segwitとは

Segwit(セグウィット)とは、取引データ量の圧縮技術です。仮想通貨に利用されているブロックチェーン技術は、下図のようにブロックの中に取引データを詰め込むことにより取引が承認される仕組みになっています。

ブロックチェーン

引用元:time-space.kddi 

ビットコインのブロックサイズは1MB(メガバイト)と容量が決まっているため、Segwitはブロック内に入れる取引データを圧縮することによって、1つのブロックに入る取引データ量を増やそうという目的がある技術になります。

segwitの仕組み

取引データを分解すると、送信元の情報、送信先の情報、電子署名の3つに分けられます。Segwitでは、電子署名の部分(約全体の6割)を別管理することで取引データを縮小するという仕組みになります。

segwitのメリット

仮想通貨は2017年より取引量が急増したことで、ビットコインは取引処理作業が追いつかず、取引承認が遅くなっています。Segwitにより取引データを圧縮することによって、1度にさばける取引量が増えると、承認作業の効率が上がりました。

さらに、古い仕組みを改良することにより、システムの脆弱性を改善したと言われています。

segwitのデメリット

Segwit導入により一部の採掘者(マイナー)は、Segwitに対応するコンピュータマシーンに変更しなくてはいけない可能性が高まります。

ASICという非常に高価で、マイニング専用の高性能コンピュータチップが中国では広く普及していますが、ビットコインの分裂騒動では、ASICが使えなくなる可能性があると言われていました。

このように、新しい技術を導入する事により、採掘者への負担が増える懸念があります。

Segwitが導入された仮想通貨

    2017/4/23:モナーコイン(Monacoin)
    2017/4/27:ライトコイン(Litecoin)
    2017/4/28:デジバイト(DigiByte)
    2017/7/21:ビットコイン(Bitcoin)

segwit2xとの違い

segwitを理解する事はできましたでしょうか。では、次によく出てくる「segwit2x」について解説します。

segwit2xとは、segwitの後に検討されているビットコインのブロックサイズを1MBから2MBにしようという取り組みです。ブロックサイズを倍にする事によって、1つのブロックに格納できる取引データも2倍になるということになります。

segwit2xは2017年11月3日時点でまだ起きていません。11月にハードフォークが行われると予測する情報もありますが、現状はsegwit2xが起こるかもわかりません。

重要ポイント!
現状でsegwit2xが起こるかどうかの予測は未定。

segwit2xのデメリット

segwit2xを使って、新しいビットコイン(B2X)を創造しようという噂がたくさん流れています。

正直、segwit2xによって引き起こされるデメリットは多すぎて、ここで全て取り上げる事は出来ません。できるだけ簡潔かつ的確なものだけを抽出します。

segwit2xには政治的な狙いがある

segwit2xを支持しているのは、採掘者(ビットコインマイナー)で、コア開発メンバーはsegwit2xに対して否定的です。

採掘者がsegwit2xを支持する理由は、新しいビットコインを作る事によって、採掘量を増やすためです。しかし、現状のコア開発メンバーや投資家にとって、segwit2xの価値は未知数で期待されていません。

segwit2xの開発状況が不明

segwit2xが話題になってから、そう時間が経過していません。実際にプロジェクトがいつから開始されているのか不明で、segwit2xの開発も1人しかいないという噂も流れています。これにより、リプレイアタックなどのセキュリティ対策が不安だという声が多く上がっています。