ハードウォレットとは

ハードウォレットとは、仮想通貨を保管するための端末(デバイス)として使われています。

多くの人が端末自体に仮想通貨が格納されていると考えていますが、その仕組みは間違っています。

ハードウォレットは、仮想通貨を移動させるための「秘密鍵(パスワード)」を格納しており、仮想通貨資産自体がハードウォレットの中に格納されているわけではありません。


ハードウォレットの購入方法

ハードウォレットをどこから買うかによって、仮想通貨資産を安全に保管できるかが決まります。

現在、仮想通貨を購入できる手段は以下の通りです。

  • 海外の公式サイト
  • 日本の正規代理店
  • ECモール(アマゾン、楽天)
  • オークションサイト(メルカリ、ヤフオクなど)

ハードウォレット購入にあたっての大前提として「中古品は絶対に購入してはいけません。」

公式サイトや正規代理店から購入する場合は全て新品なので安心ですが、Amazonやオークションサイトで購入する場合かなりの確率で中古品にあたる可能性が高いため、あまり購入することをおすすめできません。

CtoCマーケット大手のメルカリがコインチェックの二次被害を懸念し、ハードウォレットの出品を禁止しました。

Amazonやその他の通販サイト購入する事があったとしても、中古品というキーワードをしっかり注意して、避けて購入するべきです。

中古品

Amazonで購入する際は「すべての出品を見る」という黄色いボタンを押した後に表示される企業名に注意しましょう。

Ledger nano Sを購入する場合Ledger社の公式サイトに載っていない企業から購入するのはリスクが高いです。

2018年1月31日時点でのLedger社公式サイトに掲載されている代理店はこちら(引用元;https://www.ledgerwallet.com/retailers)

Ledger正規代理店

なお、公式サイトが検索できない企業もありましたので、そちらは載せてません。

掲載企業を調べてみて感じたのは、フランスLedger社に掲載されている正規代理店が全て信用できるかというとそんな事はないという事です。

サイトをみて、小売店の実績が少なかったり、WEBサイトが放置状態で事業の片手間でおこなっているような組織もあります。

最終的にはご自身のご判断で決める必要があるということです。

もし正規代理店からの購入であれば、お約束できるわけではないですが公式サイトの最上部に乗っている企業「株式会社Earth ship」が最も安全と思われます。

Amazonなどの通販サイトに掲載されている店舗名や販売店名は運営会社の企業名と異なる場合もございます。同じような名前が多い為、しっかりと企業名を確認した上で購入するようにご注意ください。


中古ハードウォレットは秘密鍵の盗難危機

ハードウォレットを購入してまず調べることは、ちゃんと中身が入っているかどうか、誰かに開けられた形跡はないかということです。

公式サイトや正規代理店から購入しているのであれば、大丈夫だと思われますが、万が一アマゾンやその他の通販サイトなどで購入した場合は、危険度があがるため、調べておきましょう。


そして、以下のような形跡があった場合には絶対にそのハードウォレットは使ってはいけません。

一度使用された可能性がないか調べよう

  • 外のビニールが一度破られている形跡がある

  • 中に入っている、アクセサリーが足りない

  • リカバリーシートがない


  • なぜこんなにも慎重になるかというと、それは「秘密鍵」が盗まれていないかという事が重要だからです。


    仮に一度使われたハードウォレットの場合、そのウォレットの秘密鍵が盗まれている可能性が極めて高いです。

    秘密鍵が盗まれた状態であれば、ハードウォレットに入れた資産を盗んだ人がいつでもどこにでも送金できる状態になります。

    この手口はハードウォレットを初期化しても防げないと言われているので、一度使用された形跡がある時点で、使用を諦める事が賢明です。


    ハードウォレットの使い方

    ハードウォレットを購入後、無くしてしまったらどうしよう。といった不安がある人もいらっしゃると思います。

    LedgerやTREZORなどのハードウォレットは、「ウォレット(お財布)」という名前ですが、ハードウォレットの中に仮想通貨が格納されているわけではありません。

    ですので、紛失や盗難にあったり、最悪、破損や故障したりしても、ある事をすれば復活できるんです。

    ハードウォレット

    まず、ハードウォレットに何が格納されているかというと、それはウォレットを開けるための鍵がしまってあります。

    鍵は2種類あり、公開鍵と秘密鍵です。鍵というと分かりづらくなるかもしれませんので、パスワードと考えていただいても問題ありません。この秘密鍵の方がとてもとても重要な鍵(パスワード)になります。

    秘密鍵(プライベートキー / private key)

    秘密鍵とは、銀行口座からお金を引き出す時に使うアルファベットや数字、記号を含んだ文字列(パスワード)です。

    ビットコインに利用されている暗号技術は、(銀行の口座の役割をする)アドレスからビットコインを送金する際に、公開鍵と秘密鍵の2種類がセットにならないと利用できない仕組みになっています。公開鍵も秘密鍵も、オンライン上、PC、スマホ、紙、TREZORなどの専用デバイスなど、あらゆる場所に保存する事ができます。

    ハードウォレットに格納していた秘密鍵がなくなったとしても、秘密鍵を復活させる新たなパスワードを持っていれば、それがリスクヘッジとなるので、ご自身の仮想通貨が閉まってあるウォレットを開ける事ができるということになります。

    そして、秘密鍵を復活させる新たなパスワードがリカバリーシートと呼ばれる24個の英単語です。

    リカバリーシート

    本体を購入すると上記のようなシートが同封されています。これにご自身で24個の英単語を記録し、保管しておく事で万が一の際にでもウォレットを復活できるという仕組みになっています。

    ハードウォレットの被害、リスク

    万が一、ハードウォレットの受信アドレス・送金先アドレスに違うアドレスが表示された場合は、利用しているPCがコンピュータウィルスに感染している可能性があります。

    これらは普段使っているPCにマルウェアなどのコンピュータウィルスが感染したことで、引き起こすトラブルです。

    コンピュータウィルスはあらゆる手段で接触し、感染します。

    感染率が高い事例
    • 海外サイトや特定のサイトを閲覧した。
    • 身に覚えのないメールを開いた。
    • アプリをインストールした。

    PCを使って仕事をしている人であれば、いろんなサイトやアプリをインストールするので、感染を完全に防ぐと事は不可能です。

    アンチウィルスソフト(セキュリティソフト)を導入していたとしても、日々ハッキング技術は進化していると言われているため、完全に防ぐ事はできません。


    しかし、自己資金を盗まれるなど万が一にもあってはいけないことなので、リスクはゼロにしたいはず。

    そうなると、考えられる手段としては、普段オンラインに繋がないPCを用意することです。

    ハードウォレットから送金するときだけオンラインにつなげるのであれば、ほぼウィルスからの被害を避けることができます。


    ハードウォレットの種類

    ここからは現在発売されているハードウォレット紹介していきます。


    Ledger nano s(レジャー・ナノ・エス)

    項目 詳細
    製品名Ledger nano s
    開発企業Leder
    本拠点フランス
    対応通貨30種類
    価格79ユーロ
    公式サイトhttps://www.ledger.fr
    正規代理店アース船株式会社、HARDWAREWALLET.JP

    Ledger nano sは2018年6月現在では以下の通貨に対応しています。

    ledgercoin

    人気通貨であるNEOやQTUMもLedger nano sで保管することができます。投資をするときに仮想通貨の管理手段として指定のハードウォレットに対応しているかというのも判断の一つにするくらいハードウォレットの対応通貨は重要です。

    関連記事:LEDGER NANO Sの購入とアップデート

    Trezor(トレザー)

    trezor
    項目 詳細
    製品名Trezor
    開発企業SatoshiLabs
    本拠点チェコ共和国
    対応通貨500種類以上(https://trezor.io/coins/
    価格89ユーロ
    公式サイトhttps://trezor.io/
    公式ブログhttps://blog.trezor.io/
    正規代理店Brave Bright、Callais Web Marketingなど詳細はhttps://trezor.io/resellers/

    Trezorが管理できる仮想通貨の種類はすでに500種類を超えています。対応通貨もしくは今後対応予定の通貨一覧は以下のサイトよりご確認ください。なんとNEM(XEM)にも対応しています!!

    外部リンク:List of all coins & tokens supported by Trezor.

    Trezorは2018年以降タッチパネル機能がついたハードウォレットをリリースします。PINコードやパスワードを打つときに便利でかっこよく管理する事ができます。詳しくは公式ブログをチェックしてみてください。


    Keepkey(キープキー)

    keepkey
    項目 詳細
    製品名KeepKey
    開発企業KeepKey
    本拠点シアトル(ワシントン州)
    対応通貨7種類
    価格$129.00
    公式サイトhttps://www.keepkey.com/
    公式ブログhttps://www.keepkey.com/blog/
    正規代理店Arete Co., Ltd、R. Global Japan Co., Ltd.など詳細はhttps://www.keepkey.com/resellers/

    KeepKeyが対応する仮想通貨は7種類と他のハードウェアウォレットと比べて対応通貨が少ないため、見た目で選ぶ人がほとんどです。


    CoolWallet S(クール・ウォレット・エス)

    項目 詳細
    製品名CoolWallet S
    開発企業CoolBitX
    本拠点台北(台湾)
    対応通貨6種類
    価格$189
    公式サイトhttps://coolwallet.io/
    正規代理店ターミナル株式会社、株式会社 ENDEX JAPANなど詳細はhttps://coolwallet.io/retailers/

    他のハードウェアウォレットと比較すると価格が非常に高い事が特徴です。カード型なのでクレジットカードやスマホを保管するように持ち運ぶ事ができるので、携帯性としては(形が)優れています。