仮想通貨の時価総額ランキングでも10位以内にあるほど人気の仮想通貨銘柄「ステラ(XLM)」名前は知っているけど、実際どんな通貨かはわからない方も多いと思います。プロジェクト名がステラなのに通貨単位が「XLM(ルーメン)」という謎もあります。

この記事ではステラ(XLM)の特徴や将来性をわかりやすく解説していきます。




仮想通貨Stellar(XLM/ステラ)とは

ステラ(XLM)は、XRP(リップル)の決済プロトコル開発メンバーだったJed McCakeb(ジェド・マケーレブ)氏を中心にXRP(リップル)のソースコードを流用後、改良を加えて開発された仮想通貨プロジェクト。システムもブロックチェーンではなくコンセンサスアルゴリズムを採用している点においてXRP(リップル)の複製として扱われることが多くあります。


ステラ(XLM)の概要

Stellarの基本情報
項目 詳細
公開日2014年7月31日
プロジェクト名Stellar
通貨単位XLM(ルーメン)
発行上限なし(1,000億XLMから1%/年づつ上昇)
システムStellar Consensus Protocol
公式サイトhttps://www.stellar.org
Twitterhttps://twitter.com/StellarOrg


仮想通貨Stellar(XLM/ステラ)の特徴

ステラ(XLM)に発行上限はない

XRP(リップル)には発行上限(1,000億枚)が設定されていますが、ステラ(XLM)は初期発行1,000億XLMから毎年全体の1%ずつ追加発行されていくという仕様になっています。発行上限を設けない理由としては価格の急騰やボラティリティを防止するという狙いもあります。ビットコインのように急激な価格変動が起きてしまうと、そもそも通貨としての利用価値がなくなってしまうからです。


ステラ(XLM)の送金速度

XRP(リップル)と同様のシステムを使うことによって単体のトランザクションブロックを処理するために必要な時間は3〜5秒。1秒間あたり1,000件の取引を処理することができます。

ステラ(XLM)の取引手数料が安い

ステラ(XLM)の取引手数料は0.00001XLMに設定されています。2019年6月のXLM相場は1XLM = 14円のため、送金コストはたった0.00014円となります。


仮想通貨Stellar(XLM/ステラ)の将来性

インフレリスク

ステラ(XLM)を購入する人や利用する人が年1%以上の上昇を下回った際にはステラ(XLM)には発行上限がないため、相対的に価値が下がってくることが予想できます。ただし、リップル社のようひ発行量のおよそ半分を保有している組織ではないため、中央集権的な要素はリップル社よりもだいぶ低いのがステラ(XLM)が評価できるポイントでもあります。


ステラ(XLM)に開発進捗

2019年5月にはコアシステム11.1.0バージョンをリリース。5年間で10回以上のバージョンアップを繰り返しながら、毎回新機能を追加しています。


モバイルウォレットと連携

イギリスで開発されたモバイルウォレット「SatoshiPay」でステラ(XLM)を保管することが可能となっています。


仮想通貨Stellar(XLM/ステラ)の購入方法

ステラ(XLM)は日本の仮想通貨で直接購入することができません。Binanceなど海外の仮想通貨取引所を使うことで手に入れることができます。

ステラ(XLM)の購入方法
    手順2:GMOコインでBTCを購入する
    手順3:Binanceに登録する
    手順4:GMOコインで購入したBTCをBinanceに送金する
    手順5:BinanceでBTCを使ってXLMを購入する