MetaMask(メタマスク)とは

MetaMaskとは、Chrome,Firefoxなどを使ってイーサリアム系トークンを保管できるウォレットです。

また、MyEtherWalletに代表されるイーサリアム系トークンを管理できるウォレットとChrome,Firefoxなどのブラウザをつなぐアプリケーションでもあります。MetaMaskを使うことによってより安全で簡単にイーサリアム系トークンを管理することができるようになります。


MetaMask(メタマスク)を使う理由

MetaMaskを使う理由
  • 秘密鍵の入力に手間がかからない
  • フィッシング被害へのリスクが低い
  • 操作が簡単で使いやすい

MetaMaskはIDパスワードを設定するだけで利用することが可能です。バックアップを取るために秘密鍵をコピーすることは可能ですが、仮想通貨の送金や保管をするのに秘密鍵をコピー&ペーストする場面は一切ありません。

コピー&ペーストする場面がないということは、よくフィッシングサイトによるパスワード流出などの手口にかかるリスクが極端に少なくなります。フィッシングサイトとは、本物のサイトと似せて造られたサイトのことでサイト内でIDやパスワードを入力した途端パスワードが盗まれてしまい勝手に資産を動かされるという被害にあうリスクが高まります。

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ウォレット作成方法

ウォレット作成方法
    手順1:MetaMask公式サイトへアクセス
    手順2:「GET CHROME EXTENSION(CHROME拡張機能を利用する)」をクリック
    手順3:Googleウェブストアが立ち上がるので、「CHROMEに追加」をクリック
    手順4:拡張機能を開くとPrivasyNotice(プライバシー通知)がでるので「Accept」をクリック
    手順5:Terms of Use(利用規約)を下までスクロールし、Acceptをクリック
    手順6:パスワードを入力しCreateをクリック
    手順7:SeedWordsをコピーしてオフラインデバイスのみに保存
    手順8:SeedWords保存完了後「I've copied it somewhere safe」をクリック

ウォレット作成はたった8つの手順で完了しますがポイントは手順6と7です。パスワードについては個人情報につながるような誕生日やニックネームなどは絶対に避け、20文字以上の不規則な英数字と記号で設定しましょう。

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SeedWordsはパスワードを忘れてしまった場合に再度パスワードを取得するための鍵になります。

手順7で保存するSeedWordsと手順6で利用したパスワードはオンラインにつながるPCおよびスマートフォンなどの中に保存するのは危険です。かならずUSBもしくは、紙媒体のみ保存し、オンライン上で保管することは避けましょう。

オンラインを避ける理由はマルウェアなどのコンピュータウィルスに感染した際にPCやスマホ内に保存されているパスワードを盗むことができるからです。USBや紙媒体はウィルス感染リスクが極端に低いのでパスワード管理におすすめです。


MetaMask(メタマスク)のデメリット

MetaMaskでは、秘密鍵をオンライン上で管理することで仮想通貨の送金や受け取りをスムーズにしています。2018年1月26日に起きたコインチェックのNEM不正送金事件を思い出していただきたいのですが、この事件の要因は秘密鍵をホットウォレットに保存していたことです。MetaMaskの秘密鍵保存方法はコールドウォレットではなく、オンライン上にあるホットウォレットでの管理と酷似しているため、ウィルス感染によって秘密鍵を盗み出すことができてしまいます。

MetaMaskの秘密鍵をオンライン上にさらしているリスクを軽減するにはMyEtherWalletと併用する方法があります。どうしてもMetamaskで資産を管理しなければいけない状況ではない限り、MetaMaskに大きな資産を置かないようにしましょう。