シェアリングエコノミーという言葉があるように2017年においては、映画DVDはもちろんのこと、レンタルカー、シェアハウスやブランドバッグやドレスなどもレンタルする事が多くなってきました。

レンタルは、必要に応じて利用できるため実際に購入するよりもコストパフォーマンスが良いと考える人が増えてきたことも影響しています。

一方で、衛生面や空間的な自己領域を侵されたくないことから、レンタルしたくないものもあるため、どこまでもレンタル産業が発展するわけではありません。



突然ですが、自分のパソコンをレンタルすることは意識的に可能でしょうか。

技術的には「フォグコンピューティング」という技術でPCリソースをレンタルする事が可能です。

フォグコンピューティングは、複数台のPCリソース(計算力)の一部をレンタルし、映像処理や機械学習、ゲームなどの大規模な計算処理に充てるという技術なんです。


仮想通貨市場では「SONM(SNM)」というブロジェクトが、イーサリアムのスマートコントラクトとフォグコンピューティングを使って、大規模なコンピュータリソースを実現することを目指しています。

ホワイトペーパーを読むと、「ドッカーコンテナ」を使うこと簡単かつ独立したリソース提供を行うことができるということです。

このプロジェクトを見て言えることは、現存するスーパーコンピュータやこれから発明される量子コンピュータを上回ることができるかどうかです。世界中のPCリソースをかき集めた時に、量子ポンピュータを凌駕する計算処理とリソースを確保できるのであれば、面白いのかもしれません。


しかし、リソースを提供するということは、セキュリティ対策としても危険を冒すということです。通貨のように溢れてくるものであれば、シェアリングやオファリングが進みますが、デジタル化が進む中でコンピュータリソースは今後ますます必要とされてくるため、どちらかというとパーソナライズ化されるんだと思います。


将来は映画マトリックスのように、体内にコンピュータを埋め込む時代にもなるかもしれません。現代でいえば、自分が使っている歯ブラシを人に貸せないように、コンピュータリソースを人に貸すということがもっとセンシティブになってくるのかなと。

逆に、住宅、通貨、交通なんかは世の中に溢れてくるのでシェアリングが進むという展開が予測されます。