々な情報を加味して、総合的に判断していく必要があります。

つまり、他人の意見に納得しても潜在的には理解していないので、繰り返し頭の中で自分の考えとすり合わせを行うべきです。ここで大切なのは、自分自身が納得できるか、たとえその判断が間違ったとしても決断したことに後悔しないかということです。投資するのはすべて自己責任なわけですから、自分自身が納得できるかが最も重要なことです。

冷静さを保ち続ける

仮想通貨投資に限ったことではありませんが、投資をすると「損をしたくない」「損した金額を取り戻したい」「もっと儲けたい」という欲が出てくるものです。

欲が出てくると売ってしまった後に価格が高騰したり、上がると思って購入した銘柄が途端に下落してしまった時にストレスが強くなってしまい、損失の拡大を防ぐために損切りをしてしまうなど不要なトレードに陥りがちになります。


気をつけなければいけないのは、投資のシステムを理解することです。投資は儲ける人がいれば必ず損をする人がいるマネーゲームです。ルールは簡単で、逆張りをすればいいだけ。

周りが「買いたい」と騒いでいる時にに売り、誰も注目してない時や皆が売りたいと思っている時に買うということです。今はネットでリアルタイムに情報を取ることができるので、トレーダーの煽りや急な値動きにより心理戦が加わり複雑に見えるかもしれません。

このような状況で冷静さを欠いて、つられて注目銘柄を買ってしまったり、暴落に耐え切れず売ってしまうのは投資の中では損をしてしまう人にまわって、儲ける人を助けてしまうので十分に注意するべきです。

「手っ取り早く儲けたい」「負けた金額を取り戻したい」という気持ちもわからなくはないですが、そのような心理は市場や相場には反映されません。


冷静さを保つためには、まず投資したいと思った銘柄を自分の力で徹底的に調べつくす事が必要です。調べた結果10年、20年先でもずっと持ち続けていたと思える通貨であれば、投資するべきでしょう。

極端ではありますが、十分に調べた通貨なら価値がゼロになっていても持っていられるはずです。


また、自分で調べた結果投資するべきだと考えた銘柄の価格がものすごく安くなっている時、それは絶好の購入タイミングです。人間はどうしても、相場が上がっている時に買いたくなり、相場が下がっている時はつられて売りたくなるものです。これも人の心理が邪魔をして冷静な判断ができないせいです。


自ら十分に勉強し、欲に打ち勝ち、冷静さを保ちながら投資を楽しみましょう。