今回は、つみたてNISAの記事で紹介した「ひふみ投信」についての記事を書きました。よかったら最後までご覧ください。


ひふみ投信とは、様々なメディアでも有名な藤野英人氏(@fu4)がCEOを務めるレオス・キャピタルワークス(@rheos123)が運営する投資信託会社の主軸商品となります。

ひふみ投信の特徴は「業界内低水準の信託報酬」、そして「高い運用実績」です。


今まで投資信託を利用した事がない方にとって、信託報酬という言葉は聞きなれないと思いますので、信託報酬について説明します。

信託報酬とは

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。ただし、別途支払うのではなく、信託財産の中から「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれます。

投資信託の種類によって信託報酬は異なりますが、年0.5~2.0%程度が一般的です。一般的に特定の指数への連動を目指すインデックスファンドのほうが、ファンドマネージャーの手腕が問われるアクティブファンドより信託報酬が安い傾向があります。

投資家が負担する費用には、保有中にかかる信託報酬の他、購入時にかかる販売手数料や解約時にかかる信託財産留保額があります。

参照元:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/si/J0170.html

信託報酬では、「報酬」という言葉に混乱させられてしまうかもしれませんが、「信託報酬は顧客が投資信託会社に支払う代金である」という事をここで覚えておきましょう。

モーニングスターの調査によると、2017年6月時点でのアクティブファンドの平均信託報酬は1.43%となっており、ひふみ投信は1.0584%なので、平均よりも0.38%下回っているという事になります。



ひふみ投信の実績はすごい

ひふみ投信は、2008年10月に1万円(1万口当り)でスタートし、2018年3月1日時点では5万円を超えています。約10年間で500%も成長しました!


ひょ〜〜、すごーい!!


▼進捗状況は以下のURLから確認が可能です▼
https://www.rheos.jp/toushin/about/value.html


仮にスタートと同時に100万円投資をした場合は、現時点で500万円になり400万円の運用益が発生しているという事になりますね。

日経平均株価が2008年10月時点1万円程度だったのが、2018年3月時点で21,000円となっているので約2倍の200%成長している事を考慮すれば、ひふみ投資の運用実績は非常に優秀である事がわかります。


運用レポートは公式HPに毎月レポートが挙げられますが、Youtubeチャンネルでも「ひふみアカデミー」として動画でレポートを行っています。


運用実績がすごいので様々なメディアにも取り上げられています。

たとえば、2017年2月にはテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演されたり、日経新聞のメディア日経スタイルに掲載されるなど、いろいろなメディアがレオス・キャピタルワークスを取り上げています。

さらに、トムソン・ロイター リッパー・ファンド・アワード・ジャパン「最優秀ファンド賞」を2年連続受賞しているなど、外部からの評価も高いようです。


それ以外でも投資セミナーや社会科見学と称して、投資家と一緒に企業訪問を行うなど、独自のマーケティング戦略も人気の秘密です。

ひふみろの会社見学ツアーinスノーピーク

https://www.rheos.jp/labo/report/2015/0013.html

ひふみ投信とひふみプラスの違い

ひふみ投信もひふみプラスも同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資しているため、投資方針、組入銘柄等に相違はありません。

しかし、ひふみ投信に直接申し込む方法と証券会社を等してひふみプラスに申し込む方法ではいつくかの違いが出てきます。

以下にそれぞれのメリットをまとめましたが、メリットは相対する商品に対してのデメリットにもなります。様々な観点で読み取っていただけるとご自身にあった申し込み方法が見つかる可能性が広がります。

ひふみ投信のメリット
    5年以上の保有で信託報酬率が低くなる
    間接的な費用がかからない

ひふみ投信には「資産形成応援団」という仕組みが存在ます。

資産形成応援団は、5年以上継続してひふみ投信の受益権口数に対して、資産残高の年率0.2%を応援金として還元し、10年以上継続してひふみ投信の受益権口数に対して、資産残高の年率0.4%を応援金として還元します。

応援金(還元金)はひふみ投信から直接顧客口座に入金され、新たにひふみ投信を買い付ける資金に充当されます。(現金のまま渡される事はありません。)


ひふみ投信の公式サイトから直接申し込まず別の証券会社や銀行から申し込みをすると、本来信託報酬とは別に監査費用や買付時解約時の手数料が発生します。

しかし、各証券会社を比較してみると、買付手数料無料で信託報酬もひふみ投信に直接申込と同率の企業が多い為、現時点においてはほとんどメリットとして感じる事はありません。今後、変動する可能性があるという事と、間接的に証券会社がお客様にかかるべき負担を軽減している背景を考慮し、本項をメリットとして記載しました。

証券会社の手数料比較(2018年3月4日時点)
企業名 買付手数料 解約手数料 信託報酬率
楽天証券なしなし1.0584%
SBI証券なしなし500億円まで1.0584%,500億円を超える部分0.9504%,1000億円を超える部分0.8424%
マネックス証券なしなし純資産総額に対して 最大1.0584%以内


ひふみプラスのメリット
    1つの口座で証券会社が提供する複数の金融商品を扱える
    積立回数など買付設定の自由度が高く、100円から投資可能
    証券会社独自のサービスを受ける事ができる

証券会社でNISA口座を作れば、1つのNISA口座で複数の金融商品を持つことも可能です。

ポートフォリオを組める事は非常に大きなメリットです。

仮に、1つの会社だけに投資してしまうと、その会社が倒産もしくは業績悪化した際、一緒に泣き寝入りするしかありません。投資初心者こそ複数のポートフォリオを組んで、分散投資していくべきです。投資市場において、分散投資は基本的な重要戦略です。


つみたてNISAを運用する場合は、定期的な買付設定を行わなくてはいけません。

ひふみ投信に直接申し込んだ場合、買付設定は毎月(年12回)というタイミングで買付を行いますが、証券会社はさらに細かく設定をする事ができます。SBI証券であれば、毎日買付を行う設定も可能です。

さらに、買付下限金額はひふみ投信の場合1万円となりますが、証券会社の場合は最低100円という設定がほとんどです。

買付設定の比較
分類 買付金額 買付間隔
ひふみ投信1万円〜毎月
ひふみプラス100円〜企業によって毎日、毎週、隔月も設定可能

楽天証券では、口座を開設したり投資信託を保有しているだけで楽天ポイントが貯まるプログラムも用意されているようです。

証券会社によって、様々なサービスが用意されているため、チェックしておいて損はなさそうです。

ひふみプラスを選択する人が多い理由

ひふみ投信とひふみプラスの純資産総額を比較すと、4,000億円以上(役4.15倍)の差がある事がわかります。

    ひふみ投信の純資産総額:130,836百万円
    ひふみプラス純資産総額:543,048百万円

10年、20年以上の通しを考えると、その時代においての強者が次の時代の強者であるという事はありえません。日本企業で言えば、大手企業の代名詞でもあった「東芝」が東証一部から二部に降格するなど、時代は目まぐるしく変化し続けるものです。

だからこそ、ポートフォリオの自由度が高い「ひふみプラス」に軍配があがったということだと思います。

おそらく、今後は証券会社もロボアドバイザーやAI技術に特化した金融商品がどんどん現れて、投資業界もパラダイムシフトが起こるはずです。そういった未来を想定し20年間のつみたてNISAを最大限活用する方法としては、ひふみプラスの方が汎用性が高く潰しがきく投資方法と言えます。